いつ、どこが境目になったのかはサッパリわからないものの、最近みんなのブログを読むことが減っている。
多分それは周りから見た僕のこのブログも同じで、以前に比べると更新頻度が減っているし、敢えてSNSに新着記事を呟くことをしないことも増えているので、読まれる頻度は大きく下がっている。
実際読まれている回数、いわゆる「ページビュー数」あたりは、新着記事の瞬間最大風速こそ以前と変わらないものの、例えば一ヶ月や一年という期間で測ると以前に比べて読まれていない、見られていない。
どこを境にそうなったのかと聞かれると具体的にいつからだとは言えない。
例えばGoogle検索のコアアップデートガーとか色々あって、あとは表示回数に応じて発生するAdSense収益や物販・成約系のアフィリエイトよりも、YouTubeの方が稼ぎやすいとそっちに軸足を移すブロガーも多く、まぁ結果「書いても読まれない」「読まれないから稼げない」あたりが、ブログ離れを加速させたんだろうな~とは常々。
でも、別に誰しも「稼ぎたくてブログを始めた」んじゃないと思うんです。
もちろん10年ちょっと前、ブログを副業に、なんなら本業にして、ジャンルによっては権威的な存在になったとか、ブログの年間収益だけで家を建てた世界一周旅行に行っただの、ブログを書くことで普通の会社員では稼げないような富を得る話も身の回りに多くありました。
それに憧れて「稼ぐためのブログ」を始めた人もそこそこいるとは思うんだけど、好きなことをその人がなぜ好きなのかをただただ書き連ねているブログが読み切れないくらい溢れていて、今日は誰のブログが更新されるかなとフィードリーダーを更新する日々が僕としては結構楽しかったし、誰かのブログの更新は僕自身のブログの更新モチベーションにもなっていました。
比較先にYouTubeをすぐ挙げてしまうのはブロガーの悪いところなのかもしれないなーと思いつつ、YouTubeって編集は大変でも「その人らしさ」は表しやすいよね。だって顔も声も違うんだもの。
文章よりも「○○さんが喋ってる」ってわかりやすいから、キャラクターは出しやすいよね。
でもちゃんと文章にもその人らしさって出ると思うし、実際出ていたからみんなのブログを読むのがおもしろかった。
僕がメディアに寄稿する原稿も、編集さんの手が入ったとしても「僕らしさ」はちゃんと残してくれるし、やっぱりその人らしい、その人にしか発信できない文章ってやつは、文字数の多い少ないにかかわらず読み応えがある。
すっかり更新されなくなってしまったあの人(不特定のみんな)のブログは、次、いつ更新されるのだろうか。
久々に見に行ったらドメインが更新されていないなんてことも珍しくないんだけど、やっぱりみんなのブログを読みたいね。