テレビのHDMIが足りない…!を解決。Aukey HDMIセレクター HA-H04を試す。

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年末年始の楽しみといえば「TVゲーム」という人も多いはず。
直近だとPS4向けにFF15が発売、間もなく龍が如く6も発売になりますし、家族や親戚の集まるタイミングだとWii Uなんかで大乱闘スマッシュブラザーズやマリオパーティあたりでワイワイ遊んだり、未だ品薄状況が改善しないニンテンドークラシックミニ・ファミリーコンピューター(通称ファミコンミニ)なんかも年末年始の盛り上がりアイテムになるんじゃないかな?なんて考えています。

そこで気になってくるのがテレビやモニターの「HDMI」の数。
僕の部屋のテレビはHDMIが4つあり、既に
・PS4
・PS3
・Wii U
・Chromecast
で埋まっていてこれ以上繋ぐことができません。
さらにHDDレコーダー、繋ぎ場所に困ったまま放置しているAmazon Fire TV Stick、ファミコンミニなんかもあって、これらどうしたらいいんだ…!!と頭を抱えています。

そんなときに便利なのが「分配器」
またの名をセレクターなんて呼ばれるアイテムです。今回、モバイルバッテリーやケーブルといったサプライ品が大人気のAukey様より「HDMI切替器 2in1 セレクター HA-H04」をご提供頂きましたのでご紹介していきます。

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外観をチェック

早速HA-H04の本体をチェックしていきます。

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本体上部から。
金属筐体で、Aukeyの製品であること、HDMIセレクタであることなどが印字されています。
中心に配置されているのが入力を切り替えるスイッチ。
1・2の印字の近くにあるLEDで、現在どちらがアクティブな状態になっているかを確認する事が可能になっています。

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2ポートのHDMIセレクタなので、当たり前ですがHDMIの入力は2つ。
HDMIにもいくつか仕様がありますが、4K入力にも対応しているVer 1.4まで対応しています。

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こちらは出力側。
そのままHDMIケーブルでテレビに繋ぐ側なので当たり前ですが1ポートのみです。

さて、ここまで本体をざっとみて気付いた事ですが、HA-H04自体には電源を繋ぐ場所が一切用意されていません。
このままHDMIケーブルを繋ぐだけで動作するため、ただでさえケーブルが多くごちゃつきやすいテレビ周りで余計な配線を更に増やす必要がありません。

実際に取り付けて使ってみる

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色々考えた末に、同じくHDMIポート数が足りず困っていた自室デスクのモニターに繋いでみました。
繋いだ先のモニターはLGの22MP47HQ-P。
公式サイトの仕様にも書いてある通り、HDMIのポート数はたったの1つ。通常はPC一台を繋ぐ前提の安価なモニターです。

HA-H04に繋いだ機器はApple Mac miniとGoogle Chromecastの2台。
複数枚デスクに設置しているディスプレイのうち、22MP47HQ-PはWebサイトのレイアウト確認にMacを使いたいときと、BGM代わりにChromecastで映画やMVを垂れ流しておくのに利用しているため、今回はこの接続がサクサク切り替えできるかどうかを確認しました。

固定場所に困ったため、とりあえずモニターの裏にテープで固定。
実はこのレビューを書き出すまでに何度かHA-H04含め繋ぎ直し・レイアウトの変更を繰り返しているのですが、自分的に一番しっくり来る場所がありません。というより、この位置が多分ベストになっているんだと思います。

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入力1・2、それぞれをHDMIポート数が1つしかないモニターで切り替えるとこんな感じです。
切替にかかる時間は1秒前後、映像の乱れなどなくボタンひとつで切り替える事が可能とあり、Mac miniの出番がないときは徹底的にオンデマンドの動画配信サービス垂れ流し、Mac miniの出番が来たら即座に切り替え可能になりました。
一時期、Chromecastで動画を垂れ流しにしておくためだけにモニターを一枚追加するか真剣に悩んだりもしていただけに、この変化はかなり大きいです。

良いところと悪いところ

簡単にそれぞれ挙げていきます。

良いところ

  • 安価にHDMIセレクターを導入できる
  • 電源要らずですぐに使える

一昔前までHDMIセレクターといえば一万円はするちょっと高価な買い物でした。
以前使っていたテレビは更にHDMIが少ない2つ、さらにPS3とレコーダーで埋まっている状態で機器を追加するためにHDMIセレクターの購入を検討しましたが価格に見合わないと判断し購入を見送った記憶があります。
これが2,000円程度で購入でき、気軽にHDMIのポート数を気にしないでいい環境が作れるのは十分に価値を感じられます。

また、電源要らずなので面倒な配線が増えることがありません。
テレビ周りのコンセントの数が足りていないという家庭も多いでしょうから、購入後にコンセントが足りずたこ足を増やすような手間もありません。
設定もいらないので、繋げば使えてしまう気軽さはかなり嬉しいです。

悪いところ

  • 切替がスイッチのみ

手間と言えば手間なのが物理的なスイッチでしか切替ができないこと。
今回はデスク上のモニターという手の届く距離で済ませているからいいのですが、40型や50型、さらにはそれ以上のリビングサイズのテレビやモニターで利用する際、都度切替のためにテレビの付近へ行って…というのはかなり面倒です。
他メーカーの上位機種でリモコン対応のものも発売されていますが、価格が高いことで購入のハードルも高くなっています。

もちろん、この価格帯の製品にリモコンなどを求めるのが間違いなので「悪い」というより、割り切りが必要ですよ!といった類の評価ですが。

まとめ:使い出すと便利

とはいえ、一度使い出すとHDMIセレクターはかなり便利です。

そもそもPC向けのモニターであれば、入力の切替のために使いづらいモニター下のボタンを頑張って操作して切り替えたりするわけで、それが手の届くところに設置したHDMIセレクターのボタンをポチッと押すだけでいいというのは便利になるに決まってます。
また、安価なモニターではポート数に限りがあり、用途・要件を満たせないと購入選択肢から外してしまうところ、たった2,000円の追加でHA-H04を用意してしまえばすぐにポート数の問題も解決!というのはコスパ的にもアリなんじゃないでしょうか。

年末年始に向けてHDMIのポート数が足りないとお嘆きの方、ビジネス用途でもポート数が足りずいつもケーブルを差し替えているという方、HA-H04、導入を一度検討してみはどうでしょうか。オススメです。