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Aer Street Sling – 見た目以上に大容量のカバン

ライフスタイル

3ヶ月ほど前から気になっていたカバンを買いました。
買ったのはAerの「Street Sling」。スリングといってもボディバッグではなく、斜めがけストラップ+小型ポーチ、いわゆる「ショルダーポーチ」ですね。

先行して発売した海外ではレビュー記事・動画があがっていますが、国内ではまだ全然情報もないカバンなので、これから購入を考えている人の参考になればと思い、レビューしていきます。

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これで本当に容量2L?見た目以上に入るAer Street Sling

Street Slingの容量は2L。
「え、こんなに小さいのに2Lも入るの!?」と思うほどにStreet Slingはコンパクト。具体的にどのくらいの荷物が入れられるかは後ほど紹介しますが、本当に容量に対して見た目がコンパクトなのは、これまでのAerのカバンと同じですね。

素材はCORDURA®バリスティックナイロン、デニールは1680D。
これもAerのカバンだったら定番で、太めの糸を編んでいるのでとにかく頑丈です。

バリエーションとしてより軽量な「Dimension-Polyant® VX-42 X-Pac」を採用した「X-Pac」、それよりさらに軽量な「Challenge Sailcloth Ultra400X」を採用した「Ultra」もラインナップされていますが、それぞれ+5,000円、+10,000円と価格は高く、重量もX-Pacで10g、Ultraで30gしか軽くならないので、Street Slingであればバリスティックナイロンのノーマルモデルを選ぶのが正解。
これがバックパックみたいに大きなカバンだったらX-Pacなど、軽量素材を選ぶ利点もあるんですけどね。

厚みは結構薄め。マチもそこまでなく、先に紹介した通り、生地も頑丈なバリスティックナイロン製なので型崩れの心配もなさそうです。

ショルダーストラップはサイドループに、Duraflexの金具を使って取り付けます。
この金具も優秀で、上方向に押し込むことで簡単にロックが解除されるのですが、ストラップとして下に力が加わる限りはロックは解除されないので、仕組み以上に信頼性は高め。

サイドループはショルダーストラップを取り付けてもスペースに余裕があるので、ワイヤレスイヤホンなんかをカラビナ等でぶら下げても良さそうです。
……というか、そうしようと思ったのに丁度いいカラビナが見つからなかったので、まだそういう使い方ができていません。

特徴的なフロントポケットのバックルはFidlockのマグネット V バックル。
Peak Designのアンカーリンクスのようなストラップ部分を斜め上に引っ張ることで、バックルの厳つさからは想像できないほど軽い力でロックが解除されます。
引っ張る向きが「斜め上」なので、意図してロックを解除しようとしなければ開くこともなく、閉じるときはマグネットでバシッと位置が決まってロックされます。

フロントポケットは意外と広く、さらに鍵などを取り付けるのに丁度いいキーチェーンも備え付けられています。

サイズ感としては写真の通り、MagSafe対応のモバイルバッテリーを放り込んで丁度というサイズ感。
この写真に写っているのはUGREENのMagFlow Qi2 25Wです。
他のメーカーだとCIOのSMARTCOBY SLIMあたりは収まりが良さそう。サイドループにケーブルをストラップにしてぶら下げると便利かも。

メインコンパートメントは小さめのカバンながら結構しっかり区分けされています。
スマートフォンが入りそうなサイズの大ポケットが2つ、ペンなど小物を入れるのに丁度よさそうな小ポケットも2つ。
ただ側面から見た通り、カバンのマチはなく、これらのポケットもそこまで余裕のある作りではありません。ピタット入るものを収めて、中で暴れてしまうのを防ぐ程度のものですね。

ちょっと残念なのはDay Sling 3などにあったファスナー付のポケットがないこと、そしてAirTagなどのトラッカーを入れておく隠しポケットがないこと。どちらも代用案はいくらでもあるので致命的ではないのでヨシ。

試しに普段持ち運んでいるものを放り込んでみるとこんな感じ。

iQOS TELIAが小ポケットにピッタリサイズ。Osmo Pocket 3も色んなアクセサリを取り外せば真っ直ぐぶっ挿して持ち運ぶことができます。

あと、背面にはスマートフォンが丁度入るサイズのポケットがあります。
スマートフォンを2台持ちしているので、2台目はここに放り込んで持ち運ぶが定番になりそうです。

で、実際にStreet Slingに詰め込んだ荷物を並べてみました。

財布や鍵、モバイルバッテリー、スマートフォンといった持ち運びの定番に加えて、iQOS ILUMA i ONE、Osmo Pocket 3まで入ります。
イヤホン(JBL Tour Pro 3)は上にも書いたように、本来であればサイドループにぶら下げたいところですが、現時点で丁度いいカラビナがないのでメインコンパートメントに放り込んでいます。

ここまで詰めてもメインコンパートメントのファスナーが開けづらくなったりもせず、頑張ればもう少し詰めることができそうです。

「ちょっとそこまで」のお出かけで今まで活躍していたDay Sling 3とStreet Slingを並べてみました。

丁度1年くらい前に「普段使いのカバン」として、カバンの中身とセットで紹介した記事を書いてますね、Day Sling 3については。なのでそちらのカバンの中身と比べると似たような使い方をしているのがわかると思います。

こうして比べてみるとDay Sling 3も「こんなに小さいのに容量3L!?」と改めて凄さに気づかされるというか、本当に使い勝手のいいカバンです。
買って3年くらい経ちますが、多分一番使ってるカバンです。

そしてやっぱり、Street Slingは小さい。小さいんだけど、絶妙なサイズ感と容量で、普段持ち運びたいものが一通り持って出られる感じが凄くいいです。

だいぶ褒めちぎったStreet Slingですが、唯一欠点もあります。ショルダーストラップが細いので、中身を詰めすぎるとちょっと肩が痛い。
またDay Sling 3に比べると身体に密着もしないので、自転車を漕ぐときはちょっと邪魔です。

Day Sling 3のポジションを奪ってしまうかも、とちょっと心配だったStreet Slingですが、上述の通り弱点もあり、うまいこと棲み分けしながら「普段使いのカバン」のポジションに収まり長く使っていけそうです。

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