ソニーのゲーミングブランド「INZONE」から発売中のゲーミングイヤホン「INZONE Buds(型番:WF-G700N)」。
発売は2023年10月とそろそろ3年が経過するモデルですが、2026年4月24日に追加された新色「グラスパープル」を今回購入しましたので、買った理由や新色の外観、使い心地をつらつら書いていきます。
平成の時代に子供だった人にぶっ刺さる”クリアボディ”
買った理由はいたってシンプルです。この「色」です。
平成の時代に子供だった人ならわかってくれると思うんですが、透けてるメカって最高ですよね。
ゲームボーイやワンダースワン、デジモン、どれも人気カラーはボディが透けていて、それを使っているだけでクラスの人気者。なんなら家庭用ゲーム機も後からクリアボディが追加になって、それを持っているというだけでクラスメイトが家に集まったり。
ちょっといいな~って思うガジェットがクリアボディだったらそれだけで大幅加点。買うっきゃない!となるわけです。
この記事のアイキャッチ画像もそうですが、平成の時代を彩ったゲーム機たちと並べても違和感のないINZONE Budsのグラスパープルは特定世代狙い撃ちでしょう。
中身が透ける、見える機械にドキドキするクリアパープル
ここからは実際に中身スケスケでイケイケのINZONE Budsの外観をチェックしていきます。

パッケージはINZONEのブランドカラーをあしらったもので、最近のソニー製品としては珍しくカラフルなものが採用されています。
価格帯に関係なく最近のソニー製品、パッケージの見た目が質素なものが多いので紙製であってもカラフルなパッケージだとちょっとワクワクします。

そして中身とこんにちは。そうそう、こういうやつですよ。クリアでスケスケです。
クリアといってもビビッドなパープルの色味もあってかものすごく中身が丸見えになるわけではなく、程よく「あ、なんかメカっぽいものが見えるぞ」という透け具合。

INZONE Budsはフルワイヤレスイヤホンなのでケースをパカっと開けてイヤホン本体とご対面。
このとき、ケース外側とイヤホンがグロス仕上げ、ケース内側はマット仕上げと2種類のクリアを堪能できます。
平成的に、または実用的には全部マット仕上げの方がいいな~と思ったり。

続いてイヤホン本体。
表側はグロス仕上げですが、外耳に触れる側はマット仕上げ。形状は「WF-1000XM3」に近く、発売時期やハードウェア仕様からすると兄弟、または従兄弟みたいな感じでしょうか。

イヤホン本体にクローズアップ。
操作系は側面の円形部分がタッチセンサーになっているので、ここをタップして再生・停止といった操作を行います。
このあたりは他社イヤホン、というよりソニー製のワイヤレスイヤホンとほぼ同じ。

で、普通のワイヤレスイヤホンと違う部分が「USBレシーバー」の存在。
ケース内中央に収納もできるUSB Type-Cのレシーバーを使うことで、PCやスマートフォンとBluetoothではない、専用の2.4GHz ワイヤレス接続を行うことができます。
これによってワイヤレスイヤホンの弱点である遅延を抑え、ゲームシーンでいえばコンマ数秒の音ズレからくる勝ち負けの機会を防ぐわけです。
ちなみにBluetooth規格・コーデックも「LE Audio」を採用しているので、従来のBluetoothよりも低遅延になっているのがINZONE Buds WF-G700Nの強み。
そしてこれが弱みにもなり、LE Audio非対応のPCやスマートフォンではBluetooth接続を行うことができません。

LE Audioに非対応デバイスでもこのUSB Type-Cのレシーバーを繋げば使用できるので、完全な弱点ではないものの、スマートフォンであれば「充電しながらイヤホンも使う」ができませんし、PCによっては少ないUSB Type-Cポートを1つ塞いでしまい、拡張性が犠牲になるというのは注意が必要です。

もう一度ケースに戻って、側面から見るとピタッとデスクに置ける形状になっています。

ケースを充電するための端子はUSB Type-C。これもケースの下部にあり、ケース形状と相まって持ち運ぶよりも「ゲーミングデスクのモニター下に設置して、使用時にパっと取り出して使う」方が向いていそうです。
それにしてもどの角度から見てもなんとなく中身が透けているのはかっこいい。
ちょっと指紋や埃が目立ちやすかったり、小傷も目立ってしまうんだけどやっぱり透けてるって最高。
PC向けソフトウェア「INZONE Hub」で自分用にカスタマイズ
見た目が最高にクールなINZONE Budsのグラスパープルですが、先にも書いたように仕様からするとスマートフォンで使うよりも、メインはPC利用を想定しています。
なのでINZONE Budsに関する各種設定も、基本的にはWindows PC用ソフトウェアの「INZONE Hub」から行うことになります。ゲーミングデバイスを何かしら使ったことがある人に向けていえば「Razar Synapseみたいなやつ」とか「LogicoolのG Hubみたいなやつ」ですね。

「サウンドプロファイル」ことイコライザ設定で好みの音にチューニングを行えます。
イコライザ設定もデフォルトでFPS向けのプロファイルが用意されているなど、このあたりからもINZONE Budsがゲーミング向けのイヤホンであることが感じられるポイントです。

「本体設定」は一般設定として、イヤホン本体のタッチセンサーの動作を中心にハードウェア機能の設定を行うことができます。
ここも一般的なイヤホンと違ってタッチセンサーの初期設定に「再生・停止」といった音楽再生のコントロールが割り当てられていないところがゲーム用らしさ。

あとゲーミングっぽいな~と思うポイントとして、指定したアプリケーションを利用しているときに、イコライザ設定を自動で切り替える「アプリ連動設定」もあります。
肝心の”音”も十分にいい、バッテリー稼働時間にも不満なし
イヤホンなので重要なのは音。
ただ音って表現や評価が難しいんですよね。人によって音の好みが違うので、僕が良いと思う音は他人にとっての嫌いな音かもしれません。
主観的になりますが、音については十分に良いと思います。
イコライザなど一通りオフにした状態では全音域でフラットな鳴りで解像度も高く、音楽を聴くよりもゲーム用として「欲しい音がちゃんと聞こえてくるか」に向いた音作りです。
逆に買ったままだと音楽視聴には不向きで長時間聴いていると耳が疲れてきます。
連続再生時間はスペックシートではUSBレシーバー経由で12時間、LE Audio接続時で24時間で、実際に使っていてバッテリーは半日以上持ちます。
常に音楽を聴きっぱなしだともう少し短いかもしれませんが、ちょっとビデオ会議に参加したり、3~4時間ゲームに没頭するような使い方であればバッテリー切れの心配はなさそうです。
+1、日々のイヤホンのスタメンに追加してもいい1台
ワイヤレスイヤホン、多分ガジェット好きな人だとすでに手元に何台も持っていると思うんですよね。
基本的には「音楽視聴用」「トレーニング用」あたりか、音のキャラクターの違いで「ロックを聴くならこっち、でもアニソン聴くならこれ」みたいな使い分けとかで複数台は当たり前。
で、そこで今度はゲーム用です。
LE Audio、またはUSBレシーバーで低遅延という他のワイヤレスイヤホンにない強みがあります。
SBレシーバーはNintendo Switch 2なんかでも使えますし、日々何かしらのゲームをする人ならゲーム用のワイヤレスイヤホンを持つべきでしょう。
あとはやっぱり見た目。特定世代にぶっ刺さるビジュアルは強い。ビビッドかつスケルトン、この組み合わせはデスクの上でも華になるのでおすすめです。