Echo Dot 2台でステレオスピーカー環境を構築する手順

スマートホーム

Amazon.co.jpで定期的に安価に販売されているスマートスピーカーのEcho Dot。
安くてついつい買い増して、自室以外への設置するもイマイチ使ってもらえず撤去して部屋に数台積み上がっていたりするのですが「Echo Dotは2台でステレオスピーカーとして利用できる」のを思い出したので、サクッと設置・設定してみました。

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Echo Dotをステレオスピーカーとして使う手順

Echo Dotをステレオスピーカーで利用する手順ですが、Echo Dotのセットアップ時にスマートフォンにインストールした「Amazon Alexa」アプリから行っていきます。

今回、設定を行ったのはAndroidスマートフォンのAmazon Alexaアプリから。
手順はスクリーンショットと併せ以下に書いていきますが、iPhoneでの設定手順も大きくは変わりません。

手順1
Amazon Alexaアプリを開き「デバイス」タブをタップします。

手順2
デバイスに移動した後「すべてのデバイス」をタップします。

手順3
設定済みのAlexa対応デバイスが一覧で表示されます。
筆者の場合、Amazon Alexaアプリをインストールしたスマートフォン本体と、実質219円で購入したEcho Dotが2台しかAlexaに対応した機器を持っていないので、スクリーンショットの通り3つのデバイスが表示されます。

デバイスが表示されたら、ステレオで利用したいEcho Dotのうちどちらか1台をタップします。

なお「どれがEcho Dotかわからない」とならないよう、左横に表示されるアイコンで判断できます。
丸っこい、上にボタンが4つあるようなアイコンで表示されるのがEcho Dotですね。
その他のAmazon EchoシリーズやAlexa対応デバイスは別のアイコンで表示されるのでわからないなんてことはないはずです。

※もしココでEcho Dotが表示されない場合はAmazon AlexaアプリにログインしているAmazonアカウントと、Echo Dotに設定されているAmazonアカウントが異なっている可能性があります。

手順4
Echo Dotの設定画面が開くので、その中の「ステレオペア/サブウーファー」をタップします。

手順5
デバイス一覧が表示されるので、ステレオ利用したいデバイスを2つ選びます。
選んだデバイスの右横にはレ点が表示されますので、2つ選んだら次へ。

手順6
選んだ2台のEcho Dotを、どちらを左・右に設置するか設定します。
もし実際の設置位置と逆に表示された場合は「スピーカーの切り替え」を選択すればサクっと左右が入れ替わります。

手順7
作成したEcho Dot 2台のステレオペアに名前を付けられます。
標準名として表示される「ホームシアター」の項を選んでも進めますが、今回はPCデスクに置いて使ってみようと考えたので「デスクスピーカー」と名前をつけてみました。

手順8
手順7までを終えるとAmazon Alexaアプリのデバイス画面に戻ります。
ここでスピーカーグループの中に先ほど作成したステレオペアが表示されていれば無事設定は完了です。

筆者の環境であれば「デスクスピーカー」と名前を付けてますので、それが表示されています。

手順9
また、作成したステレオペア(今回であればデスクスピーカー)をタップすると設定を確認できます。
スピーカーの左右を間違えてしまった場合はここで左右を入れ替えできます。また、ステレオペア名も変更できます。

後々、2台のEcho Dotを独立させて利用したくなった場合のペアリング解除もこの画面から行います。


設定にかかった時間はスクリーンショットの左上の時刻の通り、ざっと2~3分。
もっと面倒なものだと思っていたのですが、すんなり設定が終わってしまい拍子抜けしました。

Echo Dotも第3世代になって小さい割にはちゃんと鳴るようになったと音について感想を持っていたのですが、さらにステレオで使うと安いPCスピーカーやBluetoothスピーカーよりもいい音で鳴っていい感じです。
特価で購入するのに加入が必要なMusic Unlimitedに限らず、Apple MusicやSpotifyと連携させることもできます。
筆者の環境ではApple Musicと連携させ「アレクサ、Apple Musicでストレイテナーをかけて」でサクッと音楽再生もできたので、作業時にちょっとしたBGMを流してみるのに便利に使えそうです。

また、ステレオペアを組んだ場合、左右どちらのEcho Dotのボタンでボリューム操作を行っても左右が同期されるのも便利。
実際には音声コントロールでボリューム調整することの方が多い気もしますが、ボタン操作もしっかり同期されるのは安価なスマートスピーカーながらよくできたものだと感心しました。

既にGoogleアシスタントでスマートホーム化済みの筆者宅ですが、他のスマートスピーカーで音楽を再生している最中に何か音声コントロールを行うとうまく音声を拾ってくれなかったり、音楽再生が一時的に停止してしまうのが気になっていたんですよね。
「音楽のためだけに別の音声アシスタントを追加する」のは普通ならばちょっと馬鹿げた話ですが、実質219円と安価だからこそBGM用にEcho Dotを活用するのはアリかもしれません。

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