Windows 10 April Update 2018の適用は待った!…かもしれない。

米国時間で4月30日、日本時間だと同日晩から5月1日にかけて配信開始となったWindows 10の大型アップデート「Windows 10 April Update 2018」。
従来「RS4」などと呼ばれていたものが、遂にリリースされました。

※本ブログは、2018年4月27日(金)にマイクロソフト米国本社が公開したブログ「Make the Most …

が、ちょっと今回のアップデートは「待った!」かもしれません。
なんで「待った!」なのか。筆者の環境で起こった2つのトラブルについてご紹介していきます。

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SATA接続のデバイスが全て「見えなくなる」

筆者のメインPCは自作PC。
数年前まではMacBook ProやMac miniを利用していましたが
・自宅にいる時間が長い(自宅での作業が多い)のでより高性能なPCが欲しい
・写真や動画を撮る機会も増えたので、それらの保存容量を多くしたい
といった理由で、処理能力、保存容量のアップデートが容易な自作PCをまた組んで利用するようになりました。

もちろん自作PCですのでOSはWindows。
プラットフォームもRyzen 7 1700なのでサポートするOSもWindows 10に限られますので、今回のApril Update 2018についてもサクっと導入してみました。

が、ここで大きな問題が。

上記はメインPCのストレージ搭載状況。
OSを入れているCドライブ以外は、Blu-rayドライブ(Dドライブ)を含めすべて「Serial ATA(SATA)」接続のデバイスです。
もっと言えば、Eドライブ以降は同一型番のHDD 2台をペアにしてRAIDを組んでデータのミラーリングを行っています。

今回、April Update 2018の適用を「待った!」と言っているのは、筆者の環境だとBlu-rayドライブ(Dドライブ)から先がすべて、アップデート後から表示されなくなるから。

考えられる部分として
・デバイスドライバが古く認識されない
を最初に疑い、AMDのサイトから最新の「チップセットドライバ」「RAIDドライバ」をダウンロード、インストールするも表示されません。
デバイスドライバの自動インストールにコケたことも疑ってデバイスマネージャーを開いてみるも「不明なデバイス」「正しく動作していないデバイス」は見つかりません。
つまり、Windows 10からSATA接続のデバイスが繋がっていないことになっているのです。

UEFI(BIOS)からは正しく見えていますし、Windows 10を以前のバージョンへロールバックすればSATA接続されたデバイスはすべて見え、認識され利用もできます。
RAIDアレイの破損が怖く、また再構築でデータがロストするのも怖いため、UEFIでSATAの動作モードをRAIDからAHCIへ変更は試していませんが、ここまでの原因の切り分けでWindows 10側に問題があるのは明白です。
(多分ここ変更したら解決する気がするんですけど、RAID環境は維持したいとなるとやっぱり厳しい)

Intelの環境なら、同じRyzenでも下位チップセットのB350や最新のX470ならどうか…は試す環境がないためわかりませんが、現状あの手この手を尽くしてもApril Update 2018では筆者の環境ではSATA接続のデバイスが一切見えない状態になるため、適用は保留・延期となりました。

指紋認証デバイスのドライバが吹っ飛ぶ

続いてのトラブルは「指紋認証デバイスのドライバが吹っ飛ぶ」です。

愛用中のThinkPad X1 Carbon(2017/5thGen)において、April Update 2018を適用すると指紋認証デバイスのデバイスドライバが認識されなくなります。

こちらはメーカーサイトからデバイスドライバをダウンロード、インストールすることですぐに利用可能になりますが、April Update 2018をインストール・再起動後のログイン画面で指を置いてもログインされず中々に焦りました。

筆者の周りに同型モデルを利用しているユーザーが多く同様のトラブルに遭遇したと話している人が多いため、やはりApril Update 2018が抱える問題の一つとして認識していいのではないでしょうか。

また、上記はGPD Pocketに取り付けたPQIの指紋認証ドングル。
こちらもApril Update 2018をインストールした後、デバイスドライバが破損し動作しない状態になりました。
ThinkPad X1 Carbonでトラブルに遭遇した直後にも関わらず「ええ、ログインできないぃぃぃ!!」と混乱したのはここだけの話。

他にも色んなトラブルが

筆者の周りでは「ネットワークのプライベート・パブリックの動作について、設定通りに動かない」というトラブルに遭遇した人もいるようです。
指紋認証デバイスに限らず、April Update 2018をインストールした後に最新版のデバイスドライバをインストールしても正しく動かないものがあったという話も耳にしていますし、少し型の古いメーカー製PCではインストール後に立ち上がらなくなった(=修復オプションに案内される)という話も。

Windows 10の大型アップデートは、昔であれば「Service Pack」として提供されたWindowsの大型アップデートや、Vista→7のようなOSバージョンアップに近い、Windowsの根幹部分から大きく変わるアップデートであり、アップデート後にこのようなトラブルに遭遇することは珍しくありません。

ただ、あまりにも古い周辺機器や動作させるためのデバイスドライバが対応しないとか、インストールしているソフトウェアバージョンが古く動作しないといったトラブルに比べると「ハードウェアとして最新の環境」であっても、常用するにあたり中々クリティカルな不具合、問題が起きていますので、今一度April Update 2018のアップデート前に
・どんなトラブルが起きているか
・アップデートに関して、事前に適用すべき更新は提供されていないか
などは、しっかり確認をするといいでしょう。

また、現在、日本はゴールデンウィークの最中で、起きたトラブルに対する回答が得づらくもなっています。
今すぐにアップデートを行わなければPCが動作しなくなる、危険に曝されるといったものでもないので、April Update 2018のアップデートはゴールデンウィーク明け以降、不具合と解決方法の情報が集まったり、April Update 2018へ向けたデバイスドライバやソフトウェアのアップデートを待ってからでもいいかもしれません。

コメント

  1. 長岡 庄次 より:

    Windows 10 April 2018 Updateを5月1日に実行し、2日には以前の(V1709)に戻した者です。今回の(V1803)はMS社の傲慢さが全てに露出して過去の古いSoft/Hardは捨てなさい、とばかりに古いSoft/Hardは開くが表示が全く不可解なものになってしまった。例えば「WindowsLiveMail 2012」だ。開くと画面のあちこちにゴーストが出、更にアドレス帳は鏡を当てた様に反転し折れ曲がって表示され、検索出来なくなった。(V1709)に戻し安堵しているが、いつになったらパッチを配布するのか?が判らず、当面(V1803)は誰にも推奨しない様にしたい。

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