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Intel Core Ultra 7 265Kで組む、2025年の新メインPC

PC

年始くらいに「次のPCの構成どうしよう」なんて話を書いたりもしましたが、3月の頭にメインPCをごっそり組み替えました。

全く他人の参考にはなりませんが、備忘録を兼ねて今回組んだPCの構成、パーツ選定理由など書いていきます。

新PCのパーツ構成

一部は元のPCからパーツ引き継ぎです。

OS Windows 11 Pro 0
CPU Intel Core Ultra 7 265K 67,800
マザーボード MSI MPG Z890 CARBON WIFI 69,800
メモリ SMD5-A128G68M-64B-D(DDR5-6400・128GB(64GB×2)) 34,802
ビデオカード GeForce RTX 4080 SUPER Founders Edition 0
SSD(Boot) Samsung 980 PRO 1TB 0
SSD(Data) Kingston SNV3S/4000G 0
CPUクーラー DEEPCOOL ASSASSIN IV 0
電源ユニット SUPER FLOWER LEADEX III GOLD 1000W ATX3.1 21,980
ケース 長尾製作所 オープンフレーム ver.ATX 10,000
ケースファン Noctua NF-A14x25 G2 PWM 5,480
割引 指定CPU・M/Bセット割引 ▲2,200
合計 246,790

価格が0円になっているのが引き継いだパーツたち。ざっくり言うとCPUを買い替えるにあたり、いっしょに買い替えが必要になるパーツを新しくした感じですね。

CPU – Intel Core Ultra 7 265K

イマイチ性能が出ない、厳しい評価をされることの多いCore Ultra

選んだCPUはIntelの「Core Ultra 7 265K」。
最新世代で対抗場のRyzen 9000シリーズはおろか、前世代の第14世代Intel Coreプロセッサシリーズにも様々なベンチマークで負けるという、なかなか厳しい評価をされているCPUです。

今回のマシンを組むタイミングで「Kなし」、つまりオーバークロック非対応・動作クロックも低いSKUも発売になりましたが、この時点ではCore Ultra 7 265Kの方が数千円安かったのでこちらを選択。
まぁオーバークロックしないし、K付である必要が全くないんですけど、強い方が安いならそっち選んだ方がいいですしね。(消費電力には目を瞑る)

M/B – MSI MPG Z890 CARBON WIFI

本当はドラゴン光らないのがほしかった

K付CPUのオーバークロック機能を利用するにはマザーボードのチップセットも「Z890」でなければなりません。いや、オーバークロックする予定はないんですけども。
でもせっかく組むなら「使えるようにはしておきたい」と思ってしまうのが自作erの運命<さだめ>。

Z890チップセット搭載のマザーボードも安いものなら3万円台からあり、元々そのへんでいいや~と考えていたんですが、PCI Expressの拡張カードスロットの本数・位置の都合から、最終的に行き着いたのが「MSI MPG Z890 CARBON WIFI」でした。

最近のビデオカードって分厚いじゃないですか。ビデオカードに拡張カードスロットが埋もれて、例えば3本あります!→実際は2本しか使えないとかあるんですよね。ビデオカード込みで3本は使いたいので、それができるマザーボードとなるとだいたい各社の中~上位モデルを選ぶ必要があり、当初の予定よりも高いマザーボードを選ぶに至りました。

全部で5本のM.2 NVMe SSDが搭載できる

使うことはないと思っていますが、M.2 NVMe SSDは全部で5本搭載できます。大型ヒートシンクも備わっているので発熱による速度低下もそこまで気にしないで良さそうで、予算度外視ならオールフラッシュストレージで大容量の環境も構築できます。

他にもビデオカードの取付・取り外しが行いやすいような工夫があったり、取付がかったるいフロントスイッチのヘッダーを楽に行えるアダプターが付属していたりと、なかなか機能に富んだいいマザーボードです。でも、ドラゴンは光らない方がよかった

