次に組むPCの構成で悩む

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ぼちぼちまるっと新しいPCを組もうかなーと考えています。

今使っているPCも、ケースを取り替えたりと多少手を入れているものの、今夏で組んで3年が経ちます。
デスクトップPC向けの第12世代 Core iプロセッサのソケットは「LGA1700」、これは前世代のプラットフォームで組んだPCとなるため、現行世代で組むならどういう構成にしようかな~と、今考えている青写真の構成を書き出してみます。

▼ 今使ってるPCの最新の構成はコレ

今と変わらず「Intel」で組む

今使っているCPUが「Intel Core i7-12700F」なので、新しいPCもIntel CPUで組もうかな~が1案目。

CPUのオーバークロックを行うこともないので、今後発売予定の「Core Ultra 7 265」と、2025年1月に販売開始になった新チップセット「Intel B860」を搭載したマザーボードを組み合わせた構成が鉄板かなと考えています。

「Intel B860」のPCI-Expressの総レーン数の少なさは気になるものの、取り付ける予定の拡張カードに必要な帯域などは十分確保できるので、今時点の販売価格(推測含)で考えると以下のような構成・総額になります。

CPU Intel Core Ultra 7 265 69,800
マザーボード MSI MAG B860 TOMAHAWK WIFI 42,980
メモリ G.Skill Ripjaws S5(F5-6400J3239G32GX2-RS5K・計64GB) 34,802
ビデオカード Radeon RX 7800 XT 0
SSD(Boot) KIOXIA EXCERIA PLUS G4(2TB) 33,980
SSD(Data) Kingston SNV3S/4000G 0
CPUクーラー Noctua NH-D15 G2 24,970
電源ユニット FSP DAGGER PRO ATX3.0(PCIe5.0) 850W 21,980
ケース 中華オープンフレーム 10,000
合計 238,512

※CPUは未発売につき、発売済の「265K」の価格を仮入れ。
※金額が「0」になっているパーツは今持っているものを使い回し

だいたい20万前後だろうと思っていたので、概ね予想通りの金額です。
CPUの価格はもう数千円安くなるかな~?と思っていたり、マザーボードとのセット割があればさらに数千円安くなると思いますが、まだ出ていないので一番高くなるケースで仮入れです。

オーバークロックもしないので、CPUクーラーはちょっと過剰かなと思ったり。今のPCで使っているDEEPCOOLのASSASSIN IVがいい感じなので、新しく組む方でも選んでもいいかもしれません。(それで約1万安くもなる)

リサ・スーを信じてAMD Ryzenで組む

最近、何かと評判がいいAMDのRyzen。そういえばRyzen 1700X→Ryzen 3900X→Ryzen Threadripper 3970Xと、今使っているPCの前はずっとRyzenユーザーだったので、出戻りしてもいいかなとも考えています。
別にRyzenで何か困ったこともないですし、完全にその時々の価格次第といったところ。

CPU AMD Ryzen 9 9900X 60,000
マザーボード MSI MAG X870 TOMAHAWK WIFI 50,980
メモリ G.Skill Flare X5(F5-5600J4040D48GX2-FX5・計96GB) 51,018
ビデオカード Radeon RX 7800 XT 0
SSD(Boot) KIOXIA EXCERIA PLUS G4(2TB) 33,980
SSD(Data) Kingston SNV3S/4000G 0
CPUクーラー Noctua NH-D15 G2 24,970
電源ユニット FSP DAGGER PRO ATX3.0(PCIe5.0) 850W 21,980
ケース 中華オープンフレーム 10,000
合計 252,928

※金額が「0」になっているパーツは今持っているものを使い回し

こちらも適当にパーツを選んで25万円。っと、ちょっと高いですね、Intelの構成よりも。

高い理由は「マザーボード」「メモリ」で、マザーボードは上位チップセットの「X870」、メモリも試しに「48GBモジュール」を選んでみたからですね。
Intelの構成同等のパーツを選ぶと総額は同じくらいになるため、どちらを選んでも支出としては変わりません。

で、結局どちらを選ぶのか

書き出すだけ書き出してみたんですけど、結局どちらの構成で組むかはまだ未定。

Intel Core Ultra 200Sシリーズですが、同時期に発売になったRyzen 9000シリーズや、第12~14世代のCore iシリーズ比で「パフォーマンスがイマイチ」なんですよね。ただ、それも主にゲームシーンでの話になってくるので、ゲーム用のPCではないことを考えれば憂う部分はそんなにないんですけど、心の中で「しかし、同時期の製品に比べガッカリ性能なのは……」という気持ちもあり……。

昨年、発売前にレビューも行っていますが、そのときもパフォーマンスが出なくて苦労したことから、ちょっと心象が悪いんですよね。これで2025年後半に出るであろう製品と、大きく性能差があったりすると目も当てられません。

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かといって、AMDのRyzenも「AM5ソケット」に更新されてすでに2年が経過しています。
先代のAM4プラットフォームが未だに現役なことを考えるとAM5を選んで失敗することはないとわかっていても、これも散々登場時からレビューでさわっているので、新しいものをさわった感がないんですよね。

上の試算でも「Aliexpressで安くCPUを買う」ことも加味した価格になっているので、そこで良い出会いがないとCPUにかかるコストも跳ね上がるため、上記の構成が現実的でなくなる点も決めきれない理由です。

まぁ、色々書いてみましたが、まだ「青地図」での構成案です。自作PCはこれを考えている間が一番楽しいので、書くだけ書いて思考を整理して、いざ買うぞ組むぞのときに「悩んだ理由をちゃんと自分なりに解決、納得して」買えたら、それでいいんじゃないでしょうか。

(今は時期じゃない!おじさんにだけはならないようにしたい)

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