iPhone Xで困っていなかったのですが、色々と計算したところiPhone XS Maxに買い替えた方がお得な気がしたので機種変更しました。
タイトルにある通り、iPhone XS Maxの購入にあたりそれまでiPhone Xに挿れていたUQ mobileのSIMカードを解約しましたので、なぜ「iPhone XからXS Maxに買い替えたのか」「UQ mobileを解約したのか」を今回はご紹介。
iPhone Xの下取り価格で分割残金が相殺できる
僕のiPhoneの使い方は
・Apple Pay
・Pokémon GOで遊ぶ
・iOSでないとできないことの確認(アプリがiOSのみとか、iOSのスクショ撮らないとダメとか)
・自室の天井スピーカーでApple Musicを流す
といったライトなものがほとんどで、iPhone Xで困るどころか持て余しているくらい。
わざわざiPhone XSやXS Maxに買い替えないでも困らないし、写真もほとんどをメインで使っているGalaxy Note9か、常に持ち歩いているソニーのRX0で撮影してしまうので、iPhone XRや8でもいいんじゃないかと思うほど。
ただ、なんとなくモノは試しでiPhone Xの買取価格を調べてみたところ、約一年利用して残債が6~7万円残っていて、それを相殺できるくらいの金額になることがわかりました。
Apple製品は発売してすぐに買って一年使い手放す場合はだいたい購入金額の半額程度になることが多く、iPhone Xについてもそれが当てはまり、だったらiPhone Xを手放し分割の残りを精算して、2018年モデルのiPhoneのどれかに買い替えてもいいかな?というのが事の始まりです。
▼今回は秋葉原などに複数店舗を構えるイオシスに買取に出しました。
UQ mobileを解約し、回線はauに。
メインのGalaxy Note9はNTTドコモの契約。ThinkPad X1 Carbonに挿しているSIMカードもNTTドコモのシェア子回線になるため、iPhoneには別事業者のSIMカードを挿すようにしています。
これまではau系の回線としてUQ mobileを挿していましたが、auの諸々のキャンペーンを適用するとUQ mobileのSIMカードをそのまま利用し続けるよりもお買得だと気づき、今回はUQ mobileを解約し、寝ていたau回線でiPhone XS Maxに機種変更、そして各種キャンペーンを適用した状態で利用することとしました。
UQ mobileとauの月額料金・プランについては以下の通り。
UQ mobile | au | |
---|---|---|
プラン名 | データ高速+音声通話プラン | auフラットプラン20(シンプル) |
利用可能データ量 | 3GB | 20GB |
月額料金 | 1,680円 | 6,000円 |
割引き | – | ▲1,000円 auスマートバリュー ▲1,000円 スマホ応援割 ▲520円 iPhoneギガ得キャンペーン |
合計 | 1,680円 | 3,480円 |
差額 | 1,800円 |
auの各種キャンペーンはauスマートバリュー以外は「最大一年間」と限定されるものの、一年後にまたiPhoneを買い替えるだろうと考えれば「この先の一年間」の通信回線の使い勝手を重視した方がお買得度は高いと判断しました。
また、UQ mobileの「データ高速+音声通話プラン」で利用できるデータ容量は3GB。
毎月繰り越していたため3GBを少し超えるくらいを使う月があっても容量不足にならないことが多かったのですが、iPhone XS Maxを買うまでの直近3ヶ月はデータ容量が不足する状態が続いたため、3GBでは足りないと判断。
しかしこれ以上大きなデータ容量のプランを選ぶと各種キャンペーンを適用したauよりも割高になってしまいます。
そもそも、auの使っていなかった回線の維持費も「auピタットプラン」の最低料金で寝かせていても1,980円(税込2,138円)が発生しており、UQ mobileとauの2回線を維持した場合の金額と、UQ mobileを解約しauを20GBのプランに変更した場合の月額に差はないため、毎月の自分のお財布から出ていくお金の額はそのままに、データ容量が7倍弱となるプランに変更できた、と考えればかなりお得だと考えられます。
iPhone XとiPhone XS Max、比べてどうなのか
iPhone XとiPhone XS Max、比べてみるとどうなのか?ですが、正直なところ「快適になった」とか、大きく使い勝手が変わってユーザー体験として最高になった、みたいなものはありません。
ヘビーに使えば違いを感じる部分も多いのかもしれませんが、日常的にSafariやChromeを使ってブラウジングしたり、TwitterやFacebookでコミュニケーションを取ったりする程度の、普通の使い方をする限りではまだまだiPhone Xでも十分だったと感じられます。
個人的に改善としたと思えるのは「GPS」と「Felica」。
Pokémon GOで遊んでいるとiPhone Xではしょっちゅう自分の現在値がズレて表示されることがありました。これがなくなり快適に遊べるようになりました。
Felicaについても、自動改札をくぐる際に頻繁にエラーになっていたのがiPhone XS Maxに買い替えてからはまだ一度も起きていません。
iPhone X比で大きくなった画面もGalaxy Note9など、比較的大画面の機種が多いAndroidを使い慣れていると特段「すごい」と感じる部分も少なく、順当にiPhoneシリーズとしてトレンドを追いながら自然な進化をした一台というのが現時点でのiPhone XS Maxへの評価です。
UQ mobileのサービスは料金や通信速度、どちらにも不満はありませんでした。
今後も必要に応じてUQ mobileを契約・利用することはあるでしょう。
ただ先入観として「大手携帯電話会社は高い」「格安SIMは安い」と思いがちですが、各種キャンペーンの適用や利用状況次第では大手携帯電話会社を選んだ方が「お買得」と感じられる場合もあるということは忘れてはいけません。