ドコモの2016年夏モデルモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION HW-01H」の発売が6月29日と近所のノジマでアナウンスされていたのでご紹介。
なお、本稿執筆時点でドコモ公式サイトに発売日の案内や価格についての掲示はないため変更となる可能性もありますのでご了承をば。
HW-01Hは新たに割り当てられた3.5GHz帯で提供されるTD-LTEに対応し、最大で3本の電波を束ねて通信する3CCAで下り最大370Mbpsの高速通信が可能になっています。
要するに「スゴイ ハヤイ ルーター」です。
その他、交換可能な4,750mAhの大容量バッテリーを採用しているなど、モバイルWi-Fiルーターとしてはハイスペックな1台です。
気になるHW-01Hの価格
掲示されていた価格は以下の通り。
発表会の際に「1万円台」とか「お手頃」と案内されましたが、確かに安価な価格設定です。
一括 | 分割(24回) | |
---|---|---|
本体価格 | 20,736円 | 864円 |
月々サポート | 総額▲10,368円 | 月々▲432円 |
実質負担 | 10,368円 | 432円 |
一括購入でも2万円、月々サポートを二年間適用した場合の実質負担額も1万円とかなりお手頃な価格設定です。
SIMフリーのモバイルWi-Fiルーターや先日発売されたKDDIの「Speed Wi-Fi NEXT W03」なども発売直後は3万円前後の価格設定になっていることを考えるとそのお手頃・お買得というのはわかりやすいかなーと。
なお、モバイルWi-Fiルーターですが発売日当日にショップや量販店に在庫が入ってこないことも多く、機種変更での購入であればドコモオンラインショップで予約して購入するのがオススメ。
格安SIMとの組合せもバッチリ
ドコモ系のMVNO(格安SIM)のSIMカードであれば、SIMロック解除手続きを行わずともAPN設定を行えば通信可能なのも魅力の一つ。
ぷららモバイルやDTIが提供する「データ容量無制限(月間の利用上限なし)」のサービスと組合せ、大容量バッテリーである事も含めれば外出先で常時ネット接続環境を用意しておくといった使い方も行えるのはいいですね。
なお、対応するSIMカードのサイズはmicro(mini)SIMカードです。
充電・外部通信端子がUSB typeCに変更になっているので注意
従来モデルからの変更点ですが、通信速度以外の部分で充電やPCとの接続に利用するUSBポート・端子の形状がmicroBからtypeCに変更されています。
HW-01Hの同梱品としてケーブルが一本、試供品として提供されますが、ドコモショップなどでの取扱予定は不明。
昨年くらいから、USB type-Cに対応したスマートフォンやPCが増えてきたことで安価なケーブルがAmazonなどで容易に購入できるため、HW-01Hの購入時は一緒に買っておくといいかもしれません。
まとめ
というわけで、HW-01Hの発売が多分決定したよ!という話でした。
シェアパック10では足りず、15にしたら今度は各種施策のボーナスパケットが盛られまくって毎月余らせている筆者も、これだけ安いなら買ってもいいかなーと考えています。
手元にauのW03もあるので、下り最大370Mbpsのルーター同士で実測勝負!とかしてもおもしろそうですし。