日常に溶け込むスマートウォッチ、Fossil Q MARSHALを二ヶ月使ってみて思う事

FossilのAndroid Wear搭載のスマートウォッチ、Q MARSHALを使って二ヶ月が経過しました。
最初は開封の儀からレポートしていこうとも考えていましたが、それもつまらないので二ヶ月使って思うところを淡々と今回は紹介していきます。

ちなみに「Fossilって何?」という人にも簡単に説明すると、同社はカジュアルウォッチメーカーとして、お手頃価格の腕時計を多数リリースしている老舗の腕時計メーカーです。
また、多くのファッションブランドのOEMとして腕時計の製造を手掛けているメーカーでもあり、メンズだと一時期スゴイ流行っていたDIESELの腕時計もFossilが製造しています。

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Q MARSHALについてざっくり紹介

Q MARSHALはケースカラー・バンドカラー(材質)の組み合わせで4種類のラインナップがあります。また、ケース側のデザインの違いで兄弟モデルとして「Q WONDER」も4種類存在するため、合計8種類から選ぶことが可能とも言えます。
今回購入したのは一番右、ケースがブラック、バンドがシリコン・ブラックのモデルです。

FossilとしてAndroid Wearを搭載するスマートウォッチの発売は今回が初ではありませんが、日本市場への投入はこれが初めてです。
従来モデルからのスペックアップ、他社既存製品との差異化という意味で、2016年モデルらしくウェアラブル向けに最適化された「Qualcomm Snapdragon Wear 2100」をチップセットに採用しているのが大きな特徴です。

本体をチェック

定番ですが本体を見ていきます。

時計のフェイスは円形。Q MARSHALを選んだ理由でもあり、スマートウォッチに多い四角系のディスプレイでないのも普段使いでスマートウォッチっぽさが減る、大事な部分です。
照度センサーの都合、6時の位置は欠けているためきれいに円形のディスプレイというわけではありません。このあたり、まもなく発売のASUS ZenWatch 3なんかは円形になっているのが羨ましい部分です。

サイドにある竜頭は回転せず、画面のオン・オフなどに使用できるボタンが1つあるのみ。基本操作はタッチパネルで行っていきます。

背面はメーカー名や規格・認証等が印字されているだけのシンプルなもの。
元々使っていたMotorola Moto360などは心拍センサーが搭載されていましたが、Q MARSHALには搭載されていません。

充電は専用ケーブルをマグネットでピタっと取り付けるようになっています。
いわゆる無接点充電で、スマートウォッチに多い方式ですが、大仰なクレードルのようなものではないため持ち運びでも苦になりません。Moto 360が専用のクレードル・充電台といったカタチになっていたため、泊まりがけで出かける際に持ち運ぶのが非常に厄介でした。

また、このケーブルの単体販売も行われているため、必要に応じて2本目を用意することも可能です。
直販サイトや取扱店での販売は行われていないため、サポートへメールで連絡し購入するようになります。
価格は3,000円(税抜)で、送料・代引き手数料はかかりません。

なお、無接点充電なので「Qi」に対応した充電パッドなどで充電できるのかな?という話に、先に購入していたアスキー編集部のゆうこばさんから「できるけど、スゴイ熱くなる」という情報を頂いています。なんつーか、ちょっとリスキー(w

バッテリー持ちは優秀、二泊三日もいける

購入時期ですが、以下のエントリの通り10月の三連休に大阪に行く前日に購入しました。

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滅多にいかない土地だと色々とわからないこともありますし、ナビゲーション利用をすると曲がらなくてはいけない場面で振動で伝えてくれたり、ちょっとした調べごとをするのに便利だったりするんですよね、スマートウォッチ。
ついでを言えば「このタイミングで買って使えば、電池もちがっつり確認できるじゃん」ってのもあったんですが。

