電子たばこ「iQOS」を使い始めて一年経過しての感想などなど。

雑記

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電子たばこのiQOSを使い始めて一年が経ちました。
世間では売り切れ続出、次回入荷は未定で予約が数十件待ちのコンビニに、公式販売店では早朝から整理券目当てに長蛇の列ができるなど、なんだか凄い人気になっていますが、一年使っての感想を今回は書いていこうと思います。
これから買おうと考え中の人の参考になれば。

iQOSの紹介はNEWSTALKERの

http://newstalker.net/review/4724/

がとても詳しいので、なんぞやって人はあさひなさんの記事もご一緒にどうぞ。

デメリット

一般的な紙巻きタバコから乗り換える人がほとんどでしょうから、iQOSならでは…という困った事、面倒だった事、そういう感じかーと思ったところから。
デメリットと書いてますが、プラスに評価するよりはマイナスに評価されやすそうな部分をまず書き出していきます。

機器の故障がとても多い

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iQOSは電子たばこのため、普通の紙巻きたばこのようにたばことライターがあれば吸えるものではありません。
吸う際にカートリッジを取り付ける「ホルダー」と、それを充電する「チャージャー」のそれぞれが必要です。

チャージャーのよくある故障

この一年間で三回遭遇し無償交換になっていますがチャージャーの蓋が閉まらなくなる・ホルダーの充電ができなくなる故障が非常に多いです。
ホルダーの充電はかなり原始的で、チャージャーにセットし、蓋が閉まって押し込まれることで充電が開始されます。
充電のために何度も開け閉めを繰り返すと蓋を止めておくツメやスプリングが摩耗・破損してしまい充電ができなくなる事が。
自分の扱いが悪いのかと思っていましたが、コールセンター等で確認するとかなり頻度は高いようです。

蓋に異常がないのに充電できないときは…?

意外と知られていない、チャージャーのリセット手順で解消することもあります。

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チャージャーの電源ボタンと過熱ボタン、この二つを同時に数秒間押し続けるとチャージャーがリセットされ、充電が行える場合があります。
突如充電できなくなった場合はこの操作だけで改善することもあるので覚えておくといいでしょう。
蓋のトラブルはサクッと電話で問い合わせがオススメです。

ホルダーのよくある故障

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この真ん中にそびえ立つ「過熱ブレード」
カートリッジを押し込むため、真っ直ぐに差し込めていないと過熱ブレードに負担がかかり折れてしまうトラブルが多いようです。
僕自身はまだ遭遇していませんが、iQOSストアのスタッフさん曰く「かなり多い」とのこと。
使い慣れてくるとカートリッジの差し込みが雑になってきて…の事故なんでしょうか。

また、ホルダー自体が充電できなくなることも稀に発生します。
内蔵バッテリーがくたびれてきて…というのもありますが、上でご紹介したチャージャーのリセットを実施することでホルダーもしっかり充電されましたので、おまじない程度にトラブル時試すようにしています。

臭いはそれなりにする

いわゆる脂臭さ、脂汚れはありませんが、臭いはそれなりにします。
汚れがないのでついつい自室で吸ってしまうのですが、一度部屋から出て戻るとiQOSくせーーーーーーーーーーとなることが度々。
少し換気をする、空気清浄機をまわすなどすればすぐに臭いは消えちゃいますが、煙草の臭いが嫌い!という人の前でiQOSだから大丈夫と吸うのは駄目ですね。

また、臭い、そして味ですが発売当初に「トウモロコシみたい」など、穀物っぽいと評されていましたがこれは慣れちゃえば別に。
元々がセブンスター→JPSと割と辛め・濃いめを好んで吸ってきたので物足りなさは時々感じますけどね。

そもそも買えない、売ってない

ある意味でこれが一番のデメリットかもしれません。
これから初めてiQOSを買おう!という人でも、機器の故障や買増のために購入したくても、現状かなりの品薄で新たに購入することが困難になっています。

iQOSは1本吸う毎にホルダーの充電が必要なため連続して2本吸うことが難しく、2セット持っておきたい!という声もよく耳にしますが、品薄状態ではこれも叶いません。

フレーバーのバリエーションが4種類のまま

発売から一年以上が経過しましたが、フレーバーはMarlboroの4種類から増えていません。
JTのプルーム・テックも確か3種類程度でしたし、この手の製品はまだまだフレーバーを増やすのが難しいのかもしれません。
もう少し辛いのがあると、いいんだけどなぁ…。

メリット

なんかデメリットを色々書きすぎて、電子たばこといえども「煙草」ですからメリットを挙げていくのも~…とか思ったんですけど。

煙草の煙たさが無理になる

扱いとしては煙草なので、公共の場でiQOSを吸うためには喫煙所や喫煙席へ行かなければなりません。
しかしiQOSに慣れてくると喫煙所の煙たさ、喫煙席の脂臭さがどうにも苦手になります。
今までよくこんな環境で煙草うめぇ!!って吸ってたよなぁ…と。
誰もいない喫煙所ならまだいいんですけど、混んでる状況じゃまず諦めるようになりました。

服や髪にそんなに臭いがつかない

デメリットで「それなりに臭う」とも書きましたが、吸った後に煙草臭さを身に纏っている事はだいぶ減りました。
喫煙所で他の煙を浴びて臭ってしまうことはありますが、iQOSを吸った事でいつまでも消えない臭いが…ということはほとんどありません。

口や喉に残る不快感が少ない

水タバコなんかも同じ感じなのかな?って勝手に思い込んでます。
紙巻きタバコを吸った後、なんとなく口や喉にいつまでもイガイガと残る感覚があるんですが、それをあまり感じません。
※だからといって体に害がないって言っているわけじゃありません。

なんというか、iQOSのメリットはとにかく紙巻きタバコで最も嫌われる「煙」が出ないこと、ここに尽きますね。

まとめ

ざっと一年間使ってみての感想はこんな感じ。
もちろん禁煙できるのがベストなんですが、紙巻たばこ特有の人に与える不快感・弊害的なものは随分と解消されます。
iQOSを盾に煙草・喫煙を肯定する気は全くありませんが、紙巻たばこをジャンキーに吸っていた頃に比べればマシになった…と思っています。
何より、煙たさが自分自身も苦手になったことで吸いたい!!より我慢しよう、まぁいいや…と思う場面が増えたのはちょっとしたいいことかもしれません。

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※電子タバコ系だと、最近この手のも人気らしいです。