正直ソニーが嫌いだった

だいぶセンセーショナルなタイトルだけど、実際そうだった。

ぶっちゃけソニー製品なんて買わないって考えてた。
親にねだってねだって誕生日に買ってもらったMDウォークマンはメーカー保証が切れて少しで壊れてこれがソニータイマーか!とか思ったり、一緒に使っていたイヤホンのケーブルも割と簡単に、あっさり皮膜が駄目になって使えなくなった。
今思えば、きっと自分の扱いが悪かったんだろうと思う。

学生の頃、Let’s NOTE R3が欲しくて必死にバイトして、でも予算が無くてなんとなく展示売り切りだったVAIO typeYを買ったのが、そう思っていた自分の考えを180度変える事になるなんて思ってもみなかった。

多分それは囲い込みだったのかもしれない。
メモステDuoしか入らないフラッシュメモリスロットで、何となくCyber-Shotに興味を持って、Tシリーズが格好良くて初めて持ったクレカで思わずボーナス一括で買い換えてしまった。
流行のゲーム機はPSPで、それもやっぱりメモステDuoだから、VAIOで良かったなとか思ってた。
何となく使っていたDAPが壊れたとき、通称”香水瓶”のウォークマンは売場で凄い輝いていて手に取ってしまった。(でもConnectPlayerとかSonicStageは最悪だったよ
そんな感じで、思惑に見事にハマってしまったんだと思うんだけど、気付くとソニーに囲まれる生活になっていた。

それはソニーを好きなのか、というとまた違うかもしれない。
だけれど、いつしか自分が持っているモノを一個一個繋げていく楽しみがそこにあって、それに対して囲い込みとか独自規格だとか、中には本当に動作が不安定でぼっこぼこにしたくなるものもあっただけど、男なら誰もが憧れる合体変形融合進化みたいな、そういう要素が盛りだくさんのソニーのプロダクトに見事にハマってしまったのだ。

さて、今日、遂にソニーから離れた「VAIO株式会社」が始まる。
あらゆるものから自由になった、というその言葉は、果たして僕が今までハマってしまったソニーらしさがなくなってしまうのか。
それとも、他をも巻き込むほどの流れを産み出すような、そんなぶっ飛んだプロダクトがきっと産まれてくると信じて、なんとなく本稿を書いてしまった。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする