いつもの音楽も“ハイレゾ風”に!! DSEE HXを設定する!! #Xperiaアンバサダー

DSEE HX Logo ケータイ

今冬モデルであるXperia Z3/Z3 compactでは“かなり”音楽再生機能に力を入れているワケですが、その中でも目玉の「DSEE HX」に今回はフォーカスしてみます。
※本稿はXperiaアンバサダーミーティングにてお借りしたXperia Z3 Compact(SO-02G)の連続レビュー記事です。

DSEE HXってなんぞや

すごーく簡単に紹介すると「並の音質の曲を、話題の高音質“ハイレゾ”相当にしちゃう」って機能。
波形がうんたら、コーデックが…とか面倒な話を書いていくと長すぎる(あと筆者が書き飽きる)ので、とりあえず「DSEE HXさえあれば、めっちゃ音がいいぜ!最高!」くらいでいいんじゃーないでしょうか。

ハイレゾってなんぞや

この「DESS HX」によって“ハイレゾ”相当に音質が向上して聴けるわけだけど、じゃあ、それはどれくらい音がいいのか。
これもアバウトにいうと「最大でCDの6倍」とか「iTunesで取り込んだ曲の36倍」くらいの音質・情報量になります。
いい例えも見つからないんですが
・息継ぎの音
・ギターの余韻
・ドラムやシンバルの余韻
とかとか、どうしても小さな音は情報量が小さいため、音源にすると消えてしまうんですね。
ハイレゾはこういう小さな音までしっかりと聞こえる為「音に密度を感じる」とか「ボーカルが正面にいるような臨場感」だとか「音がいいなー」って感じられるような音質になるわけです。

DESS HXを有効化する

では、早速この「DESS HX」を有効化してみましょう。
実はXperia Z3 Compactですが、購入時は売りである「DESS HX」が有効になっていないんですね…しっかりと設定をしてあげないと、本当の「良さ」がわからないんです。
以下、設定手順です。

Walkmanアプリを開く

DSEE HX Setting 01

これを開かない事には始まりませんね。
初めての起動だと色々とメッセージが出ると思いますが、そのへんはちゃちゃっと進めて、まずこちらの画面へ

メニューから「設定」へ

DSEE HX Setting 02

画面右上、Andoridに慣れている方ならすぐわかるメニューボタン、不慣れな方には「:」みたいなメニューボタン、そこをタップするとプルダウンでメニューが出てきます。
そこから「設定」を選択。

設定画面その1

DSEE HX Setting 03

一番上「サウンドエフェクト」を選択します。
ちなみにここでは「再生中の曲をfacebookに投稿する」設定のオン/オフも可能です。
また「MusicUnlimited」の項目にチェックが入っている場合、Walkmanアプリのトップ(上のスクショですね)を下にスクロールしていくと、同サービスでよく聴かれている曲が表示されます。
有料のサービスではありますが、いわゆる「聴き放題」になってますし、流行の楽曲が表示されるので「聴き飽きたとき」に、なんとなーく眺めているのも楽しいかもしれません。

設定画面その2〜またサウンドエフェクトが現れる〜

DSEE HX Setting 04

…なぜ、もう一度サウンドエフェクトの項目が出てくるんでしょうか。
DSEE HXを有効にするには更にそこをタップする必要があります。
(ソニーモバイルさん、是非、今後のアップデートでもうちょっとWalkmanの設定画面のUI・階層構造見直してください)

やっと会えたよ DSEE HX!!

DSEE HX Setting 05

ここまで長かったですね。
ホーム画面→アプリ一覧→Walkman→設定→設定→ココ!なので、目玉機能のDSEE HXを有効にするのには、更にチェックを付けるまでに最低7回のタップが必要です。
一応ここまで設定すれば念願の“DESS HX”が有効になります…^^;

まとめ・予告

散々上でも言っていますが、目玉です!!!という割に、最初から設定が有効化されていない・設定が凄い深い場所にあるというのはちょっと頂けないですね。
ちょっと酷な話をしてしまうと、Walkmanアプリそのものの作りが悪いな、と思った次第。
せっかくいい音で…とか言ってるんですから、もうちょっと直感的に操作できるUIにして欲しかったですね。

さて、次回はソフトウェアの善し悪しを覆せるか、肝心のDSEE HXを有効化した環境で、いくつかのスマートフォンなどと聞き比べながら音楽再生のレビューをしていきます。