AQUOS Kの月額料金、高いなと。

ケータイ

2015年1月19日にKDDIよりau 春モデルが発表されました。
その中でも一番の注目株「AQUOS K SHF31」について思う事があり本エントリーをお送りいたします。

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AQUOS K向けのプランについて

とてもお得そうなイメージで発表されたAQUOS Kの料金プラン。
通常のユーザーであればスマートフォンと同じプラン、更に4年間、月額使用料から1,000円の割引きが適用されるようになっています。
そして55歳以上のユーザーには「シニアプラン」という専用プランが用意されているのですが、これが何とも言えない内容・価格設定だなと思いまして。
当該プランの金額については以下の通り。
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更に細かなツッコミを書くと

  • 基本料金の通話料は従来のLTEプラン(プランZシンプル)相当。
  • 1時〜21時の同社間通話は無料。それ以外は20円/30秒
  • データチャージ、データギフトにも対応

というプランとなっています。

…このプランで使えるパケット通信量「0.7GB」って、少なくないですか?

なんで少ないと感じたのか

筆者はスマートフォンの『ライトユーザー』です。
多い月でも3GB届くかどうか、大体2GB前後でしょうか、通信量としては。
その内訳の部分ですが、試しに直近で見ると

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という感じで、Google Chromeだけで700MBを超えているんですよね。
もちろん、AQUOS KはKDDI的には「スマートフォン」ではなく「4G LTEケータイ」です。高機能なフィーチャーフォンという位置づけです。
フィーチャーフォン全盛期、筆者もまだ10代〜20代だった頃にパケット定額制サービスで月間利用が多い月でも数十MB〜くらいだったので、その例に例えれば0.7GBというのは十分過ぎる容量にも感じましたが、AQUOS Kだと厳しいんじゃないかと思ったんですよね。

なんでAQUOS Kだと少なく感じるのか

本機種向けのサービスとして「auスマートパス」への加入が必須となっています。
OSにAndroid 4.4を採用していますがスマートフォンとして作られているわけではなく、Google Playストアにも非対応、APKファイルからのインストールもブロックされる仕様となっており、auスマートパスから提供されるサービス、アプリケーションに限定された使い方をするようになっています。

発表会で触れたデモ機ではauスマートパスの画面が本機種、要するにフィーチャーフォンライクな表示に最適化されていました。

しかしタッチクルーザーEXというPCで言うとトラックパッドのような機能を搭載し、フルブラウザが快適ですよ!!という事も売り文句の一つになっています。
要するにAQUOS Kからアクセスする先にサイトの多くは通常のスマートフォン、またはPCで閲覧するのと同じサイトが用意されるわけで、昔のフィーチャーフォンと比較すると「専用サイトの多くで満足できる仕様」になっていない可能性が十分にあります。
そうなると必然的に通信するデータ量は増えますから、果たして0.7GBで足りるのか、と。

テザリング可能って言うけどさ〜

そういえば発表会会場では「テザリングが可能なので、タブレットを繋いで使うというのもオススメしていきたい」というお話でした。
でも「0.7GB」でしょ?
フィーチャーフォンの画面サイズではブラウジングするには文字が小さくて…なんていうユーザーにこそ、この組み合わせを訴求したいんだと思いますが、その提案をするには割高なプランのご提案にもなりそうですし。
なんとも微妙なんですよね、微妙。着眼点はおもしろいんだけど、これだ!!!という決め手に欠ける、そう感じます。

どれだけ最適化されるかが勝負

国内の事業者として、初めてLTEに対応させたフィーチャーフォンを発売という取り組みは非常におもしろいです。
「VoLTE(高品質通話)」への対応が今回見送られるなど、あともう一押し!というところはありましたが、長らくハイエンドフィーチャーフォン不在の市場の中では「いいな」と思うユーザーもきっと多い事でしょう。
ですから、お得そうなプランを多数用意して「釣る」のではなく、実用上今までのフィーチャーフォンと同様に扱えるようなサービス整備を、Webサイトの最適化を頑張って頂き、しっかりと市場に根付くように頑張ってもらいたいものです。

また、この料金プランも固定回線とのセット割引きの「スマートバリュー」での値引きを受けたり、家族全員がauユーザーならば「データギフト」などを利用もできますので、あくまでも本稿では「単体だと微妙じゃない?」というお話程度に気に留めて頂ければ幸いです。

筆者個人としても、フィーチャーフォンでVoLTEとLINEに対応してくれたらそれでメインの電話を賄いたい気持ちは大きいので、KDDIには、そしてサービスプロバイダにも頑張って頂きたい、今年一番の注目サービスだと思います。

割と否定的な話ばかりになってしまいましたが、改めて「どういう風に使って欲しいのか」「使うのがベストなのか」的な話は考えてはいますので、そちらはまた次回。