NTTドコモからは1月30日に、auとSoftBankからは1月31日に発売となる「AQUOS zero2」。
約141gと軽量なボディながらXperia 1やGalaxy Note10+らと同じ高性能チップセット Snapdragon 855を搭載し、240Hz動作の有機ELディスプレイを搭載した「ゲーミングでも大活躍」と注目を集めるスマートフォンです。
主要三社から(ほぼ)同時に発売となるだけに、狙っていた人はどの会社で買うのがお買得かは悩みどころ。
SNSなどでも発売を待ちわびる声も多く、店頭にモックやデモ機が並んでからは「軽っ」と、売りである本体の重量に驚く声を多数見かけるなど、注目度も高くなっています。
そこで今回はAQUOS zero2を取り扱う三社の「本体価格」と「月額料金」を比較してみました。
どの会社で買おうか悩んでいる人は、この記事を参考に決めてもらえればと。
AQUOS zero2の本体価格を比較
AQUOS zero2の本体価格は9~10万円ほど。
もっとも安いのはNTTドコモですが、本体を返却(下取り)し分割の残りを免除するサービスを活用する場合はSoftBankが最安です。
NTTドコモ | au | SoftBank | |
---|---|---|---|
本体価格(総額) | 87,912円 | 97,200円 | 95,040円 |
残債免除サービス適用時 | 58,608円 (スマホおかえしプログラム) |
64,800円 (アップグレードプログラムNX) |
47,520円 (トクするサポート) |
AQUOS zero2の利用料
続いてAQUOS zero2の毎月の利用料を比較。
「段階制の最安プラン」と「もっとも大容量(or無制限)のプラン」で契約した場合で比較してみました。
最安・段階制プラン
NTTドコモ | au | SoftBank | |
---|---|---|---|
料金プラン | 3,278円 ギガライト(~1GB) |
3,278円 新ピタットプランN(~1GB) |
1,078円 基本プラン(音声) |
3,300円 データプランミニ(~1GB) |
|||
本体代金 | 2,442円 36回払い |
2,700円 36回払い |
1,980円 48回払い |
残債免除サービス | – | 390円 トクするサポート |
|
合計 | 5,720円 | 5,978円 | 6,748円 |
大容量プラン
NTTドコモ | au | SoftBank | |
---|---|---|---|
料金プラン | 6,578円 ギガホ(30GB→60GB) |
8,228円 auデータMAXプランPro(無制限) |
1,078 基本プラン(音声) |
7,150円 データプラン50GB+(50GB) |
|||
本体代金 | 2,442円 36回払い |
2,700円 36回払い |
1,980円 48回払い |
残債免除サービス | – | 390円 トクするサポート |
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合計 | 9,020円 | 10,928円 | 10,598円 |
毎月の利用料を比較してみると最も安いのはNTTドコモとなりました。
ただ、上記に加え「1.契約から半年~1年の割引」「2.家族で同一の会社を利用した場合の割引」「3.インターネット回線とのセット割引」などを加味した場合はこの通りにはなりません。
例えば家族の人数によって割引額は各社とも変動していきますが、SoftBankは最大で2,000円の割引が受けられます。NTTドコモ、auは同様の割引の上限は1,000円と半額で、ネット回線の割引は各社とも最大1,000円であることを考えると、割引総額はSoftBankが最も大きく、最安のNTTドコモとの価格差が1,500円であることから「割引が最大まで適用できるとSoftBankが最安」になります。
「自分だけ買い換える」のか「家族全員で買い換えるか」でオススメの買い方が変わることも忘れず、上記の試算結果について参考にしてもらうのがベストです。
AQUOS zero2ですが、パッと見の派手さは同じ2019冬モデルのGalaxy Note10+やXperia 5、G8X ThinQなどと比べると劣ります。
しかし最近はエントリーモデルのAQUOS senseシリーズなど、同社製スマートフォンの評価は高くなっていることや、キャリア取扱のスマートフォンにしては珍しく「ゲーミング」に強みを持ったスマートフォンという他にない立ち位置を狙っている点など、ハマれば最高の一台なのは確か。
元より注目度も高めなので、購入を検討している人は「どの会社が一番お得になるか」をしっかり見極めることで、より満足度の高い購入になるはずです。