重量1kg以下。フルスペックを気軽に持ち出せるNEC LAVIE Hybrid ZEROの使い心地。

LAVIEスペシャルファンプログラム(現在は募集終了)にてご提供頂いた2in1 PCのLAVIE Hybrid ZERO(HZ750CAB)を使い始めて、そろそろ一年。
Twitterでは#lavie_specialfanで他のモニターユーザーのレビュー投稿も見られますし、僕もアレコレ投稿していたので遡っていけばこの記事に書いていく事の、当時の生の声、または熱の籠もった声を見つけられるかもしれません。

簡単にLAVIE Hybrid ZEROについて紹介をすると「とにかく薄くて軽いノートPC」です。
2012年に1kgを切る軽量ノートPCとして登場。今回ご提供頂いたモデルは2015年夏以降の仕様のもので、2015年頭に現在のLAVIE Hybrid ZEROにフルモデルチェンジ以降は液晶画面をくるっと一回転させてタブレットのように扱える2in1 PCに進化しています。

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軽さは正義。スペックを確認。

それまで持ち運び、そして自宅利用のメインでもあったMacBook Proと比較していきます。

LAVIE Hybrid ZERO MacBook Pro
発売時期 2015年夏 2014年夏
OS Windows 10 Home Mac OS X 10.9
CPU Intel Core i7-5500U Intel Core i5-4278U
GPU Intel HD グラフィックス 5500 Intel Iris 5100
メモリ DDR3 8GB DDR3 16GB
ストレージ M.2 SATA 128GB M.2 NVMe 128GB
ディスプレイ 13.3インチ
解像度 2560×1440px
13.3インチ
解像度 2560×1600px
バッテリー稼働時間 最長9時間 最長9時間
本体サイズ
幅・奥行き・厚さ
319×217×16.9mm 314×219×18.0mm
重量 約926g 約1.57kg

LAVIE Hybrid ZERO(カタログモデル)の仕様について|NEC:121ware.com
MacBook Pro (Retina, 13-inch, Mid 2014) – 技術仕様

比べてみるとMacBook Proの方が高性能なことに気づきます。
が、モバイルノートPCで一番重視したいのは「重量」です。LAVIE Hybrid ZEROの約926gは軽すぎます。
この2機種の性能差ですが、正直なところどちらが快適だったかと聞かれても「同じくらい」と答える程度の差です。

僕の使い方の話になりますが、MacBook Proを手にした頃は「これ一台で全てを賄いたい」と高スペックを求め購入しています。
手にした当時は外で仕事をする、自宅は寝床という感覚だったので場所問わず持ち出して自分の仕事を片付けられるとっておきの1台が欲しくて購入したのがMacBook Proでした。

今は在宅、取材と打ち合わせで出かけることはあれど、普段自宅は高性能なWindowsデスクトップ(自作PC)を使って作業を行うため、MacBook Proほどのパワーが必要ありません。
LAVIE Hybrid ZEROの約926gの軽さはカメラだなんだ、頂いた資料だ~と荷物が増えがちな取材・イベント時に重宝します。MacBook Proと比べると500mlのペットボトル1本分以上軽くなっているので、カメラレンズ1本余計に持ち運べます。

LAVIE Hybrid ZEROの性能は一般的なノートPCとしてみれば「ハイエンド」や「フラグシップ」に相当します。
MacBook Proがスペシャル過ぎたため比較すると劣ってしまいますが、持ち運びの一台として普通の尺度で考えたり比較すればこれ以上ないくらい十分な性能です。

キーボードは打ちやすい

LAVIE Hybrid ZEROのキーボードはモバイルノートPCとしては結構優秀。
ストローク幅も十分に確保されているので打鍵感も良好。キー配置も変則的なものはなく、Enterキー周りの記号キーが極端に小さく無理矢理に詰め込まれた感もないため、入力のためにキーボードに慣れないと誤爆する…なんてこともありません。

個人的な事情を言えば、ここ10年くらい英字配列なので久々の日本語配列に戸惑いはしました。というか、今でも戸惑います。
ただ、そういう特殊な事情を除けばキーボードの完成度は高く、10万円代のノートPCとして堅実な作りになっているのは評価できる部分です。

敢えてキーボード周りに対して文句を付けるなら、キーボードバックライトが非搭載ということ。
同じくらい薄い他社製品では当たり前に搭載されてますし、発表会やセミナーなど、会場が暗い場所ではキーボードバックライトに助けられる場面も多いため、持ち出した先で稀に困る事があります。

薄型ながらインターフェイスは充実

薄型軽量ながら拡張性は犠牲になっていません。
インターフェイスとしてUSB 3.0のポートが2つ、HDMIが1つ、イヤホン、SDカードもあります。
Bluetoothにも対応しているため、マウスが必要な場合はそちらを使えばいいですし、USBで接続する機器も以前ほど多くないため2ポートあれば十分です。

1kgを切るノートPCは他社からも出ていますが、多くの機種でこれらのインターフェイスを搭載していません。
流行的にはUSB type-Cを1個~搭載し、そこから変換すればなんでも繋がる…!なんですが、できれば持ち歩くものは減らしておきたいですし、ケーブル一本忘れて何かできないはスマートじゃないので。
そのうちきっと、USB type-Cだけで困らないとか、持ち運ぶのに慣れるとか、そういう状況に自分も合わせていくようになるんでしょうけども、今時点ではせめてLAVIE Hybrid ZEROに載っているインターフェイスくらいは備わっていてくれた方がノートPCとしての使い勝手はいいと考えています。

