NTTドコモが提供する電話機の保証サービス「ケータイ補償サービス」が2021年9月28日より、解約後も継続して利用できるようサービス内容が変更されています。
ケータイ補償サービスは全損や盗難など修理不可能なトラブルに遭った際、同一機種・同等機種のリフレッシュを安価に届けてもらえる有償の補償サービスです。
また、ドコモショップでの預かり修理に際して修理代金に上限が設けられるなど、電話機のトラブル時の負担を大きく軽減してくれます。
解約してもOK!白ロム購入でもOK!ケー補の対象者が拡大
従来、ケータイ補償サービスは「NTTドコモを解約すると自動的に解約されオプション」として提供されてきましたが、2021年9月28日以降に解約(他社へのMNP転出も含む)した場合は「ケータイ補償サービスを残す」ことができるように変更されました。
ケータイ補償サービスを残した場合、サービス利用料は今までNTTドコモの利用料金の支払いに利用してきたカード払いや口座振替が継続されるとのこと。
解約後にケータイ補償サービスを継続した場合
修理代金一部サポート(修理代金の上限適用)… ドコモショップ店頭での修理受付のみ
ケータイデータ復旧サービス … 店頭受取のみ
と一部サービスの適用条件が変更になり
ケータイお探しサービス … 契約不可(継続不可)
となる点にも注意が必要です。
また「白ロム購入」とも呼ばれている「端末単体購入」についても、購入と同時に加入、または購入日含む14日以内にケータイ補償サービスセンターへの電話で加入することが可能に変更されています。
なお解約時に継続、白ロム時に加入を行ったケータイ補償サービスに関わる手続きはオンラインでは不可となり、ケータイ補償サービスセンターへの電話、またはドコモショップ店頭での手続きになります。
手続き時には「解約時の電話番号と契約名義」などの確認が必要になるため、非常にレアケースですが他社への転出後に名義変更した場合や改番を行った場合、元の電話番号・契約名義がないと手続きができなくなる点にも注意が必要です。
「ケータイ補償お届けサービス」はどうなる?
ケータイ補償サービス以前に提供されていた「ケータイ補償お届けサービス」。
こちらもケータイ補償サービスと同じく、電話機のトラブル時に良品(リフレッシュ品)に交換を行ってもらえるサービスで、現在もこちらを継続して加入している人もいるでしょう。
NTTドコモに電話で確認を行ったところ、ケータイ補償お届けサービスも解約後に継続できるとの回答を得ることができました。
筆者の周りでも「ケータイ補償サービスを残したいので、ドコモ回線を解約できない」といった声を耳にすることは多く、今回ケータイ補償サービスの内容が改められたことでより自由に好きな会社の好きなプランを選び、今まで使ってきた電話機と組み合わせ利用できるようになったといえるでしょう。
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