NTTドコモの2020初夏モデルの5Gスマートフォン「arrows 5G F-51A」の発売日が2020年7月30日に決定しました。
arrows 5G F-51Aは富士通コネクテッドテクノロジーズ製のAndroidスマートフォンで、Qualcommの最新チップセット「Snapdragon 865」や8GBのメインメモリ(RAM)を搭載した同社製スマートフォンとして久々のフラグシップモデルです。
また5Gについては各社から発売される多くの機種が6GHz未満の低周波帯のSub6までの対応に対し、arrows 5Gは高周波数のミリ波(mmWave)にも対応している点でも注目を集めています。
Qualcommとの協業で「Qualcomm Snapdragon 865 5G Modular Platform」を採用したリファレンスデザインとして開発された経緯もあり、今までのarrowsとはひと味違うなど、6月末から発売が一ヶ月延期されたことも相まってか「発売はまだか!」と期待する声も大きかったarrows 5G F-51Aが遂に発売です。
本記事では、arrows 5G F-51Aの本体価格と購入した場合の毎月の料金をご紹介。購入の参考にしてもらえればと…!
arrows 5G F-51Aの本体価格
arrows 5G F-51Aのドコモオンラインショップでの販売価格は以下の通り。
機種 | 本体価格 | 購入方法 | 割引 | 割引販売価格 |
---|---|---|---|---|
arrows 5G F-51A | 118,008円 | 他社からのりかえ(MNP) | ▲22,000円 | 96,008円 |
新規契約 | – | 118,008円 | ||
契約変更 (3G/4G→5G) |
▲5,500円 | 112,508円 | ||
機種変更 | – | 118,008円 |
※表中の割引は「5G WELCOME割」
arrows 5G F-51Aの毎月の料金
続いてarrows 5G F-51Aを購入した場合の毎月の料金をご紹介。
料金プランは5Gギガホ・5Gギガライトの2種類で、5Gギガライトは使ったデータ容量に応じ料金が変わるため、もっとも安い「1GB未満」の料金を掲載。
「みんなドコモ割」など家族の人数で割引額が変わる割引サービスは試算に入れていないため、ドコモ光セット割など含め「ドコモにどっぷり」な人であれば以下の試算よりも毎月安く持つことができます。
本体代金についても買い方により適用されるキャンペーンに差があるため、以下の試算では割引キャンペーンを含まない金額で試算しています。
そのため「他社からのりかえ(MNP)」と「契約変更(3G・4G→5G)」での購入は以下よりも毎月数百円安く持つことが可能です。
料金プラン | 5G ギガホ | 5G ギガライト(~1GB) |
---|---|---|
基本使用料 | 8,415円 | 3,465円 |
本体代金(36回払) | 3,278円 | |
合計 | 11,693円 | 6,743円 |
例えば筆者の場合、家族3人以上かつドコモ光も利用しているので、5Gギガホを契約しarrows 5G F-51Aを購入した場合、上記から更に2,200円が割り引かれるため、毎月1万円以下で利用することが可能になります。
本体代金を含めた毎月の料金ですが、5Gギガホのようにデータ容量がキャンペーンで無制限になっているプランとの組み合わせならば十分にアリな料金です。
NTTドコモが今春に発表した5G対応スマートフォンは遂にarrows 5G F-51Aの発売で、すべて出揃います。
発表時から狙っていた人にとっては4~5ヶ月ほど待って遂に!やっと!といったところでしょうか。
「arrows」と聞くとどうしてもスマートフォン黎明期の散々な完成度を想像してしまう人も多いようですが、それも本当に最初だけの話。
以前のハイエンドシリーズだったarrows NXシリーズなどは動作も安定しており、富士通らしい便利機能も充実しているなど買った人からの評価の高い機種でした。
arrows 5GについてもQualcommとの協業でリファレンスデザインとして設計された経緯もあり、安心して使える1台になっているはずです。