先日のセミナーレポートでも簡単に触れましたが、ZenFone 2 Laserは「簡単モード」なる、老若男女誰でもとっつきやすくするような操作モードへの切り替えができます。
国内携帯電話事業者で取扱のあるメーカーではすっかりお馴染みの機能ではありますが、SIMフリースマートフォンとして販売される中で、こうした機能を売りにしているのも新しい、または珍しいと感じましたのでご紹介。
簡単モードはこんな感じ
ホーム画面のアイコンは3×3、かなり大きなアイコン・フォントに設定され見やすいです。
ZenFone 2 Laser自体、液晶ディスプレイが5インチと大型ディスプレイ搭載機種に分類されますので、簡単モードとの組み合わせはかなりいい!というか、本体価格や安価なSIMカードとの組み合わせで家族に使わせるスマートフォンとしても優秀ではないでしょうか。
簡単モードでのホーム画面カスタマイズ
カスタマイズ、といってもホーム画面に並ぶアイコンを変更するのがメインですね。
右下の鉛筆マークをタップで編集モードに入れますので、あとは各アイコンの右上の「×」で削除、アイコンをロングタップで並び替え、2ページ目以降は空きスペースの「+」でアプリ一覧が出ますのでそこからお好きなアプリを選んで追加。
簡単モードの設定方法
アプリ一覧などから「設定」を開き、大項目として「簡単モード」があるので、そこからオンにするだけ。
設定自体は凄い簡単です。また、通常モードに戻した場合でもホーム画面の設定などは簡単モード設定前に戻るので、イチイチ再設定の必要はありません。
また、簡単モードを設定している場合、設定画面もシンプルに。
ただ、ここはもうちょっと凝って欲しかったというか、同じようなタイルUIのような設定メニューになるとか、フィーチャーフォンライクな表示になるとかしたらもっと初心者にもオススメできるのに勿体ないなーと。
SIMフリースマホ+格安SIMカードの組み合わせの対抗として、例えばKDDI(au)は「URBANO」シリーズを月額3,000円前後で使える特別プランを用意するなど、エルダー層の取り込みなどにも躍起になっていますし、是非ASUSにはもう一歩、踏み込んでそういう層に訴えかけてもいいのかもしれません。
毎度お馴染み、筆者の販売員経験なんですが、ASUSっていうブランドはネットブックやA4サイズの安価PCのブランドとしてPCコーナーで一般層の認知もあるメーカーになっていますし、実際かなり訴求しやすいんですよ。そこでローカライズとまでいかないにしても、一般層へ売り込みもし易いSIMフリースマートフォンとしてこういう機能が充実してくれば、もっとシェアが伸びるんじゃないかな、と思った次第です。