さよならピッチ。ワイモバイルのPHSをスマホに、機種代金一括0円で機種変更。

ケータイ

2020年7月31日にサービスが終了予定のY!mobileのPHS。
厳密には「電話機・データカード」向けの料金プランとサービス提供がその日で終了し、停波はまだまだ先を予定しているものの、あと半年もしないうちに使えなくなる予定です。

高校時代、移動中にノートPCやPDAでネットを見ている人に憧れ最初に契約したデータ通信カードもPHSでした。
“京ぽん”の愛称で知られるAH-K3001Vも、フルブラウザ・データ通信定額・音声通話定額などに惹かれ契約して使っていましたし、WILLCOM同士の通話が無料を活かして「コム友」との長電話もいい思い出です。
また、WILLCOM以外の電話番号への通話も10分以内なら月500回まで無料になる「だれとでも定額」が提供開始になった後は、仕事中の問い合わせに使う電話機としても重宝していました。

冒頭から思いっきり思い出話に花が咲いてしまったくらいには、筆者のモバイルライフの中で活躍する場面の多かったPHSですが、通話定額サービスは他社を利用するようにもなり、今では「終わるその日」を見届けるためだけに契約を維持している状態。
さらには電話機の電源も入らなくなってしまい、終わるその日を見届けることも叶わぬため、Y!mobileで実施されいる「PHSからスマホへおトクに機種変更」を利用して、スマートフォンの契約に変更しました。

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「PHSからスマホへおトクに機種変更」はどんなキャンペーン?

「PHSからスマホへおトクに機種変更」はキャンペーン名の通り、Y!mobile(旧WILLCOM)のPHSを利用中のユーザーが、電話番号やメールアドレスはそのまま、Y!mobileのスマートフォンにお得に買い換えできるキャンペーンです。

買い換え先のスマートフォン本体代金の割引に加え、変更に伴い発生する「事務手数料」やPHS向け料金プランの「契約解除料」が0円に。
また、国内通話が話し放題になる「スーパーだれとでも定額」のオプション料も、次の機種変更まで無料になります。

スマートフォンへ機種変更後の料金

今回購入したのは「Android One X5」。PHSからの機種変更で本体が一括0円だったので、毎月の料金に本体代がかかることはありません。
通信料金については、以下の表の通りです。

契約経過月
1ヶ月目 2~7ヶ月目 8ヶ月目以降
基本使用料 2,680円
スマホベーシックプランS
オプション使用料 1,000円
スーパーだれとでも定額
新規割 ▲700円
家族割引 ▲500円
オプション割引 ▲1,000円
合計 2,680円 1,480円 2,180円

※表中の金額はすべて税別。上記に加えユニバーサルサービス料が毎月かかります。

今回選択したスマホベーシックプランSはY!mobileのスマートフォン向け料金プランで最も安いプランですが、毎月の高速データ通信量が3GB、さらに契約から1年間は4GBまで利用できます。
また「PHSからスマホへおトクに機種変更」の特典として、国内通話が24時間無料で利用できるスーパーだれとでも定額の月額利用料も無料になり、契約から8ヶ月目以降の料金も2,000円ちょっとなのでかなり安め。

「電話番号かえました」と通知する手間はありますが、今まで通話用に使っていた電話番号の料金の半額以下と安く、今後は(元)PHSの電話番号に活躍してもらおうと考えています。


PHSの最後を自分の契約で見届けられなかったのは本当に残念ですが、毎月自分の使い方の中でお得に利用できる電話番号・回線になったとポジティブに考えて利用していきたいと思います。

なお、サービス終了が予定されている2020年7月31日以降、PHSの契約は自動的に解約となります。
この際の契約解除料は発生しないものの、自動解約後に当該電話番号をケータイ・スマートフォンに変更して利用し続けることは難しいため、PHSからの買い換えを検討中であれば早めの手続きがオススメです。