北欧・スウェーデンのストックホルムに本社を置くガストン・ルーガからバックパック「SPLÄSH 13″」をご提供頂いたのでご紹介。
今回ご提供頂いた「SPLÄSH 13″」は製品名の通り、撥水性のある生地を使用したバックパックで、13インチまでのノートPCもすっぽり入るもの。
筆者は日常的にノートPCなど電子機器を背負って出かけるため、予めノートPCの収納があること、また突然の雨でも中の機器が水浸しにならないカバンを好んで選ぶため、まさに「丁度いい」ものをご提供頂きました。
ちなみに今現在愛用中のバックパックは2018年に購入したNOMADICのMM04 リュックサック。
これも撥水性のある素材や止水ファスナーになっていて、ノートPCなど電子機器をしっかり守りながらもゴテゴテしないデザインが気に入っています。
ガストン・ルーガ SPLÄSH 13″
提供頂いたSPLÄSH 13″(以下、SPLÄSH)をチェックしていきます。
材質はビーガンレザー。見るからに「濡れても平気そう」な質感、外観で、本革などではないので濡れて汚れてしまっても適当なタオル等で拭いてあげれば大丈夫なのも使い勝手のいいカバンといえます。
デザインも13インチまでのノートPCが入ると謳う「PCバッグ」的な要素もありながら、PC周辺機器メーカーやビジネスブランドの同様の製品のような野暮ったさがないのもいいですね。
上部のフラップをあげるとカバン内部にアクセスできます。
内側も起毛素材を採用しているため、中に適当にモノを放り込んでも傷付きづらいのも「ガジェット用」に使った場合でも安心できる点。
また、見ての通り外側の生地に厚みがあり、内側の生地とも二重にもなっているので、万が一濡れたとしても中に沁みづらい作りになっているのも見逃せません。
内ポケットもファスナー付で大きなものが用意されているので、小物はごそっとここに放り込んで使うと迷子にならず便利です。
「13インチまでのノートPCが入る」が売りのSPLÄSH。
実際にノートPCを入れてみましたが、筆者の愛用ノートPCである「ThinkPad X1 Carbon(2017)」も引っかかることなくスムーズに出し入れが可能です。
ThinkPad X1 Carbonですが、この2017年モデルからは「14インチディスプレイだけど13インチ相当」というコンパクトさが売りのモデルなので入って当然といえば当然なんですが。
ちなみに丁度目に付いたMacBook Pro 15インチもすんなり入りましたので、最近の薄型かつディスプレイベゼルが細くなっているノートPCであれば、15インチくらいまでは問題なく入ると思われます。
「SPLÄSHにどのくらい入るかな?」と、愛用のNOMADIC MM04リュックサックの中身、つまり普段の持ち歩きをまるっと入れてみました。
上でご紹介した通り、ノートPCは持ち歩いている中でもっとも大きなThinkPad X1 Carbonに加え、折りたたみ傘や財布、名刺ケース、モバイルバッテリーやACアダプタ(左上の調製豆乳のポーチ)、また常備薬などを全部入れてみてもまだ余裕があります。
冬場の一泊程度なら、替えの下着や靴下も入れて丁度いいくらいの容量があるため、普段使いとしては十分なキャパシティをSPLÄSHは備えているといえます。
これだけ荷物の入るSPLÄSHですが、逆に「荷物が少ないとき」の見た目の良さも気に入っています。
SPLÄSHの上部にはスナップボタンが備え付けられているので、中身が少ないときはここを留めてしまえばカバンのマチを抑え、きゅっと絞ったカタチで背負うことが可能です。
ここまでにも書いた通り、SPLÄSHは見た目の割には結構入ります。
結構入ると気になるのが「肩への負担」ですが、ストラップ部分は適当な太さと肩に当たる部分にクッションも入っているため、先ほどの筆者の普段の荷物量ならば食い込んで痛いということもありません。
懸念することがあるとすれば、先ほどの荷物量に加え紙の資料などを多く持っていく・渡されたときなどはちょっとつらいかも。まぁ、最近は紙ではなくデータでもらうことの方が多いので、多分大丈夫です。
学生さんみたいに教科書やノートも必須で、さらにノートPCや10インチ以上のタブレットも…となると、その場合はSPLÄSHよりも容量の大きさのバックパックを選んだ方が快適かも。
実際に背負ってみた際のサイズ感はこのくらい。
収納できるノートPCのサイズ感で考えれば平均的ですが、やはりファッションブランドの製品だけあって背負った状態で野暮ったさがないのは普段使いのカバンとしては大事かな、と。
機能性などを重視すればTUMIなどのビジネスバッグ・リュックの方が優れているのは確かですが、スーツなど仕事着と組み合わせないと見栄えも微妙です。
日常的に使いつつ、必要に応じノートPCも入れられるオシャレなカバンの選択肢として、ガストンルーガのSPLÄSHは良い案配ではないでしょうか。
筆者自身、滅多にスーツを着ません。もっと言えばオフィスカジュアルとかビジネスカジュアルな恰好をすることも稀。
年中パーカーにスニーカーで取材にも打ち合わせにも参加するタイプなので、見た目がゴテゴテとしたビジネスブランドのカバンは服装に合わず、あまり好きではありません。
また、以前はモバイル機器はそれぞれに充電器が必要で、どうしても荷物が多くなってしまうので容量の大きなNORTH FACEのヒューズボックスなどを愛用していましたが、最近はノートPCでもスマホでもなんでもUSB Type-Cで充電できるようになり、荷物を小さくまとめることが可能にもなりました。
それに伴いバックパックは小さく、愛用しているNOMADIC MM04リュックサックを始め比較的スリムな形状に収まるものを選べるようにもなりました。
今回提供頂いたガストン・ルーガのSPLÄSHも、カジュアルかつミニマルな見た目ながら普段のモバイル機器は十分に収まるため、筆者の用途や希望にはピッタリ。
筆者と同様に、ビジネスバッグやスポーツバッグではない、カジュアルに使えるカバンでノートPCなどもキレイに収まるものをお探しであれば、SPLÄSHを検討してみてはいかがでしょうか。
カラーバリエーションも豊富なので、きっと気に入るものに出会えるはずです。