書けるに満足。Galaxy Note9 SC-01Lが2018年のベストバイスマホ。

ケータイ

Galaxy Note9 SC-01Lを購入して気付けば一ヶ月半が経過していました。
グローバル版の発表・発売からも結構な時間が経過し、国内版についても取扱事業者の発表会レポート等で色々と書かれていますので、今回は「買ってよかったGalaxy Note9」という感じで同機について書いていきます。

▼発表時にS-MAXで書いた実機レポート

NTTドコモ向け“描けるスマホ”の最新プレミアムモデル「Galaxy Not9 SC-01L」を写真と動画で紹介!先代Note8やS9+、S9とも比較【レポート】 : S-MAX
docomo向けプレミアムスマホ「Galaxy Note9 SC-01L」を写真と動画でチェック!Note8との比較も 既報通り、NTTドコモが「2018-2019冬春モデル」を発表し、Androidスマートフォン「Galaxy Note9...

まぁ、ついでと言っちゃなんですが、2018年の総括企画の「ガジェ獣 Advent Calendar 2018」に乗っかる感じです。
割と皆さん、色々買っていて総括している中「コレ」という単品を書くのもなんなんですが、言うほど今年はアレコレ買ってないので。

RHODIAのかわり

Galaxy Note9の特徴と言えば専用のスタイラスペン「S Pen」でしょう。4,000mAhのバッテリーやSnapdragon 845なんてのも特徴ですが、どんな特徴や機能よりも最初に紹介すべきは「S Pen」です。断固としてココは譲りません。

最初の勤め先で「記憶はアテにならない、とにかく書いておけ」と教わり、RHODIAを一冊もらって以来常にRHODIAにメモをする習慣がついています。とくにToDoリストとして使うのにアナログなメモ帳の中ではRHODIAが最も優秀じゃないかなと。
ただ、稀にカバンの中身を入れ替えたときにまるっと忘れたり、ペンだけ入っていないなんて不便なことも。
(おかげさまで僕の部屋には大量のJetStreamがあります)
それ以外にも、一生懸命色々書き込もうと「ほぼ日手帳」を持ち歩いていた時期もあります。
ただ、手帳って案外嵩張るんですよね。なので持ち歩かない日が出たりして結構白紙のページが続いてしまったり。カズンの大きさに憧れたりもしましたけど、それはまた夢の夢って感じ。

そこで昨年は色々メモもするし…とサブにGalaxy Note8を購入してみたところ、確かに便利なものの「Galaxy Note8自体を持って出ない」という機会も多く、これじゃ意味がないなと。
なので、今年はアナログなメモとメインのスマホを完全に一本化しようとGalaxy Note9に買い替えたわけです。

当たり前ですが、アナログなメモではなくデジタルなメモなので、用の済んだページを剥がして捨てる手間も不要。
むしろ、終わったタスクを書いてあるページを敢えて残しておくこともできるため「いつ頃それやったっけ」みたいな振り返りもできるのは便利になったと言えるかも。
まぁ、Galaxy Noteが出てきて10年近い時間が経っているのに、今更これを便利だ最高だというのも「置いていかれている感」もありますが、やっぱり書けるのは便利。

待ち合わせがスムーズに

誰かと待ち合わせするときにもS Penで地図に書き込めることが便利だったりします。
「道案内くらいスマホでやればええやん」というのは確かなんですが、例えば「ドトールの○○店の前」とか伝えてもすぐにスマホで調べるって人の方が案外少ないんですよね。
だいたいは「あー、確か駅前にあったよね、あそこだよね」くらいの感じで来るし、結果「改札口、間違えちゃったよ」とか言われたり。

こんな風に、地図にサクッと「改札出て右、このへん」とか書いてLINEで送っておくだけで、迷わずすぐに合流できることが増えました。
待ち合わせだけでなく「迷った」と連絡もらったときや「あのお店の行き方教えて」なんて相談されたときにも地図に書き込んで送ると喜んでもらえます。

typoを見つけたときにも便利

ふらふらっとスマホでTwitterなんかを眺めているとおもしろそうな記事が色々流れてきます。
そんなときに「あ、typoしてる」なんてものを見つけたときはサっとS Penで書き込んで「ここ間違ってるよ」と教えてあげられます。

(その前に、僕自身、編集から赤ペン入れられて返ってくるの減らさないとなんですけども)

もちろん、こういう発見以外にもスクショの中でも注目してもらいたい部分に書き込めると、ちょっとした約束事だったり、話題の共有に便利だったりもするので、やっぱりS Pen最高です。

バッテリー切れの心配なし

あと、やっぱりココは挙げておきたいのがバッテリー。
バッテリー容量なんかよりS Penでしょ!と書いてますが、やっぱりバッテリーの持ち時間の長さには感動もするし、助けられることが多いです。

