予算20万円!NZXT H1 Version2で組むゲーム用PC

PC

少し前の話になりますが、メインの自作PCとは別に「ゲーム用」としてPCを組みました。

「ゲーム用」というのは後付けの理由で、一番の理由はPC Watchに寄稿した通り「PCを組みたくなった」「気になるケースで組みたかった」ので、メインPCと分けて使えるPCにするなら「ゲーム用」という位置付けでパーツ選定を行うと丁度よかった、という感じ。

【買い物山脈】 PCを組みたくなったので、気になっていた「NZXT H1 Version2」で組んでみた
 最近、自分用にPCを組んだりパーツを購入して交換したりをまったく行なっていないなと思い、気になっているパーツで組んだらいくらになるだろう? と調べていたら、あっという間にパーツが揃いマシンを1台組んでしまった。

寄稿した先で触れていない内容もあるので、せっかくなので続編やチラ裏的にブログに書いていきます。

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予算はだいたい20万円、3年は使えるマシンとして組もう

自作PCを組む際に悩ましいのが予算。安く組もうと思えば5万円くらいから、予算に糸目をつけなければ100万でも200万でも注ぎ込んで組むことができるのも自作PCの楽しみです。

今回は「NZXT H1 Version2」で組むことがメインのテーマで、ここに「ゲーム用」として十分な性能を詰め込んでいくことを条件として「20万円」を上限にパーツを選定し組むことにしました。

種別型番価格
CPUIntel Core i7-12700F46,979円
マザーボードBIOSTAR B660GTN14,326円
メモリCrucial CT2K32G4DFD832A DDR4-3200 32GBx228,970円
ビデオカードSapphire PULSE AMD Radeon? RX 6600 XT35,000円
SSDWestern Digital SN770 500GB9,224円
PCケースNZXT H1 Version2(CPUクーラー・電源ユニット付属)45,700円
その他Intel AX210NGW (内蔵Wi-Fiモジュール)31,500円
合計183,349円

今回組むにあたって買い揃えたパーツは上記の通り。
2022年7~8月に購入した際の価格で18万円強ですが、今揃えてもそんなに価格差はないはずです。

むしろ今の方が「CPUが第13世代に更新」「ビデオカードも旧世代扱いで特価も多い」ので、同じ予算内でももう少し高性能な構成で組めるかもしれません。

また後から色々増設や交換をして性能アップは狙わず「組んでから3年間、不満なく使える性能」という隠しテーマも設けていたので、CPUは第12世代のIntel Core i7-12700F、ビデオカードもゲームタイトルにもよりますが、フルHDの高画質設定で遊べるであろうミッドレンジ~ミッドハイのRADEON RX 6600 XTをチョイス。
メモリは16~32GBで十分と思いましたが、価格差もそんなにないので搭載できる上限の64GBまで積みました。

オーバークロックはしないので「Kなし」十分

Intel Core i7-12700F パッケージ
今回選んだCPUは「Intel Core i7-12700F」

今回選んだCPUは「Intel Core i7-12700F」。いわゆる「Kなし」「Fつき(GPUなし)」の、同世代のIntel Core i7の中では””安いヤツ””です。

例えば「Intel Core i7-12700K」のように製品型番の末尾に「K」がついているモデルは「CPUのオーバークロックが可能」で、それこそ冷却機能に気合いを入れていけばものすごく速く動作するようにもできます。
ですが今回組み込むケース(NZXT H1 Version2)は小さくスペースに余裕もないのでオーバークロックを行う余裕はありません。

また映像出力は別途用意したビデオカードに任せるのでCPUに搭載されるGPUは不要と判断しました。

メインのPCであればもう少し性能や機能に遊びを持たせてもいいんですが、今回は「予算」と「テーマ」が決まっているので、とにかく不要だと思えるものはなるべく削って「抑えて」ます。

CPUが「Kなし」ならマザーボードも「B」でいい

BIOSTAR B660GTN
オーバークロックは不要なので「B660」搭載の安価な「BIOSTAR B660GTN」をチョイス

CPUが「Kなし」なのでマザーボードも「B」を選びました。

Intel向けのマザーボードには同じ世代でもいくつかのグレードがあり、例えば今回選んだ「第12世代 Intel Core iシリーズ」向けにリリースされたマザーボードの「600番台」のチップにも、大きく分けると4種類ほどのチップ・グレードがあります。

基本的にどの世代でも「Z」を冠したチップが最上位に位置し、600番台のチップセットでも「Z690」が最上位として設定されています。
例えば「Z690」であれば「高速なDDR5メモリに対応」「CPUのオーバークロックに対応」「高速なThunderbolt 4に対応」などが他に比べて優位になっています。