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メモリ – SanMax CU-DIMM DDR5-6400

高クロック動作が安定しているいい感じのメモリ

組み替えに伴ってメモリも新しいものにしました。選んだのはSanMaxのCU-DIMM。
CU-DIMMってなんやねんという話なんですが、すごい雑に言うと「高クロック動作が安定するメモリモジュール」です。

Core Ultra 200Sシリーズだとメモリは「DDR5-6400」が推奨されているんですが、ここまで高クロックなメモリモジュールの選択肢ってあまりないんですよね。あってもDDR5-4800~5600のオーバークロックモデルで、メモリを複数枚挿した場合にDDR5-6400で動作しなかったりと、メモリ容量は稼げても速度が落ちて性能発揮できません。

で、CU-DIMMなら複数枚挿しでも高クロックで動作するので、今回は64GB×2の128GB、将来的に4枚挿しで256GBで高クロック動作を安定させる目的で、CU-DIMMを選びました。

にしてもコンシューマー向けのPCパーツで、2枚で128GB載せられるのはいい時代になりましたね。

電源 – SuperFlower LEADEX III GOLD 1000W ATX3.1

最新規格のATX3.1対応なのでしばらくは使えるでしょう

電源ユニットも新調しました。いくつか候補はあったんですが、在庫がなかったので消去法でSuperFlowerのLEADEX III GOLD 1000W ATX3.1を。

自分の使い方だと今後も1000Wもあれば電源容量は足りるんですが、ビデオカード側の補助電源が「12VHPWR」とか「12V-2×6」と新しい規格が出てきているので、それに対応したモデルを選びました。
80PLUS、いわゆる電源の変換効率もGOLD以上なら問題ないでしょうってことで、GOLDのモデルを。

結構負荷をかけてもファンがうるさくなることもなく、まさに縁の下の力持ちという感じで動いてくれているので満足しています。

ケース – 長尾製作所 オープンフレーム Ver.ATX

ケースっていうか台

ケースも新調。というかもうケースですらない、オープンフレームってやつ。

外部メディアで新しいGPUのベンチマークを担当していると、自分のPCにお借りしたビデオカードを取り付けてベンチをまわすことも多々あり、その都度ケースを開けてパーツを付け替えて……が面倒なんですよね。

以前のように3.5インチ HDDを複数台搭載して……みたいなこともないので、そうなるとケースを使う利点もあまりなく。

なのでメンテナンス性というか作業性優先かつ、自分の選んだPCパーツを眺めて悦に浸りやすいものをと考え行き着いたのがオープンフレームです。
海外メーカーの安いオープンフレームもあるんですが、ベンチマーク用に使っている長尾製作所のまな板が剛性も高く気に入っているので、気になっていたオープンフレーム Ver.ATXを今回は選びました。

ただ満足はしているんですけど、ビデオカードがはみでちゃっているので、最後まで悩んだ「Ver.E-ATX」を買っておけばよかったかなーと思ったり。そんな高いパーツでもないので、気が向いたときにでも買い替える(かも)


だーっと新しいPCについて書いてみました。
なんか今見たら3月にパーツを揃えたときより安くなっているものが結構あったりしてちょっとめそめそしていますが、2ヶ月ほど使って動作に不満もないのでヨシとします。

ベンチマークしてスコアを……とか考えたんですけど、Core Ultra 200Sシリーズがベンチマークでいいスコアを出せないことは周知の事実ですし、登場時に外で書いているので、そっちで「そういうもん」と思ってもらったらいいんじゃないでしょうか。

言うて日常使いで性能に不満もないですし、やっぱり新しいPCっていいですね。なんだかんだ、元のマシンはケース変えたり色々弄って使ってましたが、中身自体は3年前のものだったので、最新世代は気持ちいいッッ!!って感じです。

でもやっぱり、ドラゴンは光らん方が良かった

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