ちなみにGalaxy Note9(SC-01L)のバッテリー容量は4,000mAh。直近で使っていたGalaxy S9+(SC-03K)は3,500mAh。本体サイズはそこまで大きく変わりませんし容量としても1.2倍弱の増量と僅かな差ながら実稼動時間はだいぶ改善している気がします。

上図は先月、ディズニーランドへ行ってきた日のもの。
ほぼ始発で向かうために朝の5~6時に起きた時点でACアダプタから外し、帰宅した0時過ぎの時点で残り5%でした。
ディズニーランドということで、アトラクションの待ち時間の確認、レストランのフードのチェックなどでネットを使う頻度は高く、カメラも持って行っていますがちょっとした撮影はスマホが活躍するのでかなりヘビーに使って1日充電要らずだったのは感動を覚えました。

モバイルバッテリーも持ち歩いていますが、充電中にカバンに入れておくのもなんか不便だし、かといってポケットへの収まりは悪いし、手に持ったまま歩いてるのも落としそうで怖いので、電池切れの心配をしないでいいスタミナがあるってのは安心して使えるスマホとして、かなりポジティブに評価できる点でしょう。

スマホカメラとしては満足度の高いカメラ

スマホでTwitterとLINE以外でよく使う機能と言えばカメラ。
スマホ選びの決め手としてカメラの画質を気にする人は多いでしょう。Galaxy Note9のカメラはざっくり言えばオールラウンダー。どんなシチュエーションでもそれなりの絵で撮影できるため、カメラを持っていない日でも助けられることが多い優秀なカメラです。

パッと被写体をフレームに入れてシャッターを切ってこんな感じ。
35mm判換算で26mm程度の画角なのでワイドさには欠けますが、パッと風景を撮る限りで困ることはありません。

食事の撮影時に活躍するのが「ズームレンズ」。
ついつい被写体に寄ってシズル感を出したくなりますが、そうすると自分の影が入り込んで暗い絵になってしまいます。
そこでズームレンズを利用すれば影が写り込むことなく撮影できるので、スマホカメラの飯テロ度をあげるならズームレンズ搭載は譲れないポイントかも。

ちゃちゃっと夜にイルミネーションも撮りましたが、等倍で見ない限りは十分にキレイ。
光学式手ぶれ補正を搭載しているおかげで、真っ暗な場所で星を撮りたいといった場合を除けば酷く手ぶれすることもないのは頼もしい限りです。


少なくとも僕の使い方だと、各社の「フラグシップモデル」でないと動きに不満が出るのは間違いありません。
スマートフォンとして当然の使い方ができた上での「+α」を満たしてくれることで、やっとガジェットとしてのベストバイだった、という言い方ができるのかなと。
その点で評価したときに、Galaxy Note9 SC-01Kは今更ながらS Penの便利さに虜になり、基本性能での不満はない上での「+α」に満足できるため、僕の中のベストバイを掲げられる一台と言い切れます。

惜しむべきは2017年モデルと比較して外観に大きな変化がなかったこと。
Galaxy S8→Galaxy Note8→Galaxy S9+→Galaxy Note9と買ってきて、どれも使い勝手は最高に満足しているんですが、なかなか新しいものを使っている気分になれません。
これを敢えてポジティブに紹介するなら「完成してるから、見た目が変わらないんだよ」みたいな言い方をするべきなんでしょうけども。

本体価格も決して安くはなく、中にはGalaxyにネガティブなイメージを抱いている人もいるでしょう。
ただ、今冬の大手携帯電話会社のラインナップのうち、高性能モデルの選択肢は今まで以上に限られてきており、その中でも最高峰のものを!と考えたとき、Galaxy Note9はぜひ検討対象に加えて欲しい一台です。
ファンの人は迷わず選んでいいですし、どの機種にしようか悩んだ人も選べばきっと満足できるはず。オススメです。

Galaxy Note9 SC-01Lを購入する

▼Galaxy Note9 SC-01L(ドコモ版)の月額料金は以下の記事でご紹介。購入の参考にぜひ。

10月25日発売予定。ファン待望のGalaxy Note9 SC-01Lの本体価格、月額料金をご紹介。
NTTドコモは10月17日、2018-2019冬春モデルとして「Galaxy Note9 SC-01L」を発表しました。Galaxy Note9 SC-01Lはおなじみ、Galaxy Noteシリーズの最新モデル。昨年のGalaxy Not...

ガジェ獣 Advent Calendar 2018の明日の担当は「でこにく」のでこいさん
同企画の中では二度目の登場です。きっと、かなり頭の悪い(褒め言葉)ぶっ飛んだネタを記事にしてくれるはず。乞うご期待です。