ただ、今回は上にも書いた通り「CPUのオーバークロックは行わない」ので「オーバークロックできないCPU(Kなし)を選んだ」等、Z690を選ぶメリットが最初から薄れています。
さらにメインのPCではなくゲーム用のPCなので多くの拡張性も求めないとなるとThunderbolt 4に対応する必要などもありません。

そこで今回選んだのがエントリー~ミドルレンジの「B660」を搭載したマザーボードです。
価格もZ690搭載のマザーボードが3~5万に対し、B660なら「1~3万円」と半額程度で済みます。

B660はCPUのオーバークロックに非対応なので今回選んだ「Core i7-12700F」との組み合わせとしてはバッチリ。
メモリもDDR4までの対応ですが、DDR4なら「手元に余ってる」とか「マシンを組むときに特価でそこそこの容量が買える」ことも多いので、予算を抑えたい場合にもうってつけです。
(最近はDDR5でも安いものが増えてきたので価格的なメリットは少々薄れ気味ですが)

ビデオカードは予算内で「フルHDで240Hz対応」狙い

Sapphire PULSE RADEON RX 6600 XT
ビデオカードはミドルレンジモデルの「RADEON RX 6600 XT」

「ゲーム用」として組んだ今回のPCですが、ゲームといってもどんなタイトルで遊ぶかで求められるビデオカードのスペックは、上から下まで様々です。

例えば「AAAタイトル」と呼ばれるような、家庭用の高性能ゲームコンソール(PS5)の目玉タイトルのPC版を最高画質で遊ぶのであれば10万円~20万円クラスのビデオカードを搭載しないと満足なパフォーマンスは出ません。
具体的には「Cyberpunk 2077」とか「ELDEN RING」とか、ああいうやつを4Kでヌルヌル動かしたい場合ですね。

そのへんのタイトルはPS5で遊ぶので、筆者の場合は「PCでないと遊べないもの」が主。
基本的には「フルHD」で「60fps~120fps」程度出れば十分に遊べるような、グラフィック面では1世代前くらいのクオリティのものが中心です。
これであれば多少余裕を持たせて「~5万円」くらいの予算で購入できるミドルレンジのGPUを搭載したビデオカードで十分。
具体的には「NVIDIA GeForce RTX 3060」や今回選んだ「AMD RADEON RX 6600 XT」あたり。

丁度今回は身近なところで「6600 XT、余してる」という素敵な話があったので、このPCを組んだ2022年夏頃の市場価格より気持ち安く手に入れることができました。
最近は特価で4万円弱、中古でも3万円前後まで購入できるので同じ構成で組んだ場合はもう少し安く抑えられるかも。

その他のパーツは予算内に収まるよう、適当に

PCの性能を決める基幹パーツを選んだ後は、予算内に収まるように、また使い方の範囲で困らないように適当にパーツをセレクトしました。

CPUのオーバークロックを行わないと決めた時点で、メモリは「サポートされる中で、定格クロックで最も速いもの」である「DDR4-3200」で定格動作するものを選択。

SSDも選択肢は色々ありますが、とりあえず「PCI Express 4.0」に対応するもので信頼のおけるWestern Digitalの「WD Black」から、OSとゲーム数本を入れるなら十分な500GBのモノを。

その他は「PCケース」「電源ユニット」「CPUクーラー」ですが、今回PCを組みたい動機になったPCケース「NZXT H1 Version2」には、これらすべてがセットになっているので、それをそのまま利用しています。

自分好みの丁度いい1台が完成

PCを組む際、色々なテーマがあると思います。
「遊びたいゲームの要求スペック」で組んでもいいですし「今、最も速い組み合わせで動画編集が一番快適に行えるように」と組んでもいいですし「将来的にアップグレードを行うが、最初は予算を抑えて組む」でもいいですし。

今回組んだマシンは「予算はだいたい20万円、3年は使えるマシン」「軽めのゲーム用」のテーマで組んでみましたが、完成したPCの内容には満足しています。一言で言うと丁度いい

現在は為替の都合で「前よりもパーツが高い」なんて意見もSNS上では散見されますが、同時に「CPUやGPUの世代交代のタイミング」でもあり、つい最近までは最新世代と呼ばれていたパーツが「旧世代として特価」になっていることも珍しくなく、それなりに納得のいく性能で想像よりも安価に組むことができるタイミングでもあります。

なんとなく欲張って「CPUは最低でもi7がいいな~」とは「メモリ多め」と選んでいますが、ここは「i5に16GBで十分」とかで組めば15万円以内に抑えることもできる(かも)

寄稿記事のチラ裏的に書いてみましたが、近々PCを組もうかな?なんて考えている人に、パーツ選びと構成の参考になれば幸いです。
予算と性能のバランスに悩む自作PCの楽しみをぜひエンジョイしてください(笑)