ある程度節電を意識して

  • ディスプレイの明るさを3
  • ディスプレイの常時表示をオフ
  • 操作から手首の操作をオン
  • Wi-Fiをオフ

に設定しました。

明るさは1~5までの5段階なので、ど真ん中に。一番暗い1でも太陽光の下でも十分に視認することは可能ですが、買ったばかりできれいに画面を見ていたいという欲求に従い3に設定してみました。
ディスプレイの常時表示はオフにしましたが、手首の操作をオンにすることで、腕時計を確認する動作でディスプレイが点灯します。
また、単体での通信を行えるようWi-Fiが搭載されていますが、まず使う場面はないのでこちらはオフに設定しました。

この状態で1日目終わりで残量が大体60%強、二日目の終わりで30%強、そして東京に戻ってきた時点で10%強と、なんとか二泊三日、電池切れなく利用することができました。
Moto 360ではどんなに頑張っての1日半、アップデート以降は1日持たない日もあったくらいなので、バッテリー持ちはかなり改善しています。
チップセットに利用されているQualcomm Snapdragon Wear 2100は従来よりも25%~ほど消費電力が抑えられているという話なので、その影響も大きいと考えられます。

充電ケーブルについて書いた通り、スマートウォッチの使い勝手は「どれだけ電池が持つか」「どれだけスマートに充電を行えるか」の二つにかかっているとも考えられるため、これだけ電池が持ってくれると普段使いで手間に感じる充電の頻度を落とせるため、かなり使い勝手がよくなります。
過去に発売されたスマートウォッチを使っている人で電池持ちが気になる人は、Snapdragon Wear 2100を採用した新型モデルの購入を検討してみてはどうでしょうか。

バンド交換が容易なのが嬉しい

公式に多数の交換バンドを用意しているのもQ MARSHALのいいところ。
スマートウォッチはその性質上、使いだすと便利なものであり、他の腕時計で容易に代用ができるものでないため、服装に合わせて違う時計を…というわけにはいきません。
そこで考えるのが「バンド交換」です。

今まで使っていたMoto 360の場合、バンドの取り付け位置が奥まっていたために社外品のバンドを取り付けることがかなり難しくなっていました。
それ以外のスマートウォッチについても、バンド交換が用意に行えるモデルは数少なく買うときに気に入った組み合わせを選ばないといけないものがほとんどです。

Q MARSHALでは「Q Straps」として多数のバンドが用意されています。
素材もシリコン、レザー、ナイロン、そしてカラーバリエーションやパターンも豊富なので気軽にあれこれ付け替えて、服装に合わせるといったことが可能になっています。
実は僕が一番気に入っているのはこの部分で、どのバンドを追加してみようか…というのが最近の悩みになっています。

Fossil Q Straps – Fossil

敢えてのだめ出し

デザインもGOOD、電池持ちはGOD、バンド交換もハラショーなQ MARSHALですが、ちょっと気になる部分もあります。

心拍センサー非搭載

Moto 360には付いていた機能で、他社だとApple Watchはもちろん、多くのスマートウォッチに搭載されている心拍センサーが搭載されていません。
ウェアラブル=ヘルスケア、のような認識で、歩数や睡眠時間、これに加えて心拍センサーの記録も残しておきたいと考えている人は要注意。

思わせぶりな竜頭にがっかり

外観の際にも触れていますが、竜頭は動きません。
時計らしい見た目にするために、ボタンの装飾として竜頭のカタチをしているだけなのはもったいなくも感じます。
Apple Watchのデジタルクラウンの操作性はお見事なだけに、Android Wearでもそういう機能を持たせてくれると嬉しいのになー、なんて。

まとめ:ちょっと自慢したくなるカッコいいやつ

ざっと使っていて気に入っている部分、もうちょっと…な部分を書き出してみました。
マイクの感度も良好なので、街中で普通に「OK,Google」で天気予報なんかはチェックできちゃいますし、やっぱり通知を手元でサクッと確認できるのは楽ですね。

電池持ちについても上に書いた通り、設定次第・通知の頻度次第ですが、少なくとも二日はきっと誰が使っても電池が持つと考えられますので今まで電池持ちに不満があった、心配して手を出せなかったという人たちの、買い替え・購入候補としてもオススメです。