ポテト型加湿器がかわいい、マクドナルドの福袋を購入

雑記

なんとなく流行に乗っかって申し込んだマクドナルドの福袋に当選していたので購入しました。

福袋、子供の頃におもちゃ屋で駄々をこねて買ってもらい、中身に絶望するってやつを何度か経験してから「買っちゃいけないもの」と思っていたので大人になってからの購入は10年以上前に夜通し列んで購入したAppleのLuckyBag以来です。
最近は事前に中身がわかる、または価格や流行からある程度中身の予想ができる福袋が多いので、特定ジャンルで何か購入を迫られている場合にはワンチャン狙いで購入しても損はしないかもな~などと考えています。

と、そんな筆者の福袋に抱くイメージの話はこのくらいにして、マクドナルドの福袋の中身などをご紹介していきます。

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人気の「BRUNO」とコラボした2024年のマクドナルドの福袋

マクドナルドの福袋ですが、ここ数年はファッションブランドや雑貨ブランドとのコラボアイテムが封入されており、さらに福袋の価格以上の商品引換券も入っていることで人気を集めているようです。

今回のコラボ先は雑貨ブランドの「BRUNO(ブルーノ)」です。
ルミネやショッピングモールにテナント出店していることが多いので見たことがある人も多そうですね。ミッフィーのコラボアイテムや、オシャレなホットプレートは有名なのでそれのブランド・ショップだといえば「ああ、あのお店の」となるはず。

封入されているアイテムのデフォルメイラストがかわいいビニール袋に入ってました

福袋ということで「紙のショッパー」をイメージして受取に行ったんですが、渡されたのは封入されているアイテムのデフォルメイラストがデザインされたビニール袋。
かなり薄い・柔らかいので再利用は難しそうです。そうでなくてもデカデカと「マクドナルドの福袋2024」と書かれているので難しいですね。デザインがいいだけに勿体ない。

さらに中身はコンパクトにまとめられていました。マクドナルド店舗で雑に積まれても中身がこぼれ落ちないようにという配慮。

ビニール袋の中はまたビニール袋でした。

これはお店にもよると思うんですが、筆者が引き取りに行った近所のマクドナルドでは、当選者分の福袋が入った段ボールが高所に、結構雑に置かれていて、そこから店員さんが引っ張り出すような感じで用意されました。
上で紹介したように福袋自体も””やわな””ビニール袋なので、封入されているアイテムがビニール袋内から脱落しないようにする配慮なんでしょう。

ブランケットはブルーがほしかった。

福袋の中身は右上から「ポテト加湿器」「ブランケット」「ミニプレート」「コインポーチ」。
写真には撮っていませんがマクドナルドの商品引換券です。当たりを引くと「金のマックカード500円分」も入っているみたいですが、筆者は残念ながらハズレ。いいんです、商品引換券の総額が3,430円分なので損はしてないし。

ブランケットとミニプレート、コインポーチのカラーはランダム。
色はブランケットだけブルーがよかったな~とか思わないでもないんですが、まぁかわいいのでヨシ。
コインポーチは旅行用のカバンに「パクられても平気な財布」として入れておいてもいいかもしれません。

福袋の主役は「ポテト加湿器」

SNSの反応などを見ていると今年の福袋が発表されたときから「ポテトの加湿器、欲しい~!」と言っている人が多かった気がするので、今回の主役は「ポテト加湿器」でしょう。

見慣れたあのポテトが描かれた箱、なかなかに不思議な気持ちになります。

ポテト加湿器は専用の化粧箱入り。湯気ではなく蒸気がポテトから噴き出しているのはちょっとシュールです。

パワーはないのでジョークグッズくらいのつもりで使わないとガッカリします。

化粧箱背面にはポテト加湿器の仕様が書かれています。超音波式の加湿器で、容量も噴霧量もそんなに多くありません。ニトリなどで売っている1,000円以下の加湿器・アロマディフューザーと同じようなもんですね。

全体的に樹脂感がすごいポテト

というわけでポテト加湿器本体を見ていきましょう。

多分日本人の多くが「ポテト」と言われて真っ先に思い浮かべる、あのポテトをしっかり模した筐体です。
ちなみにポテト加湿器に限らず、ポテトの模型(おままごとグッズ?)でもどう見てもマクドのポテトなものがこの世には多く出回っているので、それと使い回したんじゃ……?とか考えたり。

サイズ感はちゃんとあのポテトのサイズですね。MなのかLなのか、そこまではわかりません。

電源ボタンや電源の入力口は背面に。

続いて背面をチェック。電源ボタンと電源入力用のUSB Type-Cがあります。
化粧箱の裏にも書いてありますが、3.0V以上~5.0VまでのACアダプタで電源供給をしろ!とのことなので、最近のハイパワーなACアダプタに繋いで使うのは控えた方が良さそうです。

またUSB Type-C端子の位置が高い場所にあり、ストレート型のケーブルだと遊びがありすぎるので、別途L字コネクタのUSB Type-Cケーブルを用意するといいでしょう。

▼ こういうヤツ

注水の際はポテトの左右を押し込んで、ポテトを分解します。

続いて側面。左右どちらの面も蓋をロックしているツメの部分がありますので、加湿器に注水する場合はこの部分を押し込んでポテト部分を引き抜きます。
使っているうちに緩くなってくるとは思いますが、筆者の元に来たポテト加湿器はかなり固め。まぁ、倒して水が漏れても困るのでがっちりロックされているのはいいことです。

ポテトを引き抜いて注水します。

というわけでポテトを引っこ抜いて中身をチェック。
作りはものすごくシンプルですね。ポテトの入れもの部分にそのまま水道水をジャーッと注いだら、ポテトをまた差しこむだけです。
ポテトの根本は結構肉圧なシリコン素材のパッキンになっているので万が一倒してしまっても中身は零れづらいつくりになっているのは好印象。

給水芯部分に使われているスポンジは交換用が一本同梱されていますが、ここはどうしても傷みやすい(カビ易い)ので、あまり長期間の利用には適してなさそうです。

さて実際にポテト加湿器に水を注いで……と使用感なんぞを書いてみようかとも思いましたが、上の方で書いたように容量も噴霧量も「お察し」なので実用性はほとんどありません。
これがテーブルの上で蒸気を噴き出しているのを見た際のインパクトはありそうですが、加湿器としてはおもちゃみたいなもの。なのでこのまま使わずに「昔、こんなのもあったよね」とたまに話題に出してクローゼットから引っ張り出してくるジョークグッズとして保管しようと思います。

可愛さは満点。実用性は加湿器以外が優秀だった今年のマクドの福袋。

毎年「コラボアイテムがかわいいな~」と思って眺めていたマクドナルドの福袋ですが、来年以降も好きなブランドとのコラボであれば雑貨としては優秀なので抽選に申し込んでも良さそうです。
ポテト加湿器はなんとなく「自信作」のような感じもしますが、性能を考えると実用性は皆無のコレクターアイテムなのはちょっと惜しいかも。

商品引換券で損はしていないですし、金のマックカードこそハズレましたが福袋を購入するという欲を満たした上で失敗した残念感もなく、とてもいい福袋でした。