はじめてのスマホ!という人に使って欲しい、ZenFone 3の魅力を再確認

ケータイ

「親がスマホに変えたいんだけどオススメはない?」
「子供の進学に合わせてスマホを持たせたいんだけど」

こんな相談を日頃から受けるのですが、ここで今有力な選択肢として挙げられるのが「格安SIM(MVNO)」と「SIMフリースマートフォン」を組み合わせた「格安スマホ」でしょう。
イニシャルコスト、ランニングコスト、どちらも安価に済ませることができるため「使わせる」という感覚で言うと有力な候補ではあるのですが「お年寄り」「子供」とスマートフォンに不慣れな世代に使わせるには使い勝手などに心配が残ります。

そこで今回ご紹介するのがASUSから発売中のSIMフリースマートフォンの「ZenFone 3 (ZE520KL)」です。
1月に開催・参加したZenTour大感謝祭でも紹介のあった「簡単モード」と「キッズモード」がかなり優秀で、お年寄りや子供に持たせるスマホとしてもかなりいい感じだったのでご紹介しつつ、改めてZenFone 3のスペックなどを振り返りながら「はじめてのスマホ」にどうオススメなのかを書いていきます。

簡単モード

簡単モードをシンプルに言うと「文字がアイコンが大きく表示されるモード」です。

ZenFone 3の簡単モード設定時のホーム画面

通常時のホーム画面と違い、主要な機能(アプリ)のアイコンが大きく表示されるホーム画面に切り替わり、さながら「らくらくスマホ」のような見た目に。
もちろん、ホーム画面へ他のアプリを追加することも可能になっているので「よく使う機能」を厳選し、大きめアイコンで並べてあげることで初心者スマホあるあるな「使いたい機能にたどり着かない」を解消できるモードになっています。

設定画面や電話帳追加画面もシンプルなものに変更される

また、ホーム画面の表示だけでなく「設定」や「電話帳」の表示も簡単モード向けのシンプルなものに変更されます。
設定はよく使うであろう音や画面といった項目を中心に表示され、電話帳も顔写真・名前・連絡先の登録だけを行うように変更されます。

キッズモード

お次はキッズモード。

キッズモード時のホーム画面はかなりポップなものに。

簡単モードとは違う、キッズモード専用のホーム画面表示に切り替わります。
「利用可能な機能・アプリ」としてチェックしたものだけをホーム画面に表示するよう設定できるのもキッズモードならではです。

例えば、親が使っているスマホを子供に一時的に使わせる場合は「LINE」や「Gmail」、各種SNSを使えないように設定して渡すといった使い方もできます。
もちろん、子供専用で使わせる際にもGoogle Play ストアを使えないようにするなど、トラブルになりそうな機能を制限し、最低限の連絡手段として使えるように設定してもいいでしょう。

着信応答や利用時間の設定も可能

また、電話着信時の挙動、そして子供が利用できる時間についても設定が可能。
電話着信時は、電話帳に登録されていない番号からの着信に応答できないように設定ができるためいらずら電話を取ってしまうようなことは避けられます。
親のスマホを子供にも使わせる場合、うっかり大切な電話に出てしまう、切ってしまうといったトラブルを避けることもできますので、例えば家族からの着信だけを許可するような設定にしておくといいでしょう。

利用時間の設定を行うことも可能になっており、こちらは「親のスマホを子供に使わせる」場合にとくに有効な設定です。
我が家も5歳の娘に「ゲームであそびたい」とスマホを貸せ貸せ言われるのですが、そうしたときに「時間制限」を設け、その時間が終了したらキッズモードそのものが終了するように設定できます。

キッズモードの時間制限が終了した画面がかわいい。勝手に時間を延長することもできないのはいい感じ。

キッズモードの時間制限に到達した時点で、終了をお知らせする画面に切り替わります。
この時点で時間を延長する場合は事前に設定したペアレンタルコントロールのPIN入力画面が表示されるため、勝手に時間を延長して使うといったことも不可能です。
もっと遊びたいなら宿題を片付ける、部屋を片付ける、家事の手伝いをするなどなど、お約束事を果たさないと使えないようにできるのは優秀ですね(w

充実の基本スペックも初心者向け

簡単モード、キッズモード、どちらもスマホに不慣れなお年寄りや子供の利用に適したモードであることがわかりました。
その上で再度覚えておきたいのはZenFone 3のスペックです。

OS Android 6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 625
2GHz オクタコア
メインメモリ(RAM) 3GB
保存容量(ROM) 32GB
ディスプレイ 5.2インチ フルHD(1080×1920px)
Corning® Gorilla® Glass3
バッテリー容量 2,650mAh
メインカメラ 約1,600万画素 / F2.0 / ソニー製センサー(IMX298) / 光学式手ぶれ補正 / レーザーAF 等
インカメラ 約800万画素 / F2.0
Wi-Fi IEEE 802.11a/b/g/n/ac 2.4GHz・5GHz対応
セキュリティ 指紋認証対応
本体サイズ 高さ146.8mm
幅73.9mm
厚さ7.69mm
重量 約144g
その他 加速度センサ/電子コンパス/ジャイロスコープ/近接センサ/磁気センサ/光センサ/RGBセンサ/GPS

SIMフリースマートフォンとしては一般的、または高性能と言える部類の性能で、例えば「ジャイロスコープ」の対応もしているのでPokémon GOのようなARを活用したゲームアプリを楽しむことも問題ありません。
また、スマートフォンのスペックの指標として使われるベンチマークスコアでも、AnTuTu Benchmarkで60,000以上と一年ほど前のハイエンドスマートフォンと同程度かそれ以上の数値となっているため、この先長く使っていくと考えても十分安心できるスペックといえます。

カメラも高性能

おいしく撮れるかな - ZenFone 3のカメラでエンパイア・グリルのコース料理を撮ってみた。
...

別記事にて詳細なレビューを行っていますが、ZenFone 3のカメラ性能はかなりのもの。
すべてオートで撮影を行いこれだけ撮れますので、スマホだけでなくカメラについて詳しくのない人が使っても満足のいく写真が撮れるのも「初心者」が使うスマートフォンとして最適と言えます。

まとめ

ZenFone 3がはじめてのスマホにオススメな理由をまとめると

  • 簡単モードで不慣れな人でも安心して使える
  • キッズモードで子供の利用も完璧
  • 充実の基本スペックで長く使える、流行のゲームも楽しめる
  • オートでも十分きれいに撮影できるカメラ

といった感じ。

僕のケータイ屋経験でいくと、使い慣れていない人ほど「欲張りに使う」ので、スペックが十分、カメラがきれいであれば普段使いで不満もでないでしょうし、ZenFone 3の簡単モードやキッズモードを活用することで初心者が最初にぶつかる「難しい」を軽減できるZenFone 3はまさに初心者にうってつけな一台です。