定期的にSNSにイケイケでオシャレな部屋やデスクの写真があがっていたり、そういうのを「ツアー」として紹介する記事や動画を見てはすげ~な~と思っているんですが、そんな人様に見せられるようなデスクでもないので今まで便乗することはなく。
ただ、年末なのでね、おもしろそうなアドベントカレンダーがあるのでせっかくだし……ということで、クビモポロンクロポンモビのデスクツアーをお送りいたします。
この記事は、みるくここあさん(@milkcocoafarm)主催の「デスクツアー2024 Advent Calendar 2024」15日目の記事です。
デスク全景(メインモニター周り)
まずはデスク全景から。と言いつつ、全体収まってません。
デスクはホームセンターで買ってきた杉の集成材を幅160cm、奥行70cmにカットして天板にし、Flexspotの電動昇降デスクE7と組み合わせて使っています。
ただ電動昇降機能ほとんど使わないんですよね。今のデスクを作って4年経ちますがモニターアームの取付やデスク下の配線をどうにかするのに動かしたくらいで、常に高さ69.5cmの設定で使ってます。
メインで使っているモニターはDELLの40型5K2Kの「U4021QW」。2021年の発表時に「これだ!」と思い、発売直後に購入してかれこれ4年近くメインモニターとして使っています。
2024年の年始に発表された後継モデルの「U4025QW」も購入しましたが、いかんせんモニターアームへの取付まで含めると入れ替えが面倒なのでU4021QWをそのまま使い続けています。
5120×2160ピクセルの解像度は本当に広いのでテキストエディタを開いて原稿書きつつ、横に資料を広げてピクチャーインピクチャーでレビュー機の画面も表示するような使い方ができるので、ものすごく作業が捗ります。OldTweetDeckだったら20カラムくらい表示できます。
Windows 11のウインドウ整列機能(スナップ機能)との相性もよく、複数のウインドウをガシガシ開いてどんどん整列させて不要になったものは閉じて……と、広い机にノートや参考書を広げた方が効率がいいのと同じで、モニターも広く解像度が高ければそれと同じことができるので、本当に快適に作業が行えます。
KVM機能も便利で、モニターに繋いだトラックボール・キーボードなどUSB接続の機器をWindows自作機とMac miniの両方で使えるのであっちこっち繋ぎ替えたりする手間も省けて最高です。
なお、この4年弱の間に5K2K最高!!!と布教しまくったらみんな買いました。
モニターの上に載っかっているのはBenQのモニターライトの「ScreenBar」とエレコムのWindows Hello(顔認証)対応のWebカメラ。
ScreenBarは上位モデルでコントローラー(リモコン)のついたモデルなどもありますが、価格差の割にメリットが少ないので一番スタンダードなモデルを使ってます。
エレコムのWindows Hello対応のWebカメラはログオン時の顔認証で使っているだけなのでそこまで出番はありません。でも顔認証対応になってるってなんか気持ちいいじゃん?
さらにアームで吊ってるのもWebカメラで、こっちはASUSの「ROG Eye」。逆さまに取り付けているのでZoomなどのビデオ会議では映像を上下反転させて使ってます。
同じくアームで奥に見える(見切れている)のはオーディオテクニカの「AT2020」というコンデンサーマイク。ビデオ会議で使ってましたが最近はボイスチャットが必要なゲームのときしか出番がないちょっと残念な扱いです。
モニター横に置いてあるスピーカーはソニーの「CAS-1」。
フルデジタルアンプ搭載で最初からPCデスクに置いて使うようなニアフィールドリスニングに重きを置いた製品で、発売当時に競合らしい競合もなく筆者のニーズにドンピシャで購入してもう9年使い続けています。
後継製品が出てこないので買い替え先がなく、そして未だ壊れる気配もないので買い替え予定はないんですが、ソニーからCAS-2とかCAS-1M2とか出てきてくれたらまたきっとすぐに飛びついて買い替えるはず。
PC
メインで使っているのはWindows自作機。
Twitter推奨スペックPCと言い張って組んだAMD Ryzen Threadripperの自作機は流石にアーキテクチャの古さからコア数が多くても遅さを感じることも増えてきたので今年の夏頃に退役させました。
現在はゲーム用として組んだIntel Core i7-12700Fを搭載したPCを暫定的にメインPCとして使っています。Ryzen Threadripper 3970Xよりはシングルスレッドは速いんですけど、第12世代(開発コードネーム:Alder Lake)だとCPUコア数がちょっと少なかったりするのでメインで使うには時々パワー不足を感じているので来年新たにメインPCを組み、こいつはゲーム用PCに格下げ予定。
ケースは俗に言う煙突形の「NZXT H1 V2」を使っていますが、意外と大きく高さもあって邪魔なので、ゲーム用PCに格下げするタイミングで違うケースかオープンフレーム運用にしようかな~とか考えています。
Windows PCの左隣にモニターアームで取り付けているのは13インチ・フルHD解像度のモバイルモニター。普段はSlackやTeamsなどチャットツールを表示するのに使ってます。
デスク上には2台目のPCとしてApple Mac miniもあります。
割と最近発表、発売になった「M4」搭載モデルで、ストレージ容量は256GBの最安モデル。