ボリュームキーはどうにかならんかったのか

LAVIE Hybrid ZEROで未だ慣れないのがボリュームキー。
手前がボリュームアップ、奥がボリュームダウンです。
2in1 PCという特性上、画面を360度回転させるとタブレットPCのように扱う事が可能になっており、その状態でボリュームキーのアップ・ダウンが違和感ないようボタンが取り付けられています。
ノートPCとして使用する場合、キーボードのFnとの組合せでボリュームアップ・ダウンを行うことも可能ですが、せっかくハードボタンを用意しているのであれば利用できた方が面倒はありません。

ノートPC・タブレット、それぞれのモードでボリュームキーの割当が逆になるように設定できるなど、ここはもう少し改良できなかったのかな?
可否でいえば可でしょう。もしかすると現行モデルではそうなっているのかもしれませんし、僕が見落としているだけかもしれません。
ですが、そうであれば+/-の印字は入っていなくていいですし、2in1 PCだから…といった配慮に少し欠ける部分で、ボリュームキーを押し間違える度に「勿体ないなぁ」とぼやいてしまう、LAVIE Hybrid ZEROの唯一の残念部分がここです。

その他、敢えて気になる部分を書き出していく

スペックは十分。インターフェイスも充実していてモバイルノートPCとして十分過ぎる拡張性も持っていて、何より軽さは正義!で持ち歩いて苦ではないLAVIE Hybrid ZEROですが、気になってしまう部分はまだいくつかあります。

トラックパッドの感度が微妙

これは多くのWindows PCが抱えている問題なので、LAVIE Hybrid ZEROに限ったことではありませんが。
カーソル操作を行うトラックパッドの感度がなんとも微妙です。
いわゆる今時の「左クリック・右クリックが一体化」しているタイプで、トラックパッドの面積自体も特別大きいわけではないため、ドラッグ&ドロップ操作が結構やりづらくなっています。
左クリックを押し続けた状態だとトラックパッド全体が斜めに沈み込んだ状態になり、感度設定をどれだけ詰めていってもドラッグ中にカーソルが飛んでしまったり、左クリック操作がキャンセルされる事が多々あります。

LAVIE Hybrid ZEROは時期にもよりますが、大体松竹梅の3モデルが用意されていて、今回ご提供頂いているHZ750CABは最上位モデルとなりタッチパネルが搭載されています。
マウス操作が厳しい場面ではタッチパネルを利用することでストレスはだいぶ軽減できました。
過去に使っていたSONY VAIO Pro 11もトラックパッドの感度があまり褒められたものではなく、タッチパネルを併用することでかなり快適に利用できたため、WindowsのノートPCであればマウスを別途繋がない・繋ぎたくない場合、タッチパネル有りのモデルを選ぶと快適さが段違いになるのでオススメです。

電池持ちはそこまでよくない

スペック上は最長9時間ですが、普段使いだとこの半分ほどしかバッテリーが持ちません。
よくて5時間、平均すると4時間強くらいです。
流石に最初から9時間使える!とは思っていませんし、測定方法(JEITA 2.0)を加味するとこんなもんでしょーといった感じ。

9時間の数字を鵜呑みにして「1日外で使える!」とは思ってはいけません。
外出が半日以上になる場合、ACアダプタの持ち歩きは必須です。

ぎらついた液晶にフィルムで実用性を

LAVIE Hybrid ZEROの弱点はテカテカなディスプレイ。
ガラス板でテカテカならばまだいいんですが、軽量化・薄型化のためにPET樹脂を採用しているため歪みが生じテカテカに加えぎらつきも感じます。ちょっといけてません。

元々、どんなノートPCであってもアンチグレアフィルムを貼って映り込みを不正で使うようにしているので今回LAVIE Hybrid ZEROにもフィルムを用意して貼り付け使用しています。

ノートPC向けともなると作っているメーカーも少ないのですが、流石のミヤビックスという感じでLAVIE Hybrid ZERO向けのフィルムももちろん販売中。
他社のアンチグレアフィルムほど貼り付けた際にざらついた感じにもならないため、液晶の美しさを維持したまま映り込みを防ぎたいのであればコレ以外を選んではいけません。

まとめ: 軽いは正義

約一年使ったLAVIE Hybrid ZEROですが、持ち運びのPCにおける絶対的な正義は軽さです。
そして軽い中でどれだけ使い勝手のいい性能、打ちやすいキーボード、最低限の拡張性、このあたりの足し算・引き算でベストバイが決まります。

キーボードバックライト無し、トラックパッドの感度が微妙と粗を指摘し始めれば叩くことも容易な一台ですが、何かで補填できる事も多いですし、やはり軽い!という正義の前では「まぁいいか」と思えてしまいます。

注目株はドヤ顔しやすいMacBookやMacBook Pro、Windows PCとしては洗練されたVAIO、MacBook対抗として堅実に進化したZenBookなどもありますし、堅牢性や保守体制の充実したThinkPadやXPS 13も捨てがたい選択肢でしょう。
国内メーカー・ブランドのノートPCは選択肢から無意識に外している人も多いかもしれませんが、LAVIE Hybrid ZEROは十分に検討するに値する一台です。これからモバイルノートPCを一台購入しよう!という人は、是非一度検討してみてください。
丁度、これから春商戦、新生活シーズンで大学に持って行けるノートPCを検討するご家庭が増える時期でもありますので、流行に流されず堅実な作りのNECや富士通という選択肢も十分にアリですよ!

なお、NEC Directでは最安構成で117,720円で現在購入可能です。
MacBookよりも安価になっているので、十分に検討する価値アリです。

LAVIE Direct HZ

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