持ち歩いて使いたくなる – 2in1 PC MateBookの魅力に酔いしれるタッチ&トライレポート #HWJTT2016

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「モバイルプリンスのファーウェイ王国ブロガーズミーティング」 東京会場のイベントレポートに続き、同会場にて一人一台タッチ&トライを行うことができた2in1 PC、MateBookをご紹介。

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MateBookはWindows 10を搭載した2in1 PC。
本体がタブレットで、着脱式のキーボードカバーを取り付ければノートPCのように利用できる、この何年かでモバイル市場で話題・人気のある製品カテゴリに属するファーウェイの2016年人気モデルの一つです。
同社の公式通販サイト「HUAWEI ONLINE STORE」では、キーボードカバーまでセットで69,800円(税別)の価格もお買い得感が高く、僕も前から気になっている一台だったため、MateBookの気になる部分をがっつり、イベント時間内に確認してきました。

パッと見はノートPC

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キーボードカバーを装着し広げた状態では完全にノートPCそのもの。
家電量販店で展示されている状態はこの状態が多く、盗難防止のためキーボードカバーの脱着もできなかったりとそれ以上確認を行うことが今日までできずにいました。

液晶ディスプレイ部が本体であるタブレットで、ディスプレイは光沢パネル。
発色はかなり色鮮やかで、写りこみも気にはなりますがタブレットとして動画を楽しんだりするにはこちらの方がいいでしょう。
ディスプレイ解像度も2160×1440pxとかなり高精細なため、非光沢では解像感がつぶれてしまうとも考えられるため、光沢であることをマイナスだとは感じませんでした。

打鍵感のしっかりとしたキーボード

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キーボードのキーストロークは1.5mmと深めで打鍵感がしっかりしています。
最近はキーボードカバー型の2in1 PCに限らず、薄型化のためにキーストロークを犠牲にしているノートPCも多いため、ブログの更新・記事の執筆と外出先でのタイピング頻度の高い僕としてはかなり好印象です。

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本体とキーボードカバーはBluetoothではなく専用端子による接続。入力の遅延もなければ、バッテリー残量の低下で動作が不安定になるといったこともないため、安心して使えること間違いありません。
磁力でくっつくようになっているため、開いた状態でラフに取り扱うと本体が落下する可能性はあります。ですが、タッチパネル操作のために本体に触れてもぐらつきは感じず、膝上などで角度のついた場所で利用しても容易に外れるほど弱いわけではありませんので問題ないと思われます。

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キーボードにはバックライトも用意されています。
僕が現在使用しているLAVIE Hybrid ZEROにはキーボードバックライトないため、発表会など会場が暗い場所だと時々キーの位置がわからなくなって困るんですよね…。
ブラインドタッチとはいえど、機種によって場所の違う特殊キーやファンクションとの組み合わせはキーボードバックライト頼みということも少なくないため、MateBookのキーボードは総じて高評価、または羨ましいと感じる完成度でした。

トラックパッドがいい感じ

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トラックパッドは小さすぎず大きすぎず。丁度いいサイズです。
さらにパネル自体はガラス製で手触りもよく、操作中にマウスカーソルが飛んでいく・動かなくなるといった感度の悪さはなく、大げさに言えばApple MacBookシリーズに近い感覚での操作が可能でした。

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さらに、キーボード同様にしっかりとクリックできる仕様であることも高く評価したいところ。
とくにキーボードカバーを採用した2in1 PCではクリック感のないトラックパッドになっている機種も多く、思わぬところで右クリックメニュー(コンテキストメニュー)が表示されてしまうなど、操作中にストレスを感じることが多いため敬遠しがちでしたが、これならば使っていても文句は出てこなさそうです。

また、トラックパッドが十分なサイズであることを生かし、2本指・3本指でのジェスチャー操作にも対応しています。
開いているウインドウの一覧表示からの切り替えですが、ノートPCの小さな画面を効率よく利用するのには手放せない機能ですし、これらジェスチャーについてもある程度カスタマイズ(有効・無効)の設定も可能になっています。

角度調整もマグネットでサクッと決まる

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ノートPCであればある程度、画面の開き具合を調整できるわけですが。
MateBookを始めとする2in1 PC、とくにタブレット+キーボードのモデルでは、画面の角度が調整できない機種も多く存在するため特に膝上で使う際に画面が見づらいといった問題がありました。
MateBookではキーボードカバーのマグネットが本体側で二段階、着脱できる場所が用意されているため他の2in1 PCと比較すると角度をつけた位置で保持することが可能になっています。

