NTTドコモの2016-2017冬春モデルで最安となる「MONO MO-01J」の発売日が12月9日に決定しました。
発表時より話題だった「一括648円」という本体価格が魅力のMONOについて、価格やスペックなどを改めてご紹介です。
一括648円は機種変更でもOK!!
一括648円というキャリアから発売のスマホとは思えぬこのお値段。
「どうせ他社からの乗り換えだけなんでしょ」と思ってしまいますが、MONOに限っては機種変更でも一括648円で購入可能です。
それ以外にかかる費用として「事務手数料」が発生します。
新規契約や他社からの乗り換えの場合は3,240円。
FOMA(二つ折りのケータイや初期のスマホ)からの機種変更でも3,240円。
Xi(2011年末以降が主)のスマホ・iPhoneからの機種変更であれば2,160円。
事務手数料は翌月の請求(利用料金合算)となるので、店頭での支払いは本体代金の648円のみ。これもドコモポイントなどでサクっと支払えてしまう額なので、実際には1円も支払わずに済んでしまう人の方が多そうです。
また、事務手数料も払いたくない…!という場合、ドコモオンラインショップでの購入がオススメ。
Xi(2011年末以降が主)のスマホ・iPhoneからの機種変更発生する2,160円が割引になります。
割引条件は「端末購入サポート」への加入が必要なので要注意!!
一括648円と安いのにも条件は付きます。
「端末購入サポート」という割引サービスに、通常の二年契約とは別に加入が必須です。
参考: キャンペーン : 端末購入サポート | NTTドコモ
端末購入サポートは購入月+12ヶ月の間、指定した料金プラン・割引サービスに加入するなどの条件がついてきます。
万が一、途中で指定されたプラン以外に変える、機種変更を行うなどすると、二年契約の解除料以外に15,876円が請求されてしまうので要注意。
端末購入サポートで「いつ解除料がかかるか」「何をしたら解除料がかかるのか」は以下の記事にまとめていますので、ちょっと心配かも…という人はこちらも合わせてお読み頂ければと。
それでもわからない!という場合はコメント欄までお気軽にご相談ください:-)
安いけど大丈夫?性能を確認
ここまで安いと「本当に大丈夫?」と疑いたくなるMONO。
サクっとスペックなどをおさらいしていきます。
機種名(型番) | MONO (MO-01J) |
---|---|
製造メーカー | ZTE |
OS | Android 6.0 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 617(MSM8952) 1.5GHzクアッドコア + 1.2GHzクアッドコア (合計8コア) |
メインメモリ(RAM) | 2GB |
保存容量(ROM) | 16GB |
microSDカード | 対応・最大128GB |
画面サイズ・解像度 | 4.7インチ HD(720×1280px) |
メインカメラ | 約1,330万画素 |
インカメラ | 約490万画素 |
バッテリー容量 | 2,440mAh |
最大通信速度(下り・上り) | 150Mbps・50Mbps |
VoLTE | 対応 |
防水防塵 | 対応 |
おさいふケータイ | 非対応 |
ワンセグ | 非対応 |
本体サイズ | 約136×69×8.8mm |
本体重量 | 約138g |
製造メーカーはZTE。最近はSIMフリースマートフォンでハイエンドモデルのAXONに注目の集まる中国のメーカーです。
「MONO」というブランド自体はドコモ側が設定・監修しているため、品質については問題ないと考えていいでしょう。
CPUはQualcomm Snapdragon 617を搭載。600番台の扱いはミドルレンジなので、一括648円という安さながら動作には十分期待のできるCPUを採用しています。
安価な機種にありがちなSnapdragon 400や410、MediaTek製チップセット・CPUでないのはかなりGood。
逆に安価なことで割り切らなければいけないのは「ワンセグ」と「おさいふケータイ」
ここは非対応になっていますが、代わりに防水・防塵には対応しています。値引き前価格の約3万円や、実売が1万円前後のエントリーモデルのSIMフリースマートフォンで防水防塵に対応している機種は少ないため、十分にアドバンテージがあると考えていいでしょう。
このスペック・対応機能を踏まえてMONOは買いか否かで考えると、僕の中では「買い」ですね。
もちろん、どんな人にオススメするかにもよりますが「そろそろスマホに買い換えたい」「多くは求めない、けど、LINEを始め各種SNSは十分に楽しみたい」という人であれば、まず買い換えて失敗はしない機種です。
こんな使い方もオススメ
世間を賑わす「格安SIM」「格安スマホ」の多くは、回線にNTTドコモを利用しており、NTTドコモのスマホに買ってきた・届いたSIMカードを取り付ければあっという間に格安スマホのできあがりです。
※設定が必要な項目もありますが、同梱のマニュアルが最近は親切ですので大丈夫でしょう。
例えば、使い慣れたケータイからMONOへ機種変更。
機種変更したMONOに格安SIMを取り付け、元々のSIMカードを使い慣れたケータイへ戻して2台持ちという使い方もあり。
電話が多い、今まで通りにメールもしたい、けど、LINEなどを使ってみたい…なんて人は、この方法での2台持ちにしてみてはどうでしょうか。
ケータイに不慣れな家族であれば、誰か使い慣れている人がこの2台持ちの設定をしてあげると喜ばれるかもしれません。
なお、MONOと組み合わせる格安SIMとしては以下でご紹介しているLINEモバイルが僕的には一番オススメです。
もちろん、2台持ちにあたって必要な手続きがわからない、どういうプランに変えたらお得かわからない、なんて場合は是非ご相談ください。
コメント欄でもメールでも、なんでもOKです。
まとめ: 一括648円を侮ってはいけない
以上、12月9日に発売になる、NTTドコモの新スマホ「MONO」についてでした。
一括648円という安さの理由、それでも十分すぎるほどのスペックや使い方について今回はざっと書き出してみました。
意外と普通に売れちゃう機種になるんじゃないかな?と僕は予想しています。
周りに相談する人がいない…!という人はドコモショップや家電量販店へ。
とりあえず買ってしまおう!とか、困ったら中の人に聞けばいいや!という人は、ドコモオンラインショップでご購入を是非。