真の発売日とまたネタにされそうですが、9月に一括価格が下がったau HTC 10(型番: HTV32)が、11月1日からMNPau購入サポートの対象機種に追加されます。
HTC 10はauの2016年夏モデルのAndroidスマートフォンで、CPUにSnapdragon 820、4GB RAMにWQHD解像度の5.2インチディスプレイを搭載したハイエンドモデル。グローバルモデルの仕様をほぼそのままに、防水や防塵、おさいふケータイといった国内向け機能を一切搭載しない代わりに、他のハイエンドモデルよりも安価な価格設定になっていたのが特徴です。
HTC 10 HTV32のスペック(抜粋)は以下の通り
HTC 10 HTV32のスペック | |
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OS | Android 6.0 Marshmallow |
CPU | Qualcomm Snapdragon 820 |
RAM | 4GB |
ROM | 32GB |
画面サイズ | 5.2インチ |
画面解像度 | WQHD (1440×2560px) |
メインカメラ/フロントカメラ | 約1,200万画素/約500万画素 |
バッテリー容量 | 3,000mAh |
TV機能 | 非対応 |
おさいふケータイ・NFC | 非対応 |
防水・防塵 | 非対応 |
その他の特徴として、急速充電規格である「QuickCharge 3.0」に対応していることが挙げられます。
また、同社の海外向けハイエンド・フラグシップモデルとしてHTC M7から続くメタルボディの美しさもHTC 10の魅力のひとつ。日本限定として発売されたCamellia Redは日本でも同社・同シリーズの人気カラーです。HTCの広報さん曰く「Topaz Gold」が一番のオススメらしいんですがw
11月1日からのMNP時の本体価格について
タイトルにも書いている通り「MNPau購入サポート」の対象機種となり大幅な値引きを受けることが可能になりますので、新規契約や機種変更については10月までと同様です。
今回取り上げるのは「MNP購入時」の11月1日からの価格について。
~10月31日 | 11月1日~ | |
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本体価格 | 54,000円 | |
毎月割 | ▲35,424円 | – |
購入サポート | – | ▲35,000円 |
(実質)負担額 | 18,576円 | 19,000円 |
「負担額」に注目すると、今買っても11月1日以降に購入してもあまり差がありません。
~10月31日 … 二年間かけて割引
11月 1日~ … 購入時にまとめて割引
ということですね。
最終的な負担額はどちらであっても2万円弱となっていますが、au取扱店(ショップや量販店)での購入であれば、一括なら約2万円割引、分割なら約2万円の還元を行っているお店が多く、11月1日以降は35,000円の値引き+店舗での約2万円の値引き=合計5万円強の値引きとなり、店頭での支払いが一切発生しない、いわゆる「一括0円」になると考えられます。
短期解約に注意。購入サポート解除料が発生します
ハイエンドモデルが一括0円!と言われるとついつい欲しくなりますが、今回の大幅値引きは「MNPau購入サポート」の適用がキモ。
MNPau購入サポートは購入時に大幅に値引く代わりに、一年以内の解約などを行うと通常の契約解除料に加え高額な解除料が発生します。
以下、一年以内の解約で発生する解除料(au購入サポート解除料)の一覧です。
1ヶ月目 | 2ヶ月目 | 3ヶ月目 | 4ヶ月目 | 5ヶ月目 | 6ヶ月目 |
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15,000円 | 14,370円 | 13,740円 | 13,110円 | 12,480円 | 11,850円 |
7ヶ月目 | 8ヶ月目 | 9ヶ月目 | 10ヶ月目 | 11ヶ月目 | 12ヶ月目 |
11,200円 | 10,590円 | 9,960円 | 9,330円 | 8,700円 | 8,070円 |
通常、二年契約(auでは誰でも割)の解除料は9,500円に設定されているため、短期間で解約を行った場合は合計で25,000円ほどの解除料が発生するので要注意です。
この解除料(au購入サポート)は契約した月を一か月目とし、12か月目末までに解約、休止、指定料金プラン以外への変更、機種変更を行うと発生となるため、契約から短期間の間に解約が見込まれる場合や、欲しい機種が出るまでの繋ぎとして契約するのはあまり得策とは言えません。
少々情報が古くなりますが、当ブログでも過去にMNPau購入サポートに絡んだ記事を書いていますので、こちらも一緒にお読みいただければと。