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時代の流れは酷である

雑記

ここ数日、元プロブロガーの記事が大変話題になっていますね。

「年収5500万円から生活保護へ」元人気ブロガーが"どん底"で見た景色
2011年3月、立花さんは会社を辞め、プロブロガーとして独立した。わずか1年で『ノマドワーカーという生き方』を刊行し、独立から7年で年収は5500万円。赤いアルファロメオ、六本木の144平米の自宅、鎌倉を含む4拠…

このブログも2013~2014年頃からほぼ今のカタチになり、それ以前にも別のドメインなりタイトルでブログや個人ニュースサイトなんぞをやっていたので、件の人の話は間接的に「こうだったらしい」といった話を小耳に挟んだりはしています。

ちなみに記事の内容が間違っているとかそういう話ではなく、記事の内容を補足するような「失敗談」としてもっと参考になるような話です。
「こうだった”らしい“」なので、ここでその内容を書いたりはしません。

まぁ、それはいいんですけど「プロブロガーの定義ってなんだっけ」みたいなことを考えてました。

一応ChatGPTに聞いてみたら

  • ブログを収益化し、それを主な収入源として生活している人
    → 広告収入(アフィリエイト、Google AdSense など)、スポンサー記事、オンライン講座や自著の販売など。
  • ブログ運営を職業的に行っている人
    → 単なる趣味や副業ではなく、記事の企画・取材・執筆・SEO対策・アクセス解析・マーケティングなどを戦略的に実施し、ビジネスとして継続している。
  • 「書く」ことに加えて「発信・収益化」を体系的に行う人
    → ブログを中心に YouTube や SNS を組み合わせ、個人ブランドを築き上げているケースも多い。

だったり

  • 記事の更新や情報発信が 計画的・継続的
  • アクセス数や収益のデータを 分析・改善 している
  • 読者ニーズを踏まえて 有益なコンテンツ を作る
  • 単なる日記ではなく、 情報発信メディア としてブログを運営

らしいです。

ブログ全般そうですが、Googleの検索アルゴリズムの変更や、検索エンジンからYouTube、XなどのSNS、そしてAIに情報収集の手段が取って代わられ、以前に比べアフィリエイトの単価も落ちたり停止した案件なども多く、結果「ブログを収益化し、それを主な収入源として生活している人」という最もプロブロガーとしてイメージしやすい状態である人はだいぶ減ってしまったんじゃないかなーと。

このブログも実際更新頻度は落ちていますし、筆者の生活もブログからの収益が新卒会社員の給与かそれ以上は安定してあった過去から比べると、サラリーマンのお小遣い程度まで落ち込んでいます。
つまり「ブログを収益化し、それを主な収入源として生活している人」から「ブログを収益化し、それを主な収入源として生活してい」になり、めでたく元プロブロガーと名乗れそうです。

……というのは冗談です。元々一度もプロブロガーを名乗ったことも、周りにそう呼ばれたこともないですしね。

一応「モバイル系のブログ」として何かを書くならば、携帯電話事業者の主な収入源が「通話料」から「データ通信料」になり、今やどちらも定額使い放題になったので「コンテンツサービス」だとか通信以外の領域での収益が柱になっていたりもします。

他の例だと「鉄道会社も鉄道そのものよりも、駅前などの再開発・不動産で儲ける時代になった」とか、事業の主たる収入源は時代やニーズでどんどん変わっていきます。

具体的な数字もないんで体感ですが、15年くらい前はどこの駅にも本屋があって、駅の売店には週刊誌が山積みだったのに、今じゃ本屋もなければ売店もない、週刊誌は電子書籍で読む人が増えているような感じでしょうか。
電子書籍も登場当初「物理的に本を並べる文化は廃れないだろ!」みたいなことを思っていたし、遡る事10年くらい前は筆者宅にも立派な本棚に、収集したコミックスや画集、小説に写真集などなど並んでいましたが、今やそれらはキレイさっぱりなくなり、ほとんどが電子書籍に置き換わっています。

ブログに関しても、ブログというより「CMSを使ったメディア」にうまいこと進化できたところが今も「ブログで食っている」ような印象もあり、旧来のプロブロガーってのはもうほとんどいなくなったんじゃないかなと思ったんですが、どうなんでしょうね。

アイキャッチ画像、2つ前の記事と同じになっちゃったけど気にしない気にしない