音楽が歩き出した日から40年。歴代ウォークマンを聴けるイベントがエモかった。

イベント

銀座ソニービルの跡地「銀座ソニーパーク」で開催中の「#009 WALKMAN IN THE PARK」に行ってきました。

iPodの台頭する以前、ポータブルオーディオの代名詞だった「ウォークマン」の生誕40周年を記念するイベントで、会場内では歴代ウォークマンの展示、一部機種は視聴も行えます。

筆者にとってゲームボーイ以外の「自分専用のガジェット」はウォークマンが最初。
思い出話は色々ありますが、長時間録音に対応する「MDLP」の出始めの時期にMDLP非対応機を買ってもらったことで「MDLP対応のが欲しい!!」とカタログやWebサイトを必死にチェックするようになったのが今の筆者を形作るキッカケ。
それ故に「買えなかったけど、憧れたり、知ってはいる」みたいなウォークマンも色々あるため、今回のイベントで数年ぶりの再開を果たせればと行ってきました。

メインとなる展示会場は銀座ソニーパークの地下階。
ちなみにこの階段、ソニービル時代のものをそのまま残してます。右に見える配管後なんかがその証拠。

“「音楽が歩き出した日」から40年。”って、なかなかにエモい響き。
物心ついた頃には当たり前にどこでも好きな音楽を聴けるようになっていたけど、やっぱり自分専用のウォークマンを手にして、お気に入りの曲を初めてイヤホンで聴いたときは感動しました。

カセットウォークマン。僕もコレはこういう展示でしか見たことがありません。
カセットテープ自体は使ったことあるんですけどね。
もちろん、この会場では実際に触れて視聴することができます。今のデジタル音源に慣れてると解像度の低い音に驚きます。

展示台には著名なアーティストから、ウォークマンとの思い出のエピソードが書かれています。
「2002 イケてない少年の背中を押してくれた人」は、なんとなく自分と重ね合わせちゃう。
丁度この頃中学生だった僕は、好きとか頑張ろうって言うのが下手クソでした。大好きな曲の一節に「音楽で話そう。言葉なんて追い越してさ。この地球(ほし)の音楽(ことば)で。」というのがあって、必死に伝えたいことが伝えられそうな曲をミックスしたをMDを作って友達にあげたりとかしてました。

制服の袖にイヤホンを通して、頬杖ついてるフリして実は音楽聴いてるってのは、僕も高校受験のときにやってたなぁ。
何度も言ってる通り、僕の頃にはMDだったので、ウォークマンが丁度制服の内ポケットにスッポリ入るので余計にバレづらかったんですよ。

「NetMD」に最初に対応した、録再対応ウォークマンの「MZ-N1」。
パソコンからMDに曲が録音できる(転送できる)ってのが画期的で、丁度パソコンでWindows Media PlayerとかWinampとか使い始めた頃でもあったので「なんかすごい」って感じで憧れました。

リモコンは「MZ-E500」から続く、円柱形のスティックコントローラー。
ディスプレイは漢字表示にも対応しているので、従来モデルよりも高精細になってるんですよね。円柱型でもなければ、漢字表示にも対応しないリモコンを使っていた僕はここにも憧れてました。

多分、一部の人たちは「絶対に許さない!」と雄叫びをあげる「NW-A1000シリーズ」も視聴可能です。
CONNECT Playerの悪夢がなければ、当時から数年間の国内のDAP市場シェアはiPodにあんなに持っていかれなかったのでは?と今でも思ってます。

地下4Fにある「Walkman Wall」は必ずチェックしておきたい展示。

ここには僕が最初に買ってもらったウォークマン「MZ-E800」の姿も。
本体上部を引き上げるだけでディスクの交換ができる「新ヘッドローディングメカニズム」は実際に使ってみると便利でした。
記憶が確かなら、この構造はこの1台で終わったんじゃなかったかな。改良なり亜種なりはその先にもあったとは思いますが。

このMDね、高かったんですよ。
MDLPで長時間録音をしない場合、1枚のMDの録音時間は74分、または80分。CDアルバム1枚分くらいしか入りません。
なので複数枚を持ち歩くときに「色で判別」は当たり前で、ケースがカラフルなものは少し値段が張るので中学生のお小遣いではかなり奮発して買うものでした。
もちろん、気になるあの子に送るMDも激安なヤツより、ちょっとオシャレなヤツであげたくてこういうの買ったりしたんですけども。

メモリータイプウォークマンだと「NW-E8P」はハッキリと覚えてる一台。
当時、コカ・コーラのキャンペーンの景品だったんですよね。
それと、この頃はイヤーフック型のヘッドホンが流行だったのもあって、ヘッドホンとプレイヤーが一体化しているのもいいなと思った理由だったかな。

会場内ではスタンプラリーも実施中。
スタンプも歴代ウォークマンロゴなので、これを押すだけでも好きな人はかなり楽しめる、絶対に。

スタンプラリーを終えると記念ブックレットがもらえます。
カセットテープサイズで、カセットテープのケースに入っているのがいい感じ。ケース内のカバーのイラストも5種類あるそうなので、何度か通って複数バージョン揃えてみるのもいいかも。


そういえば、ソニービル解体前に実施された「It’s a Sony展」についてブログに書いたときも、ウォークマンの項では同じようなことを書いていたことにここまで書いて気付くなど。

さよなら銀座ソニービル - It's a SONY展で懐かしの製品に再会してきた
...

3年近く前のイベントですが、そこから今日まで、やっぱり僕の中のウォークマンへの”好き度”は変わっていないようです。
筆者にとっては携帯電話やパソコンよりも、ウォークマンにガジェット好きのルーツがあるため、好きになった頃のことを思い返すいいイベントでした。

会期は9月1日まで。夏休み、東京観光ついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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