おいしく撮れるかな – ZenFone 3のカメラでエンパイア・グリルのコース料理を撮ってみた。

ケータイ

先月参加したASUSのファンイベント「ZenTour 大感謝祭」でモニター機として貸し出しされている同社のSIMフリースマートフォンのZenFone 3 (ZE520KL)。
そろそろ使い始めて3週間が経過し、色々とZenFone 3のいいところ、悪いところも見えてきたのでスマホで一番よく使われる機能ともいわれているカメラを試してみました。

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被写体はおいしいご飯で

スマホ、そしてSNSが普及し組み合わさって最も撮られるようになったのは「メシ」じゃないかな、と。
僕が知る限り、毎日どんな時間帯でもSNSで飯テロの爆撃を受け、仕方なくコンビニへ弁当を買いに行こうか悩んでしまうのもスマホのカメラが気軽に撮れるデジカメだからでしょう。

そんなわけで、今回は僕も飯テロを。
なるべくおいしそうなものを、どれだけ美味しく撮れるかがスマホのカメラに絶対に必要だと思いましたので、ディズニー・アンバサダーホテルのエンパイア・グリルのランチコースに被写体になって頂きました。
なお撮影時のメニューと現在のメニューは変わっているため、公式サイトのランチコースと内容が違います。丁度撮影に赴いたときはドナルドをイメージしたメニューが提供されていました。
エンパイア・グリルでは定期的にキャラクターをイメージしたメニューが提供されていますので、好きなキャラのメニューを狙って予約を取ってみてはどうでしょうか。

http://www.disneyhotels.jp/dah/restaurant/empire.html

被写体として4,000円程度なのでモデルさんを雇うより安いですね!
もちろん、可愛い子も撮りたいのでカメラテストの被写体になってくれる女子はいつでも募集中です。

メシを撮る

カメラの設定は全てオート。解像度はZenFone 3 (ZE520KL)のカメラスペックをフルに活かすため、解像度設定は16M、画質はファインで撮影しています。

パン

小麦の風味がしっかりした、美味しいパン

最初に出てきたのはパン。
一緒に入っているのは松の実だそうです。小麦の風味もしっかりしており、コース料理のパンの役目である「口の中をリセットする」という役目だけでなく、そのままパンだけでも何個もいけてしまうほど美味しかったです。

ドナルドの足のカタチのバター

パンと一緒に運ばれてきたのがドナルドの足形のバター。
これを切り分けてしまうのが勿体ないなぁ…と思いつつ、美味しいパンにバターは最強の組合せなので撮影した後に美味しく頂きました。

シーフードとカブのマリネ 大麦のサラダとコンソメジュレ

ジュレと大麦の食感が独特。そしてタコが何よりフレッシュでした。

次に運ばれてきたのが前菜。
大麦のサラダというのが初めてだったんですが、食感がとにかく楽しい一品でした。
シーフードはエビはもちろん、タコがフレッシュ。噛めば噛むほど旨味が出てくるんですが、ここに添えられているコンソメのジュレを加えるとより美味しく頂けました。

レッドパプリカのスープ  バニラの香るレッドパプリカのコンフィ

パプリカって、まろやかになるんですね…

スープはレッドパプリカ。なんていうか、ポタージュって感じです。
パプリカ、もっと言えばピーマンの苦みのようなものは全くなく、一般的な野菜のポタージュよりもさっぱりしながらクリーミーであっという間に飲み干してしまいました。これ、本当に美味しかったのでパーク内で気軽に飲めるようにして欲しい。。。

またも、ドナルドの足形が。

スープ皿の縁にはドナルドの足が。
これ、パンケーキだそうです。美味しそうなスープをつまみ食いにでも来たんでしょうか、ドナちゃんは。

鶏モモ肉のグリル 八丁味噌のアクセント

ナイフで簡単に切れてしまうほど、柔らかくジューシーな鶏。

あれ…ドナルド……料理に……?
ドナルドイメージのメニューが提供される中、メインが鶏肉というあたりに少しブラックジョークを感じます。つまみ食いの結果でしょうか。ちょっとそんなディズニーは嫌ですね。
ともあれ、メインディッシュの鶏肉はナイフで簡単に切れてしまうほど柔らかく、そしてジューシー。ここまで洋風の味付けが続いた中で〆に八丁味噌の優しい味はしつこくなくコース料理を味わうことができて大変満足です。

