米国にて1月7日から開催される国際家電見本市「CES 2020」に先立ち、Lenovoから人気のモバイルノートPC「ThinkPad X1 Carbon」と「ThinkPad X1 Yoga」の最新モデルが発表になりました。
どちらも発売は2020年後半を予定しています。
ThinkPad X1 Carbonは第8世代に、ThinkPad X1 Yogaは第5世代に、どちらも気付けば息の長いシリーズになりました。
第8世代モデルのCPUですが、2019年8月にマイナーチェンジされた第7世代モデル同様に第10世代 Intel Coreシリーズを搭載。
開発コードネーム「Comet Lake」搭載になるようですが、CTOではCore i7で6コア・12スレッドや、2020年後半にリリースが予定されている「vPro対応」のCPUを選択可能になるようです。
同じ第10世代でもComet Lakeと比較し主にGPUなどがより強化されたIce Lake搭載モデルが出てくるかは現時点で未定。
その他の変更点は、ディスプレイの覗き見防止を別付けのフィルターなしで行える「PrivacyGuard」を搭載。
PrivacyGuardを搭載した場合でもディスプレイの明るさは最大500nitと、2019年までのPrivacyGuardに対応したディスプレイよりも最大で約2倍明るくなっているとのこと。
また、CTOメニューで選択できるストレージも最大2TBまで選択できるようになるようです。
筐体デザインやサイズ・重量、LTE搭載といったオプションは今回発表モデルでも現行モデルから変更はない予定。
また搭載できるメモリは最大16GBまでと、ユーザーからの要望の多かった32GB以上のメモリ搭載は今のところ行われない模様です。
冒頭にも書いた通り、発売は2020年後半を予定とのことで最新モデルが買えるようになるのはしばらく先。
筆者自身もThinkPad X1 Carbonのユーザーで、間もなく購入から3年が経過する2017年モデルのため「2020年モデルを買おう」と計画していましたが、あと1年は2017年モデルに頑張ってもらうことになりそうです。
その分、予算を多く確保できるので妥協ない性能で買いたい。
発表内容の原文(英語)は以下から確認できます。