Lenovo トラックポイント付きキーボードをリニューアル。2020年5月発売予定。

PC

米国にて1月7日から開催される国際家電見本市「CES 2020」に先立ち、Lenovoからコアなファンが多い「トラックポイント付キーボード」のリニューアル版となる「ThinkPad TrackPoint Keyboard II」が発表されました。発売は2020年5月以降を予定しており、価格は$99.99と予告されているため、日本国内で発売される場合は1.1~1.3万円程度になると予想されます。

「ThinkPad TrackPoint Keyboard II」の従来モデルからの大きな変化は4つ。
その中でも筆者が注目しているのはキータッチの変更です。
リリースには

The new ThinkPad TrackPoint Keyboard II mirrors the same design and function and provides a familiar touch and feel.

とあり、今回のリニューアルに伴いキータッチは同時に発表された第8世代ThinkPad X1 Carbonらと変わらないそうです。

筆者も愛用中の現行のトラックポイント付キーボードのキータッチはThinkPad X230やX250などに近く、タイピングしていると底打ち感のある少々安っぽいもの。同じく愛用中の第5世代ThinkPad X1 Carbonと比べると静粛性にも欠け、全体的にカタいキータッチは長時間のタイピングで疲れやすいのが難点なのですが、それが改善されるようで期待大。

残り3つの変更は「充電端子がUSB Type-Cに」「マルチペアリングに対応し2台のデバイスを切り替え利用できる」「Androidのサポート」といった内容です。
マルチペアリングに対応するため、複数台のPCを利用している場合はThinkPad TrackPoint Keyboard IIで2台のPCで入力・カーソル操作を切り替えて行えるのはかなり便利そう。
また、ファンクションキーのF9~F12がAndroidのナビゲーションボタンとして機能するため、Androidタブレットはもちろん、2020年末に発売が予定されている「Surface Duo」などと組み合わせて利用するのにも便利そうで期待が高まります。

また、接続は2.4GHz帯でのワイヤレス接続(レシーバー付属)かBluetooth 5.0となり、BluetoothのペアリングにはMicrosoftのSwift Pairも利用可能。
現行モデルに用意されている有線モデルについてはリリースやデータシートを見る限り設定がないため、今回発表モデルからはワイヤレスモデルのみとなるようです。
内蔵バッテリーでの動作はフル充電で約2ヶ月、15分の充電でも約1週間利用可能とスタミナの心配はなさそうです。

より詳しい発表内容は以下の英語のリリースで確認できます。

Smarter Lenovo Think Devices Inspiring Today’s Workforce - Lenovo StoryHub
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