質疑応答が盛り上がり!! 自撮りも楽しかったHTCブロガーイベントレポート

ケータイ

10月1日にHTC NIPPONが発表、10月中旬に発売を予定しているSIMフリースマートフォン「Desire EYE」と「Desire 626」のブロガーイベントに参加してきました。
天候に恵まれない中ではありましたが、ヘビーユーザーに人気の高いHTCのSIMフリースマートフォンのイベントということもあり、会場にはスマホ好きなユーザーが大集合。質疑応答のコーナーでは各担当者もたじたじになるほどディープな質問が飛び交うなど、かなり盛り上がったイベントでした。

HTC NIPPON 玉野社長の乾杯からスタート

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同日昼間に行われたプレスイベントの模様を振り返りながら、玉野社長の乾杯で和やかにイベントはスタート。
ブロガーイベントに開発担当者やマーケティング担当者が登壇しスタートというのはお約束ですが、今回は社長の登場とあって会場はこの時点で大盛り上がりでした。

プレゼンテーション

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プレゼンテーションベースの機種紹介はかなり駆け足気味でした。
が、これも注目度の高いHTCのスマートフォンだからでしょう。既に海外で発表済の機種であることもそうですが、何よりアンテナを高く張っているガジェット大好きなブロガーが集まっていますから、場内は一様にプレゼンに頷きながら、時折「おお」という歓声もあがりながらスムーズに進行しました。
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特に冒頭、HTCの歴代機種・年表の部分では「X7501を記載しているのはメディアからツッコまれたから」という裏話や、記載された機種について「懐かしい」という声が聞こえてくるなど、とにかく会場内にはHTCを以前から応援しているという声がこの時点から充満していました。

Desire EYE

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今回発表された2機種のうち、上位に位置するモデルです。
SoCにはQaulcommのSnapdragon 800シリーズを採用し、防水防塵にも対応しています。
インカメラにも1,300万画素のカメラとデュアルLEDフラッシュを搭載した自撮り(セルフィー)も強化されています。
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プレゼンテーションでは、基本スペック・防水といった紹介はもちろんのこと、自撮りの作例・機能についてがっつり紹介されました。

Desire 626

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エントリー〜ミドルに属するのがこちらのDesire 626です。
後々の質疑応答で明らかになった部分でもあるのですが、日本向けにはRAMが「2GB」と増量されています。
SoCにはQualcommのSnapdragon 410を搭載。
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インカメラは上位機種であるEYEには及びませんが、発売後のライバルになるであろう同一価格帯の他製品よりも高画素な500万画素のカメラを搭載しています。

他社にはマネできない、充実のサポート体制

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機種紹介以上にここを押したい!!と言われたのがサポート体制。
お預かりから返送まで、営業日5日という短時間での修理が行えるとのことです。
国内キャリア向けに端末供給を行うと同時に、国内に修理拠点を設けており今回発売するモデルの修理についてもそこを利用するとのこと。その結果、他社SIMフリースマホでは実現出来ないスピードでのアフターサポートが出来るとのことでした。

一番盛り上がった質疑応答

質疑応答コーナーはとにかく盛り上がりました。太字は当サイトからの質問です。

Q. HTCのグローバルモデルでは積極的に最新のAndroidへのバージョンアップが行われているが、今回発売する2機種についても同様にアップデートされていくのか
A.グローバル版準拠でアップデートしていく予定です。

Q.自社通販サイトでSIMカードの販売も行うが、それ以外のSIMカードの設定の問い合わせなどはサポートするのか
A.NTTドコモのMVNOについては全て試験を行い、設定方法についても熟知している。お客様がご希望された事業者・サービスに必要な設定手順については案内が出来る。

Q.修理は最短五日とのことだが、これは土日を含むのか。また、代替機の用意や事業者・一部メーカーが行う拡張補償のようなモノを行う予定はないのか。
A.土日を含まない営業日5日間での修理完了となる。代替機の用意、拡張補償などは検討段階中。

Q.他社製品との差別化についてはどう考えているのか
A.自社通販以外では現段階で家電量販店約80店舗が決定している。店頭販売は各販売店の展開にお任せしたい。また、MVNOの市場が「売れている」とは思っていなく、ドコモさんなど大手事業者のお客様まで含め、我々の商品が選ばれるよう頑張っていきたい。

Q.Android以外のOS、例えばWindowsPhone搭載機種の予定はないのか
A.週に一度、社内でも話が出るくらいには前向きに検討している。

Q.au向けに提供するモデルとの差別化はどうなるのか。
A.事業者様向けに提供しているモデルも含め、HTCのスマートフォンとしてお客様には提案したい。おさいふケータイなど今回モデルで対応しないモノが全てのお客様に必要かと言えばそうではないと思う。だからこそ、対応している事業者モデルも、SIMフリーとして投入するモデルもHTCの製品としてお客様に最適なモノを選んで頂けるような環境を作っていく。

他にも手厳しい質問が相次ぎました。あまりにもボリュームが多く全てご紹介しきれない程に内容は充実していました。
とにかく質問一個一個に対して、HTCの「本気」が覗える、伝わってくる熱い質疑応答の時間でした。

タッチアンドトライ

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写真左がDesire EYE。右がDesire 626です。
各参加者の手元にはEYE、626、それぞれ1台ずつが用意されイベント中は好きに試す事ができました。

会場では軽食としてビュッフェ形式で食事が提供されましたので、こちらを早速撮影してみました。
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蛍光灯下の撮影かつ、背景がテーブルクロスの鮮やかな青で絵が破綻しがちな場面でもしっかりと撮影ができ、カメラの画質にも期待がもてそうです。

また、折角なので、Desire EYEのインカメラで自撮り撮影も。
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正直、こんなにキレイに撮れるのか!!と。
自撮り機能ももっと楽しむための色々な撮影方法が今回の2機種には搭載されています。
自撮りには縁の無い筆者ですが、これだけキレイに映るとついつい撮ってみたいと思えるモノで、自由な時間は他のブロガー様たちと色々な機能を試して何枚も撮ってしまいました。
他のブロガーの皆様も、とにかくカメラ機能には興味津々で、プレゼンテーション、質疑応答以外の時間には場内でずっとシャッター音が鳴り響くほど、ついつい使ってみたくなってしまう機能が盛りだくさんです。
これらカメラの様々な機能やより詳細な本体レビューについては、後日モニター機としてお貸し出し頂けるそうなので、追ってレビューしていきます。ご期待ください!

とにかく、HTCの熱意、そしてブロガーの皆様の熱意に満ちた楽しいイベントでした。
今回発表の「Desire EYE」「Desire 626」ですが早速予約も開始しております。
HTC e-Shop(www.htc-shop.jp)では、それぞれ税抜価格で52,800円、29,800円。更に予約購入特典で純正の「ドットビューケース」がもらえます。
また、一部家電量販店では既に店頭展示も開始されていますので、是非気になる!という方は発売前に要チェックです。