2024年に当ブログ以外で筆者が書いた記事をまとめてご紹介。
ありがたい事に2024年もあちこちで色んな記事を書かせてもらう機会に恵まれました。
ITmedia Mobile
ITmedia Mobileは以前に比べペースが落ちているものの、今年も連載コーナーで「携帯電話販売現場の今」を色々と書きました。
良くも悪くも市場も製品も成熟しているせいか、続くおもしろい製品にも恵まれないからか、なんとなく元気のない話ばかり書いていくことになってしまったのがちょっと悲しいなぁ~と。
携帯電話コーナーが家電量販店の華形売場だった時代の活気が個人的には大好きですし、もし現場にまた立つのだとすれば「大変だけどおもしろい」と思えるような雰囲気になるような何かの登場をずっと待ち続けています。
そういえば特に記事にもしてないんですが(機会を逃した)筆者が販売現場から離れて今年で10年が経ちました。
ITmedia PC USER
そして今年も携帯電話より、パソコン関連で色々書いていることが多い1年でした。
昨年は”確かお正月もベンチマークを走らせていた気がします。”と書いてたんですが、2024年は正月も盆休みもベンチマークを走らせていました。
GPU
2024は年始からGPUの新製品ラッシュでした。
現行世代のGPUですが、とりあえずどれ選べばいいかを聞かれたときは「ゲームをするならGeForce、動画編集ならRadeon」と答えるようにしています。
CPU
CPUも例年通り、マイナーチェンジに世代交代と盛りだくさんの1年でした。
Ryzen 9000Xシリーズ、本当に速くて……プラットフォームとしてもAM5はデビューから2年が経過しだいぶ安定してきたので、アーキテクチャが新しくなったCPUを載せてもそこまでテスト中に困ることがなかったのが好印象でした。
APUのRyzen 8000Gシリーズも内蔵GPUがだいぶ性能向上したおかげで「グラボいらずのコンパクトPC」みたいなの組みやすくてかなりオススメ。
反してIntelはCore Ultra 200Sシリーズの出だしのずっこけ感。いや、シングルコアで見れば十分速いんですけどね。ぼちぼちパフォーマンス向上が得られるUEFI(Intel ME等)の配信が各社から始まるらしいので、それを適用してどれだけ化けるかが楽しみ。(なのでリベンジマッチベンチマークの機会がほしい)
完成品PC
未発表パーツのテストってすごく楽しいんですけど、そればかりやってると完成品が恋しくなるんですよね。そういうタイミングで何かないの~~~って相談をして書かせてもらったのが以下の記事たち。
GEEKOMに限らずミニPCの性能向上や中国・台湾メーカーの価格設定が絶妙で。それこそRyzen 7000~8000シリーズあたりの「GPUがだいぶ良くなったやつ」を搭載した製品はマジでこんなに小さいのにこんなに遊べるの?っていう結構いいものが市場に増えてきたので、きっと2025年も結構話題をかっさらっていくんじゃないかと思ってます。
それからハンドヘルドPCというかポータブルゲーミングPC。レビューしたROG Ally Xはもちろんのこと、大手メーカーから「第2世代」とも呼べる製品が出てきてこちらも完成度が高まってきています。
筆者もそこまで重たいゲームをバリバリ遊ぶタイプじゃないのでそろそろ1台、何かほしい。
周辺機器
隙間(?)で周辺機器のレビューなんかも書いてます。
2023年頃くらいから出始めたラピッドトリガー対応のキーボードですが、今やすっかりゲーミングキーボードの定番機能になりました。で、老舗のロジクール(ロジクールG)からは対応キーボードが出てこないことが結構厳しい評価になっていたんですが、やっとこさ出てきたんですよね。価格はそれなりですがやっぱり保証も充実していますし、やっと初心者に薦めるには丁度いい製品が出てきたな~。
取材
「たまにはちょっと取材行ってきませんか」と依頼があったので、万年埼玉引きこもりの重たい腰をあげて取材に出かけてきました。
「デバイスの卒業式」って呼び方、見せ方、個人的には結構好きです。
その他
上記のどれでもないものはまとめて「その他」としました。
恥ずかしながらまだまだ寒い時期にスマートロックの取り替え中に締めだし喰らっちゃいました!!というとほほ話です。
それから「年末だしベストバイ書きませんか」とのことで、個人的に毎日のように持ち運んだデバイスたちをベストバイに挙げてます。
PR記事
以下は著者名入ってないんですが担当したPR記事たち。PRですが結構ちゃんと本音で書いてます。
それこそPhilipsのモニターはドスパラのBTO PCと合わせて使ったらすごくいいと思います。LGのgramシリーズも今年のノートPCの買い替え候補に最後まで残っていたシリーズなので普通に製品として完成度の高さは評価しています。
ケータイWatch
ケータイWatchでは各ライターが持込ネタを披露していく「みんなのケータイ」と「本日の一品」で色々書いてます。
書き切れなかった部分はまだまだあるんですが(まとめ方に悩んでいる)、今年は子供が中学校に進学しスマートフォンを持たせたら、色々と約束を守らない・守らせたいと四苦八苦しまして……。フィルタリングやペアレンタルコントロール機能の不完全さだったり、抜け道を見つけられてしまったときにどう対処していくか、ついでに成績との兼ね合いだったり、2025年はもう少しここに正解を見つけて運用、発信できたらな~と考えています。
本日の一品に書いた中だと一番気に入っているというか、思い入れが深いのはやっぱり「Switchbot ロック Pro」でしょうか。ITmediaで書いた「締め出しの原因」になったスマートロックです。製品としてはすごくいいので気に入ってますし、そういうやらかしがあったからこそ余計に愛着があります。
PC Watch
PC Watchでもモバイルの記事中心に書いています。(なぜ?)