SafariでのWebサイト表示の確認やXcodeをさらわないといけないときに使うだけなので、従来のMac miniよりコンパクトになって机の専有面積減ったのは結構うれしい。でも言うてそんなにM4速くないっすね。
PCは2台ありますがキーボードなど入力デバイスは上で紹介したモニター「DELL U4021QW」のKVM機能を使ってWindows・Macで共用しているので1セットだけです。
キーボードは富士通クライアントコンピューティング(FCCL)が販売している「FMV Mobile Keyboard」。ベストバイにも挙げたノートPC「FMV LIFEBOOK UH」とほぼ同じ配列・キーピッチのキーボードなのでデスクトップとノートPCを行き来してもキー配置や打鍵感の違いにイラっとしないのがお気に入り。
FMV Mobile Keyboardにもポインティングデバイスとしてトラックパッドもありますが、トラックボールの方が楽なのでロジクールの「M575「も使っています。最近静音スイッチに変わった「M575SP」にモデルチェンジしているのでそれに買い替えようか検討中です。
また、キーボード左隣に置いてあるのはペリックスのワイヤレストラックパッド「PERIPAD-706」。Windowsも2本指や3本指のジェスチャー操作でウインドウ切り替えなど便利に行えるので、これを有効活用したく最近導入しました。
モニター下のアレコレ
モニター右下にはThunuderbollt 4 Dockを置いています。
Windows自作PCなのでUSBポートの数は潤沢なんですが、PC本体から周辺機器のケーブルが伸びているとメンテナンス等で分解するときのケーブルの抜き差しが面倒なので。
……と言ったものの、見ての通りUSB機器はまだ全然繋いでいません。「そのうち配線まとめる際にやろう」でまだ手をつけてないやつですね。
SDカードリーダー機能があるのでDJI Osmo Pocket 3で撮影した動画データの取込や、CFexpress Type Bカードのリーダーも繋いでいるので今は専らカメラとデータのやりとりをするために使っている状態ですね。
置き時計代わりに昨年のベストバイに挙げた「Lenovo Smart Clock」と、SwitchBotのCO2センサーもモニター下に置いています。
自室のスマートホームはGoogleアシスタントにまとめているのでLenovo Smart Clockはそのスマートスピーカーとしての役割も兼ねています。
SwitchBotのCO2センサーは換気の目安に……と設置したものの、我が家の24時間換気がたいへん優秀なのか換気の目安となる1,000ppmを超えたことが1度もないので現状飾りですね。むしろ温湿度計機能の方が今の時期は活躍してるかも。
コンデンサマイクを繋ぐのに使っているオーディオインターフェイスもモニター下に置いてます。
モデルはSteinbergの「UR22C」。最近は時間もないので出番が少ないんですが、エレキギターを繋いでDAW(Cubase)で宅録するのにも使ってます。
マイク、ギター以外にはソニーのモニターヘッドフォン「MDR-CD900ST」もUR22Cに繋いでいるので宅録時はAT2020で仮歌入れつつギターを鳴らして……なんてこともできます。
その他
出番はまちまちですが、PC周りで使いたいデバイスやケーブルはデスク横の壁にフックなどを使って置き場所を作ってます。
ゲームコントローラーは「Xbox コントローラー」「DualSense」「Nintendo Switch Proコントローラー」と主要なものは一通り。設置場所的に写しようがないんで省いてますが、キャプチャーユニット&OBSでゲーム画面の配信もできるようにしているので、それらで遊ぶ際に使ってるコントローラーたちです。
外付けSSDや各種USBケーブル、LANケーブルなどもここに各種1~2本ずつ提げてあるのでレビュー原稿で色々な機材を繋いだりする際に使うものは一通りデスク周りに揃えてあります。
デスクの右端にはノートPCやタブレットをスタンドにまとめて置いています。
そしてこれらをまとめて充電するためにマルチポートの充電器を天板下に適当な金具やゴムシートを使って固定して、モバイル機器全般をデスク周りで充電する際はここが定位置です。
頻繁に持ち出して使い充電する機会の多いノートPCとタブレット、モバイルルーターはCIOのマグネット端子・変換ケーブルを組み合わせて楽に充電できるようにしています。
充電器はAnkerの「Anker Prime Charger (200W, 6 Ports, GaN) 」なのでノートPC2台、iPad 2枚をまとめて充電できるので、色々フル装備で外出した場合でも一箇所でまとめて充電できるのは便利っすね。
あと、2ポートあるUSB Type-A端子のうち1つだけは使っていて、5Vしか入力を受け付けない粗末なデバイスの充電もここで行っています。
ノートPCらの影になって写っていませんが、この奥にApple Watchの充電スタンドなどもあります。
みみっち
みみっちです。
部屋の間取りの都合、これ以上デスクを大きくしたり設置場所を変更することができないのでどうしても「一極集中」でモノを設置するしかないのでミニマリストやオシャレと対極にある、全部載せのようなデスクの紹介でした。
PCの項で書いた通り来年はメインPCを新たに組む予定もありますし、そのタイミングで活用しきれていないThunderbolt 4 Dockへ周辺機器の接続をまとめようとも考えているため、来年末も筆が載ればデスク周りをご紹介するかもしれません。
この記事は、みるくここあさん(@milkcocoafarm)主催の「デスクツアー2024 Advent Calendar 2024」15日目の記事です。