つまめるサイズの45W 2ポート充電器、CIO NovaPort DUO 45W

アクセサリ

CIOから2022年4月に発売になった充電器「NovaPort DUO 45W」を購入しました。

「NovaPort DUO 45W」はその名の通り、USB Type-Cポートを2つ備える最大45W出力の充電器。
CIOの充電器としては一躍有名になった「LilNob」に続く新シリーズで、出力とポート数に複数のバリエーションが用意されているのが「NovaPort」シリーズの特徴です。

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CIO NovaPort DUO 45Wを買った理由

充電器の選択肢も色々ある中で、今回CIO NovaPort DUO 45Wを買った理由は至ってシンプル。

「持ち運びの充電器を買い替えたいから」です。

冒頭にも書いた通り、CIO NovaPortシリーズには出力とポート数で複数のバリエーションが用意されています。そのため用途に応じ丁度いい充電器が選べるのがCIO NovaPortシリーズ一番の魅力です。

筆者の場合「ノートPCも入るリュック」「iPad Pro + Magic Keyboardの入るショルダー」「iPad miniが最大サイズのスリングバッグ」の3つのカバンを日によって使い分けており、それぞれに充電器やケーブル、モバイルバッテリーを1セット入れてあります。

このうち、最も小さい「iPad miniが最大サイズのスリングバッグ」に入れておく充電器として
 iPhone + Androidスマートフォン
 iPhone + iPad mini
を充電するのに十分な充電器が欲しく、CIO NovaPort DUO 45Wは丁度よかった、ということです。

CIO NovaPort DUO 45Wを写真でチェック

CIO NovaPort DUO 45Wを写真でチェックしていきます。

まずはパッケージ。

白地にブランドカラーのパープルをあしらったシンプルな化粧箱です。パッケージの右上には優秀なプロダクトデザインに与えられる「red dot design award」を受賞したことを誇らしげにアピールするステッカーが貼られていました。

内容物はCIO NovaPort DUO 45W本体と取扱説明書のみ。

USB Type-CケーブルやLightningケーブルは付属していないので、手持ちのものを使うか別途用意する必要があります。

別途用意する場合は絡みづらいシリコン製のケーブルがオススメです。

▼ CIOのUSB Type-Cケーブル

▼ AnkerのPowerLine III Flowシリーズ(こっちはLightningケーブルもあります)

CIO NovaPort DUO 45Wの本体はシボ加工された樹脂製です。
先代のLilNobは光沢の樹脂ボディだったので指紋や細かな傷が目立つのが気になりましたが、今回はその心配はありません。
ただ、公式サイトやECサイトではもっとマットな質感に見えますが、実物は写真の通り樹脂らしい光沢もあるため「サラサラな手触り」ではありません。

コンセントプラグは折りたたみ式。

USB-PDに対応した小型の充電器として、定番のAnker製品も買い替え先の候補にあったのですが、同社の最近の製品ってどれもコンセントプラグが折りたためないんですよね。
カバンの中に放り込んでおくと他のモノを傷つけたりするので個人的にはかなりマイナスポイントが大きく買い替えできずにいたんですが、CIO NovaPortシリーズならその点をクリアしています。

出力端子はUSB Type-Cが2つ。

端子部がパープルなんですが、黒いボディと相まってどう見ても「黒い三連星」カラーです。

本体底面にはPSEマークと出力仕様のプリント。

CIO NovaPort DUO 45Wの最大出力は45Wですが、2ポートを同時に使用する場合は1ポートあたり最大20W、合計40Wの出力が上限となります。
スマホ2台やスマホ+タブレットはOKですが、スマホ+ノートPCの充電は厳しいですね。
(その場合はノートPCのUSBポートからスマホを充電した方が速いかも)

なお、ここでテスターを使ってパワールールに沿ってる・沿ってないとテストするのは面倒なのでやりません。CIOだったら万が一燃えたりしてもちゃんと保証してくれるでしょうし、100Wオーバーを単一機器に給電するような使い方もしなければ、そもそもこの製品がそんな仕様でもないですしね。

CIO NovaPort DUO 45Wの本体サイズですが、この記事のタイトルの通り、また上に載せた写真の通り、つまめるくらいに小さく、AirPods Proと比べても(厚み以外は)二回りほど小さいです。

これだけ小さいため、ケーブルを小さくまとめてしまえばセットで小さいポーチに収まるため、今回の目的である「iPad miniが最大サイズのスリングバッグ」への収まりもいいというわけです。

ちなみに本体サイズの割には重さがあり、公式サイトでは公称78g、実測では68gあります。

といっても最近のスマートフォンの半分以下の重さですし、100g以下は実質0gの理論なので重さが気になるといったことはありません。
十分に軽量かつコンパクトなので、例えば壁面のコンセントに挿して自重で傾いてくるようなこともないでしょう。

カバンに放り込んでおく充電器の決定版

CIO NovaPort DUO 45W、なんというかカバンに放り込んでおく充電器としては決定版と言っていいんじゃないでしょうか。

今回は「iPad miniが最大サイズのスリングバッグ」に放り込んで
 ・iPhone + スマホ
 ・iPhone + iPad mini
の充電ができれば丁度いいと考えての選択ですが、冷静に考えてみれば普段持ち歩いている多くの機器が45Wの出力の中で急速充電が行えるものばかり。

もちろんノートPCも、カメラも、ああそうだGoProも……イヤホンも~~~と持ち歩く機器の多い取材や旅行になればより出力が大きく、ポート数の多い充電器の方がいいんですが、どんなカバンにも、どんな人にも「だいたいこれで間に合うぞ」と言える、丁度いい充電器、それがCIO NovaPort DUO 45Wです。