NTTドコモ、ドコモショップ時短営業で解約が間に合わなかった分は「後日」の解約でも解除料を免除

ケータイ

新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた取組として、ドコモショップの営業時間が夕方16時までの時短営業になっています。

当日の受付に関しても修理など急を要するケースを除き、原則「来店予約のみ」を受け付けているのですが、時短営業に伴いその予約もなかなかとりづらくなっています。

SNSなどのユーザーの反応として時短営業開始以降に多いのが「ショップでないとできない手続きで困っている」というもの。
中でも「解約」はショップでしかできない手続きの代名詞でもあり、昨秋以降は「解除料1,000円」など二年契約の解除料が下げられたものの、まだ多くは「9,500円の解除料」が発生する状態のユーザーの方が多いため「予約もとれず解約もできない」という不満の声は多く見られます。

実のところ筆者も丁度二年契約の更新月を迎えた電話番号があり、すでに使い道もないので解約を行いたい一人です。
が、先にも書いたような状況で普段の行動圏内のドコモショップの予約も取れず解約が行えません。

こうした「更新月なのに解約できない」について、NTTドコモでは特定期間に更新月を迎えた電話番号の解約について、更新期間を過ぎた場合も解除料が免除となることがわかりましたのでご紹介。

2019年12月以降に契約期間満了の電話番号が対象

ドコモショップで手続きが更新期間中に行えず、後日の解約となった場合に契約解除料が免除となるのは以下の期間で契約期間を満了した電話番号です。

2019年12月に契約満了 … 2019年12月~2020年2月末が契約更新期間
2020年1月に契約満了 … 2020年1月~2020年3月末が契約更新期間
2020年2月に契約満了 … 2020年2月~2020年4月末が契約更新期間

上記に該当する電話番号について、契約更新期間を過ぎていても5月末までに解約手続きを行えば解除料はかからないとのこと。
あくまでも筆者が4月7日にドコモショップで確認を行った際の救済処置であり、今後の新型コロナウイルス感染症の流行状況次第では期間が延長になる可能性もあります。

なお、注意点として「時短営業や予約のみの受付で、期間中にドコモショップに来られなかった、利用できなかった」ことを解約手続き時に申告が必要とのこと。
そうした申告がなければ通常通りの解約処理となり解除料が発生してしまいます。

免除されるのは契約解除料のみ。通信料は発生。

例えば3月末までに解約ができず、解約は5月になった場合。

この場合は4月と5月の通信料は発生してしまいます。
あくまでも免除されるのは「二年契約(定期契約)の解除料のみ」です。

現時点で
・契約更新期間に解約ができなかった
・契約更新期間中に解約に行けそうにない
と、解約に困っている電話番号がある場合、5月からの料金プランを選べる中で最も安いプランに変更しておくと通信料の支払いが少しだけ抑えることができます。


「救済処置」として、特にホームページ上などにアナウンスがないため、ドコモショップ、そしてドコモインフォメーションセンター(151)で確認できた内容のご紹介でした。

「Webや電話で解約できればこんな救済もいらないし、ショップに行けない~予約だけと断れた~」みたいなストレスもないんですけど、全く救済がないよりはマシ。
告知もないため突然終わっているかもしれませんし、延長になっているかもしれませんし、実際に期間中の解約が難しく5月末までに解約できれば…と考えた人は、事前にドコモインフォメーションセンターあたりに「更新月内に解約に行くのが難しそう」と連絡を入れておくことをオススメいたします。