2年半使ったThinkPad TrackPoint Keyboard IIがだいぶくたびれたので新しいものに交換した

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愛用しているThinkPad TrackPoint Keyboard IIがだいぶくたびれてきたので新しいものに交換しました。

ThinkPad TrackPoint Keyboard IIはその名の通り、LenovoのThinkPadのキーボードを他のPCでも使える外部キーボードとして切り出した人気のキーボード。
最新モデルのThinkPad TrackPoint Keyboard IIは2020年に発売になったモデルで、先代モデルから7年ぶりのモデルチェンジと話題になり、発売当初は「受注開始直後に注文しても届くのは2ヶ月後」と信者に大人気でした。

最近は納期も最短で1~2営業日で出荷の案内になっていることも増え、Lenovo直販でも僅かにですが割引があったりと買いやすくもなってきています。

キー配列はJIS配列とUS配列から選ぶことができ、USBドングルを用いた2.4GHz帯のワイヤレス接続とBluetooth接続でPCやタブレットと繋いで利用することができます。
充電端子も本モデルからUSB Type-Cに変更になるなど、時代に合わせた進化が行われたモデルとも言えるでしょう。

その他細々したThinkPad TrackPoint Keyboard IIについては過去にレビューしているので、そちらを見てもらった方がいいですね。

2年ちょっと使うと結構くたびれる

今使っているThinkPad TrackPoint Keyboard IIですが、動作に大きな問題はありません。

じゃあなんで?となるわけですが、キートップが摩耗しテカテカになり、結果指先のフィーリングが悪くタイピングしていてあまり気持ちよくないんですよね。

上が2年半使ったもの、下が今回取り替えた新品。テカテカ具合の違いがスゴイ。

上が今まで使っていたThinkPad TrackPoint Keyboard IIで、下が新品のThinkPad TrackPoint Keyboard II。並べて比べるとイマームで使っていたもののキートップの摩耗具合がわかります。テッカテカです。

Enterキーのテカリが目立ちますが、他のキーのテカリもわかるはず(矢印キーとか)

文字・数字キーはキートップ全体が、Enterキーなど大きめのキーは指の触れている場所が摩耗してテカテカに。
写真だとわかりづらいかもしれませんが、矢印キーなんかもテカテカですし、パームレスト部も摩耗してテカってます。

左Altキーは印字も消え、大きく凹んだ状態

キートップのテカり以外だとキーの印字も削れたりかすれたり。ちょっと高級なキーボードに多いレーザー刻印になっている作りではなく、ただ文字が印字されているだけなのでどんどん削れていくんですよね。

左Altキーはえぐれたように凹んでいます。この状態でもキートップが凹んでいるだけで入力には何の問題もないんですが、まぁ気になるっちゃ気になる。
US配列だとデフォルトの日本語IMEのオン・オフが「Alt+~」で、左Altキーを親指でタイプするときに指の腹ではなく、指の側面~爪先を使うので多分そのせいですね。

先代では全然平気だったのに「II」はキックスタンドがすぐもげる

これは摩耗ではなく作りが甘い(悪い)んですが、キーボード裏のキックスタンドがとにかく脆い。

持ち出したりしないしデスク上に置きっぱなしで使っているので自分は壊すことがないと思っていたんですが、ちょっとデスク上で動かした際にポロっと……。
使っている間は立てた状態で瞬間接着剤で固定して使っていましたが、現役引退に伴い寝かせた状態に戻そうと思ったらポキッといきました。

先代モデルも3枚くらい使っていて、そっちではキックスタンド壊れたことがなかったのでThinkPad TrackPoint Keyboard IIがやけに脆い。今回届いた新しいものでも作りがサイレントで修正されている気配もないので注意して使っていきます。

気に入っているからこそ、最良の状態で使いたい

筆者、ThinkPad歴はそんなに長くありません。
だいたいこのキーボードを好き好んで選ぶ人はThinkPadでMacBookをぶん殴って破壊するような過激派ばかりなんですが、その点でいえば筆者はMacから出戻ったWindows環境で、ピンと来るノートPCがThinkPadくらいしかなかったのでThinkPadをここ最近は何台か乗り継いで使っている程度のひよっこThinkPadユーザーです。

が、トラックポイント付キーボード歴だけは長いんですよね。そろそろ20年くらいになります。

最初の勤め先の上司に勧められて買った「ウルトラナビ付きUSBキーボード」から使い始め、同モデルを1代目とすると、以降新モデルが出る度に買い替えて気付けばもう4代目。
そして各世代で2~3枚は使っているので10枚以上、トラックポイント付キーボードを使い続けています。

長いこと使っているからこそ、今回のようにキートップの摩耗や経年劣化からくるタイプ感の変化が気になるというもの。
こういうことを言っていると「メカニカルなら~」「○○のスイッチなら~」と、くたびれづらいキーボードをオススメされることもありますが、あまりキーストロークの深いキーボードは得意じゃなく、ノートPCの打鍵感が好きなのでコレ以外のキーボードは考えられません。

「キーボードは体の一部」なんて言い方の通り、このキーボードでないと全然作業効率もあがらないので、ある程度劣化を感じたタイミングで新しいものに交換してみました。

年末というお掃除の時期なので、読者の皆さんもキーボードの清掃や打鍵感が気になるなら新しいものに取り替えるなどしてみてはどうでしょうか。

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