これぞ真の投げ売り。NTTドコモが取り扱うNexusは毎度この道を辿る運命にあるんでしょうか。
3月1日より、2015年冬モデルとして取り扱いがスタートしたGoogleのリファレンスモデルである「Nexus 5X」が他社からののりかえ(MNP)、新規契約、さらに機種変更でも一括648円の在庫処分投げ売り価格に。
Nexus 5XはCPUにヘキサコアのSnapdragon 808、2GBのメインメモリ、5.2インチの液晶ディスプレイや指紋認証センサーを搭載したAndroidスマートフォンのリファレンスモデルで、製造はLGが担当。
良くも悪くも華も癖もない機種ですが、一般受けはあまりしなかったのか発売から1年3ヶ月が経過し残った在庫の完全在庫処分となるようです。
既にGoogle自身でもNexusシリーズは終了、Pixelにブランドを一新していますがこちらの国内発売も現時点では未定。なんとも不遇なポジションの機種です。
なお、今回の割引は「端末購入サポート」の適用が必須。
購入月を含む最大13か月の間に指定プラン以外への変更や解約、休止を行うと二年契約とは別に端末購入サポートの解除料が発生してしまうため要注意。
端末購入サポートについては以下の記事に、解除料発生タイミングなどをまとめているので購入を検討する場合は一緒に読むのがおススメです。
処分価格の内訳。一括648円。。。
元Nexus 5Xユーザーとしては、ちょっと見ていられないくらいの価格ですが。
以下、いつも通り本体価格・割引金額・割引後の金額に解除料の一覧です。
機種 | 割引前金額 | 割引額 | 割引後金額 | 解除料 | 購入ページ |
---|---|---|---|---|---|
Nexus 5X |
93,312円円 | ▲92,664円 | 648円 | 46,332円 | こちら |
対象オーダーは他社からののりかえ(MNP)、新規契約、さらに機種変更、契約変更のすべて。
※例外として、Xi→FOMAの契約変更は対象外。
本体価格9万円超に対して割引金額も9万円超で、僅かに残った648円を一括払いといったカタチ。
2015年~2016年頭頃のミッドハイ~ハイエンドのスペックで、余計なアプリも入っていない素のAndroidだけあってかなり軽快。
おさいふケータイや防水、テレビ機能は不要で最新のOSのアップデートを重視したいという人であれば選択肢としては悪くないかもしれません。
(とは言え、発売から2年間のアップデート保証も残り半年~なので、Android 8.xへのアップデートが最後になるかもしれませんが)
丁度一年前に安価に購入できるタイミングで僕も購入し、仕事用の電話・ハングアウトの利用を中心に日常的に使っていましたが使い心地そのものはかなり快適でした。素人向けかどうかというとなんとも微妙ですが、ある意味格安スマホとして購入するSIMフリースマートフォンのように「なにもない」機種ではあるので、上にも書いた通り機能よりは快適さを取りたいという人には今でも十分に選択肢としてアリだとは思います。
…しかし、2011年発売の「Galaxy Nexus SC-04D」もそうでしたが、NTTドコモが扱うNexusは今回も不遇の扱いに。
ワイモバイルだともう少し可愛がられていて、選ぶユーザーも多い印象なのですが。
(モノはいいんだよ、モノは!)
なお、購入は事務手数料が免除(機種変更の場合)といった特典も多いドコモオンラインショップがオススメです。