デザート

デザートブッフェはドナルドの飾り付けに。

ドナルドの足跡が、こんなところにも。デザートもつまみ食いしてそうです。

メインのコース以上に、エンパイア・グリルのキャラクターモチーフメニューで人気なのがデザート。
デザートブッフェはモチーフになっているキャラクターで飾り付けられており、見ているだけでも十分に楽しめます。

適当に選びました。ティラミス大好きです。

ディズニーキャラクターの中では最もドナルドが好きなんですが、ドナルドモチーフのデザートは苦手なマンゴームースなので大好きなティラミスを中心に。
そろそろ苺が美味しい季節でもあり、苺を使ったデザートも多数用意されていました。

メシ以外の風景も

ついでなので、メシ以外、普通に風景でもZenFone 3 (ZE520KL)のカメラをチェックしました。

コントラスト比の激しい青空+建造物でもキレイに撮れます。

この日は運良く天候にも恵まれたため、鮮やかな青空をバックに撮影することができました。
空の鮮やかさ、グラデーションも活かしたままに、フォーカスポイントになっている手前の建造物を捉えることができるのは優秀なカメラと言えるでしょう。

逆光でもテスト。オートでHDRが作動し、黒つぶれも回避してくれています。

スマホのカメラが苦手な逆光での撮影。
ここはオートでHDR撮影になったことで、黒つぶれする日光よりも手前側にくるもののディテールもハッキリ撮影できています。

アナ雪仕様のいつもと違うライティングのシンデレラ城

夜景についても、スマホカメラとしては十分過ぎるほどキレイに撮影できています。
東京ディズニーランドのシンデレラ城は普段、濃いめの青でライティングされていますが、現在実施中のイベント「アナとエルサのフローズンファンタジー」の特別仕様で、アナ雪の世界観をイメージした雪や氷のような、普段よりも明るい水色でライティングされています。
ZenFone 3 (ZE520KL)の価格は約4万円とSIMフリースマートフォンとしては真ん中~高めの価格設定ですが、これよりも下の価格帯の機種のカメラで撮影した場合、明るい水色のライティングは白く写ってしまうため「キレイに撮れるギリギリ」は、多分これくらいのスペックの機種が必須ですね。

ZenFoneシリーズのカメラといえば、暗所撮影に特化したローライトモードも忘れちゃいけない大事なポイント

ZenFoneシリーズのカメラに搭載された「ローライトモード」も忘れちゃいけないZenFone 3の大事なカメラの機能のひとつ。
解像度こそ落ちますが、暗所撮影に特化した撮影モードで、通常撮影以上にオートで夜景なんかをガシガシキレイに撮れるモードです。実際に使ってみて効果のほどがどれほどかまではわかりませんが、不安定な見上げる姿勢で撮影してもキレイに撮影できるため、イルミネーションや夜景が好きでよく撮るなんて人はZenFoneシリーズを考えてみてはどうでしょうか。

まとめ

さて、飯テロから始まったZenFone 3 (ZE520KL)のカメラレビュー。
総評として「キレイ」とハッキリ言えるだけの写真をサクサク撮れる優秀なカメラでした。
発売当時から言われている通り「明るく撮ろうとする」傾向はあり、雰囲気のある照明下でも被写体の色を「白」に近づけるクセは確かにあります。
が、言い換えれば暗く潰れてしまう写真にはなりづらく、Instagramを始めとしたSNSに備わった簡易的な写真加工機能で十分に「自分好みの絵」にもいじりやすい写真を撮ってくれるため、誰にでもオススメのできるカメラを搭載したスマートフォンです。

なお、ZenFone 3の購入について、格安SIMとのセット購入を検討中であれば楽天モバイルがオススメ。
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