なお、Surfaceを始めとするキックスタンド型のモデルであれば、キックスタンドの無段階調整でもっと角度をつけることも可能です。
が、膝上や小さなテーブルでは設置面積を大きくとってしまうというデメリットもあるため、このあたりは一長一短でしょう。僕としてはMateBookのような仕組みの方が好みです。

サクっとログオン、指紋認証が快適

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MateBookの本体脇には指紋認証センサーが配置されています。
まさにここはスマートフォンメーカーの技術の結晶!ともいうべきところで、触れるだけで簡単にログオン(ロック解除)が可能です。

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設定方法は簡単で、Windows 10の「設定」からアカウント→サインインオプションと進むと設定項目が見つかるので後は画面操作に従って設定するだけ。
スマートフォンの指紋登録同様に、複数回センサーに触れインジケーターがMAXまでいけば登録完了です。

実際に指紋認証を設定して、ログオンを試したのがこちら。
画面オフ状態からも指を触れるだけで解除できるのはかなり快適。電源・スリープボタンを一度押したり、キーボードを叩いてからといった面倒もないため一度使い始めたら病みつきになること間違いなしでしょう。

Dolby Sound対応のステレオスピーカー

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本体(タブレット)の上部に配置されたステレオスピーカー。
Dolby Sound対応をうたうだけあって、このサイズ間ながら臨場感の溢れる音が出ます。
会場でタッチ&トライできる時間も限られていたため、わずかな時間で動画視聴した際に確認しただけになりますが、一般的なノートPCと比べれば十分すぎる音質・音量です。タブレット単体での動画視聴といった使い方にも向いていると言えます。

多機能すぎるMatePenに惚れる

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MateBookの魅力としてあげたいのがこのMatePen。
筆圧感知は2048段階と、液晶タブレットとしてみてもかなり高性能です。

ペン先からディスプレイの表示に対する差も大きくなく、実際に書いてみるとかなり快適に線を引くことができました。
僕は全く絵心がないため、可愛いイラストを描いて…といった使い方にどれだけ向いているか評価することはできませんが、写真・画像の切り出しの際、範囲選択などでは十分に効果をハッキリする制度の高さがあるといえるでしょう。

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筆圧検知もこの通り、太さ、細さ、濃さ、そしてはらいまで、しっかりと検出し描画することが可能です。
他社では512段階、1024段階までの機種も多い中、最大4倍の筆圧感知はプロ向けの液晶タブレット並です。これだけでも買いだ!という人も出てくるのでは。

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また、MatePenそのものも高機能。
ペンのお尻側にはレーザーポインターが内臓されています。ペン自体にもファンクションキーが存在し、プレゼンテーションの進む・戻るに割り当てコントローラーとして利用することが可能です。

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充電はスマートフォンなどと同じ、microUSB。
充電のためにタブレット本体にペンを突き刺すアクロバティックなスタイルをとらないでいいのはプラスの評価ですが、MateBook自体はUSB typeCでの充電になっているため、ケーブルを使いまわして充電ができない点はマイナスです。
とはいえ、自宅にたくさんあるであろうmicroUSBの充電器・ケーブルで充電が可能というだけでも使い勝手はApple Pencilよりはよさそうです。

キーボードカバーを閉じた状態が超オシャレ

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キーボードカバーを装着し、閉じた状態はとにかくオシャレ。
レザーカバーの質感の高さもあり、このままMateBookだけを小脇に抱えて出かけてもなんら違和感を感じません。
ゴテゴテのPCバッグを抱えたり、主張のはげしいリンゴマークを掲げながらよりはこちらの方がよっぽどスマートじゃないでしょうか?

MateBookと財布だけ持って、家の裏のスタバで僕もドヤってブログを更新した…!!

まとめ

MateBookは他の2in1 PCの弱点をことごとく潰しながら、MateBookらしい独自機能をスマートに盛り込んだ、かなりできる一台です。
CPUはメインストリームのCore iシリーズよりも下のCore mシリーズではありますが、出先で使う用途を考えれば十分すぎるスペックでしょう。

タブレット、ノートPC、液晶タブレット、ここまでくると3in1と呼んでもいいくらい。
プロジェクタや外部ディスプレイへの出力、フルサイズのUSBポートを追加できるMateDockの撮影・タッチ&トライまでは今回できませんでしたが、そうしたオプションも充実していることからヘビーユーザーでもきっと満足できるはず。
キーボードカバーを組み合わせた際のオシャレさはライトユーザーでも満足できるでしょうし、MatePenの性能の高さからクリエイター方面でも絶対に響く人もいるでしょう。万人に受けるおいしい部分を6.9mmのボディにぎゅっと詰め込んだMateBook、かなりいい感じです。

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