Amazon、電子書籍リーダー「Kindle」を一挙刷新、販売もスタート

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Amazon.co.jpは10月16日、電子書籍リーダー「Kindle」シリーズを刷新、発表しました。すでに販売、予約注文も開始されています。

今回発表になったのは「Kindle Scribe」「Kindle Paperwhite」「Kindke Paperwhite シグニチャーエディション」「Kindle」の4モデル。
Kindle PaperwhiteとKindleはすでに販売が開始されており、最短で当日中に届くプライムお急ぎ便の対象にもなっています。Kindle Scribeのみ予約注文となり、こちらは12月4日の発売・以降の発送予定です。

刷新されたKindle各モデルのアップデート内容

今回刷新されたKindle各モデルのアップデート内容は以下の通り。

Kindle Scribe

  • 他のKindle同様に画面をベゼルで囲ったようなデザインに刷新
  • 付属のペンにカスタマイズ可能なショートカットボタンが追加
  • 横書きのKindle本の文中にメモを書き込める新機能「Active Canvas」が追加
  • 本体容量は16GBと32GB。本体カラーはタングステン、32GBではメタリックジェードも選択可

Kindle Paperwhite / Kindle Paperwhite シグニチャーエディション

  • 先代モデルよりもページめくり速度が25%向上
  • ディスプレイサイズが7インチに拡大(従来モデルは6.8インチ)
  • 連続使用時間がシリーズ最長となる12時間に延長
  • 周囲の明るさにあわせ、ディスプレイの明るさを自動調整できるように(シグニチャーエディションのみ)

Kindle

  • 従来モデルよりもディスプレイを照らすフロントライトが最大25%明るくなった
  • ページめくり速度も従来モデルより高速に
  • 新色として「マッチャ」が追加

約2年ぶりのアップデート。価格も上昇したが性能向上の効果は大きそう。

Kindleとして現行ラインナップをまとめて刷新するのは今回が初めてのこと。それだけ気合いの入った新モデルということで、アップデート内容を見ていても確かに良くなっていそうな雰囲気がひしひしと伝わってきます。

気になるのは価格。為替の影響や高性能化で年々Kindleシリーズの価格は上昇していて、スタンダードモデルの「Kindle」ですら19,800円スタートと、5年ほど前と比べると倍以上の値付けになっています。
現時点では本体価格が安くなる「広告付モデル」が用意されていないため余計に高く感じるのかもしれませんが、滅多に買い替えないデバイスでもあるので、次に買い替えるまでの日数で割ったら実質タダの精神でポチっといくのがいいのかもしれません。

なお旧モデルの一部は10月19日・20日からスタートする大型セール「プライム感謝祭」と、10月17日からスタートした「先行セール」で割引販売中です。いわば旧モデルの在庫処分となるため、そちらと価格と性能(内容)を比べて新モデルを買うか決めてもいいかもしれません。