ただ純粋なレビューというよりはちょっとテクニカルな話が多いですね。2台持ちのオススメの話なんかは結構読まれたので急遽2本目を追加になったという裏話もありますが、最近は通信費が安く、通信品質もまともな回線の選択肢も増えてきていますし、廉価版機種でもOSバージョンアップが3~7年程度と長く2台目に丁度いい機種もだいぶ増えたので、改めて2台持ちは検討してもいい時期ではないでしょうか。
あとこれは「どうしても取材したい」「レビューしたい」と申し出て行って試して書いたやつ。
英Nothingからサブブランドで展開されている「CMF」のスマートフォン「CMF Phone 1」の見た目とギミックが好き過ぎて、国内で正式に発表されるタイミングでいち早くさわりたいから……と愛で書いてます。
それからこのブログでもベストバイに挙げた「FMV LIFEBOOK UH」について、購入に至るまでの詳細な話をPC Watchで書いています。3月末に到着・3ヶ月使って満足してるよ~というノリで書いた後、最終的に年末時点でベストバイに挙げているので本当に筆者が気に入っていることが改めて伝わったら嬉しいです。
マイナビニュース
マイナビニュースでもPC、モバイル、それぞれ記事を書いています。
こちらも注目度の高かった「ゲーミング」を中心に2024年に発表、発売されたデバイスのレビューなんぞを色々と。
あとOSやCPU(プラットフォーム)の刷新のタイミングで実際に使って試したいものもお願いして試用機会を頂きレビューを担当しています。
モバイルは今年のGoogle Pixelの新商品のレビューを担当しました。
Pixel Watch 3ですが、初代Pixel Watchと比べると明らかに動作がキビキビとしていて完成度がとても高くなっている点が良かったです。5~6年前にAndroidスマートフォンをメインに使っていた頃に使っていたスマートウォッチはどうしても「Apple Watchには及ばない」という印象が拭えず、それは初代Pixel Watchでもそうだったんですが、Pixel Watch 3は本当に動きがいいというだけでかなりストレスレス。
ビルドクオリティもだいぶ高くなりましたしAndroidユーザー向けのスマートウォッチとしてはやっと完成系としてオススメできるものになりました。(Galaxy Watchのごつさが無理な人には特に)
All About
2024年からの新規寄稿先です。デジタル機器に関わらずオールジャンルのコラム記事が読めるAll Aboutはそれこそ筆者がネットの海に迷い込んだ20年くらい前から何度も助けられたメディアなんですが、今年お声掛け頂き、今後はスマートフォンやインターネット回線など通信を中心に「困ったときはどうしたらいい」みたいなコラム記事を色々と書いていく予定。
2024年もたくさん書きました
2024年も色々な記事を、たくさんの寄稿先で書く機会を頂くことができました。
というより自分で思っていた以上に書いてました。本当に有り難い限りです。
比率としては最終的にモバイルとPCが半々くらいでしょうか。ベンチマークなど記事にするまでの行程を考えるとPCの方が手間がかかっているので「モバイルそっちのけ、一年中PCの記事を書いていた」ような気もしているんですが、こうして書き出してみるとギリギリまだモバイルの人と名乗っていても大丈夫そうです。