3月に発表・発売されたiPad mini(第5世代)を購入しました。
買う予定はなかったのですが、auのポイントや各種施策を適用することで本体一括0円になることがわかったので、それなら気になっていたし買って使ってみようと。
ちなみに価格・割引の内訳は以下の通り。
本体価格 | 79,560円 |
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ポイント | ▲60,000円 |
ぐっとiPadおトク割 | ▲16,200円 |
ブックパス加入 | ▲5,400円 |
割引後本体価格 | 0円 |
60,000ptのあたりで、察しのいい人は「あっ」ってなりそうですね。
また、料金プランはメインのスマホ側とデータ容量をシェアする「タブレットプランds」に加入し、さらに本体を一括で購入・3年間は利用料から割引が受けられる「毎月割」が適用されるため、以下の通り700円で利用できます。
基本料金 | 1,700円 タブレットプランds(3年契約) |
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ネット接続料 | 300円 LTE NET |
毎月割 | ▲1,460円 |
月額合計(税込) | 700円 |
タブレットプランdsは3年契約となり拘束期間は長くなりますが、データ容量をシェアする音声回線は直近で解約の予定もなく、iPad miniの用途もコンテンツ消費のためのビューワーとしての利用が主であると考えれば、月額料金の安さと合わせ「そんな負担でもない」と納得しての購入です。
本体をチェック
すでに発売から一ヶ月が経過しており、各所で開封レポートもあがっていますが、やはり新しいガジェットを手にすると開封レポートを書きたくなりますし、僕としての所感も書いておいた方がいいと思いますので。
購入したのはau版なのでWi-Fi+Cellularモデル。
毎回タブレットを買うときはWi-Fi版でいいかな…と考えるんですが、やっぱりSIM挿せる方が便利です。
容量は64GB。最近は動画のサブスクリプションサービスが充実していて、移動中に見たいモノを予めDL、見終わったら削除という使い方が主なので64GBで足りると判断しました。
同じようなことをiPhone XSの購入記でも書いていることに気付きましたが、カメラもおまけ程度に使うiPad miniなら尚更ストレージ容量は少なくてOKでしょう。
購入した本体カラーはスペースグレイなのでディスプレイベゼルはブラック。
従来モデルを踏襲したデザインとなるため、ベゼルの太さに野暮ったさを感じます。
背面が最も従来モデルから変わっている部分かも。
Wi-Fi+Cellularモデルの場合、iPad mini 4では上部のアンテナ部分が大きな樹脂パーツになっていましたが、iPad Pro 9.7以降のアンテナラインが刻まれたものに変わっています。
外部接続端子はLightning。
iPad mini含むiPad Pro以外のラインナップはライトに使えるデバイスであることが大事ですし、入口として価格を抑えるためには本体だけでなく周辺機器も価格が安かったり既存のものが使い回せることが大事なはず。
そう考えるとApple Pencilへの対応も第1世代にした方がコストも抑えられますから、ここはiPad miniのラインナップ内での位置付けを考えれば「妥当」かな、と。
ものは試しに第2世代のApple PencilをiPad miniの横に並べてみたときもしっくりこなかったので、これが最適解なんだと自分に言い聞かせていこうと考えています。
コンテンツの消化を進めていくには嬉しい3.5mm ステレオイヤホンジャック付。
最近は専ら適当なトゥルーワイヤレスイヤホンをBluetoothで繋いでiPhoneで動画を見る機会も多いんですが、どうしても動画でクチの動きと音声とのずれが気になる場面もあったので、有線接続できるイヤホンが繋がるのは嬉しいです。
iPadだと滅多に出番のないカメラ。
携帯の販売現場にいた頃は、お客様の本人確認書類の読み込みにiPadのカメラを使う場面こそありましたが、完全にプライベート所有したiPadでカメラを使った記憶がありません。
「意外と写る」みたいなおまけカメラにしては頑張っているような話は聞きますし、ARKitを活用したアプリで遊ぶとおもしろいとも耳にすることは多いので、このあたりも今後は少し遊んでみたいかも。
ベンチマーク
参考値として、AnTuTu BenchmarkとGeekBench 4のベンチマークスコアも確認してみました。
左から順にiPad mini(第5世代)、iPad(第6世代)、iPad Pro 12.9(2018)です。
AnTuTu Benchmark
iPad Pro 12.9(2018)のスコアがぶっちぎり…なのはさておき、iPad mini(第5世代)は搭載しているSoCがiPhone XSらと同じ「A12 Bionic」となり、iPad(第6世代)との比較では1.5倍以上のスコアとなっている点は見逃せないポイントかなと。
GeekBench 4
GeekBench 4ではCPUのシングルコア性能とマルチコア性能の比較で見ていくと、シングルコアではiPad mini(第5世代)はiPad Pro 12.9(2018)に肉薄するスコアに。
マルチコアでのスコアの差は、iPad mini(第5世代)のA12 Bionicは6コア、iPad Pro 12.9(2018)のA12X Bionicは8コアの差がそのまま出た感じですね。
僕自身がiPad miniを手にするのは確か2年ぶり。
久々に使ってみると「丁度いいサイズのタブレット」と、iPad miniの後継モデルを待ち望む声の大きさにも納得がいきます。
ベンチマークスコアではイマイチ伝わらない動きの良さも、ここは待ち望んで発売日に飛びついた多くの人から「アプリの切替がスムーズになった」と聞こえてきますし、まだ購入から3日ほどで大して使っているわけではないものの、iPad(第6世代)と比べてもWebサイトの表示(レンダリング)がスムーズになったとも感じます。
Apple Pencilへの対応も含め、iPhone XSなど従来のiPhoneよりも画面が大きくなったモデルとの差別化もハッキリしており、それこそiPhone XSやiPhone 8にプラスして使うタブレットとしては最適解かもしれません。
ペン入力に対応したデバイスとして、筆者個人としては「Galaxy Note9」と「Surface Go LTE Advanced」を普段の持ち歩き使っており、これらとの差別化に悩む部分もありますが、当面は「Surface Goを持ち出さない場面」では活躍してくれるはず。
使ってみての気になる点は、もう少し使い込んでから記事にまとめてお送りできればと。