2017年末に向けて各社から今年・今年度後半のフラグシップ機が発表される中、Androidスマートフォンの中で最も注目を集めているのは「Galaxy Note8」で間違いないでしょう。
8月に行われた発表会以降、日本国内での発売を期待する声は大きかったのですが、10月11日にauが取り扱いと発売日を遂にアナウンスしました。
日本国内でのGalaxy Note8の発売は、auからは10月26日!
既にau SHINJUKUなど、直営店・旗艦店のauショップなどで先行展示が開始されています。
今回はau版のGalaxy Note8ことSCV37の本体価格や月額料金をご紹介していきます。
本体価格
本体価格は支払総額が118,800円。
auのAndroidスマートフォンとしてはかなり高額な価格設定になっています。
Galaxy Note8 SCV37の本体価格 | |
---|---|
支払い総額 | 118,800円 |
毎月割(総額) | ▲59,400円 |
実質負担(総額) | 59,400円 |
分割払い(24回払い) | 4,950円 |
毎月割(月々) | ▲2,475円 |
実質負担(総額) | 2,475円 |
毎月割の割引額は「auスマートパス」加入時の金額。
毎月の月額料金を割り引く「毎月割」の適用額は最大で59,400円。
これは丁度本体価格の半額になるため、2年間使い続けた場合の実質負担額も59,400円と、かなり高額・高性能な最新機種ながら、長期で利用する場合には割と安価な価格設定です。
また、新料金プランの
・auピタットプラン
・auフラットプラン
を選択した場合は毎月割が適用されませんが
・48回払いを選択
・アップグレードプログラムEXに加入
とすれば、2年利用した時点で残っている「59,400円(残り24回の支払い)」が免除となるため、新料金プランを選択した場合でも実質負担は変わらなくなっています。
2年間で6万円の負担でGalaxy Note8を利用できるのは、十分にお買得な価格設定と言えるでしょう。
月額料金
続いて気になるのが月額料金。
auは
・毎月割が適用になる料金プラン(LTEプラン or カケホとデジラ)
・毎月割が適用されない料金プラン(auピタットプラン or auフラットプラン)
の大きく分けて2パターンが存在するため、それぞれについて試算結果を下にまとめました。
LTEプラン or カケホとデジラ
いわゆる「従来プラン」と呼ばれる、毎月割が適用される料金プランがこちら。
試算パターンは3つ用意しました。
1) 通話はほぼなし。データ容量重視の旧プラン(LTEプラン+LTEフラット)
2) 通話定額。データ容量は5GBの一番お馴染みのプラン(電話カケ放題プラン+データ定額プラン5)
3) 通話はそこそこ。データ容量多めのプラン(電話カケ放題プランS+データ定額プラン20)
細かな部分ですが、すべてに共通してauスマートパスに加入した金額で算出しています。
LTEプラン LTEフラット |
カケホ データ定額5 |
スーパーカケホ データ定額20 |
|
---|---|---|---|
基本使用料 | 934円 | 2,700円 | 1,700円 |
ネット接続料 | 300円 | ||
データ定額料 | 5,700円 | 5,000円 | 6,000円 |
auスマートパス | 372円 | ||
毎月割 | ▲2,475円 | ||
本体代金(24回払) | 4,950円 | ||
月額合計 | 10,366円 | 11,517円 | 11,517円 |
月額料金はどれも大体1万円を少し出るくらい。
決して安いとは言えませんが、一点注目したいのが「最安のLTEプラン」と「大容量の20GBプラン」での差額です。
1,000円の差で5分までの通話定額+データ容量が2倍以上(LTEプランは7GB)になるため、お買い得感が高くなっています。
従来「LTEプランが通話なし、データ量重視なら最安!」と訴求してきたところですが、大容量かつ安価に設定されたデータプランの登場でそうでもなくなってるんですよね。
auピタットプラン or auフラットプラン
続いて「新料金プラン」として、CMやチラシ、ショップ等店頭でも訴求されているプランでの試算結果がこちらです。
試算パターンは2つ。
1) 5分までの話し放題+段階制データプラン(auピタットプラン)
2) 5分までの話し放題+20GBのデータプラン(auフラットプラン)
また、先に試算したものとの違いとして
・auスマートパスの加入はなし
・本体代金は48回払い
・アップグレードプログラムEXに加入
で試算を行っています。
auピタットプラン | auフラットプラン | |||
---|---|---|---|---|
1年目 | 2年目 | 1年目 | 2年目 | |
基本使用料 | 3,480円 | 6,500円 | ||
キャンペーン割引 | ▲1,080円 | – | ▲1,080円 | – |
本体代金(48回払) | 2,475円 | |||
アップグレード プログラムEX |
390円 | |||
月額合計 | 5,544円 | 6,624円 | 8,805円 | 9,885円 |
こちらは新料金の試算結果。データ容量が1GBまでで収まる使い方であれば5,000円~くらいから持てるのですが、まずGalaxy Note8を真っ先に選ぶ人では難しいでしょう…(^^;
先にご紹介した従来プランの20GBと、auフラットプランを比較すると、さらに2,000円ほど安くなっている点に注目です。
本体代金は48回払いですが、本体価格の方で説明した通り24回支払った後(2年使った後)はアップグレードプログラムEXを利用して分割の残り半分を免除、次の機種へ買い替えが可能になるため、従来プラン比で損をする部分は少なくなっています。
それぞれの料金プラン、月額料金を試算、比較してみましたが、高額なGalaxy Note8を購入し、月額を安価に抑えたい、できるだけお得にしたいと考えた場合はauフラットプランで利用するのが良さそうです。
展示されていたGalaxy Note8をチェック
ついでなので、au SHINJUKUでさわってきたGalaxy Note8を簡単にインプレ。
こちらはモックアップですが、カラーバリエーションは「Midnight Black」と「Maple Gold」の2色。
Goldは実機も含め、実際には結構淡い金色です。光の当たり加減ではシルバーに見えなくもない、かなり金属感のある質感です。
※Webサイトに掲載されているGoldの色を想像しているとかなり違います。
筆者がメインで利用中のGalaxy S8と比較。
大きさはかなり違うほか、Galaxy Note8の「四角」が目立ちます。
実際に手に持って見ると角張って持ちづらいといったことはないのですが、幅以上に縦の長さがあるため片手で使うには一工夫必要です。
Galaxy Note8の一番の特徴である「Sペン」。
筆者もSペンを使った操作はGalaxy Note Edge以来、実に3年ぶりなので「懐かしい」とか「今まで通り」といった感覚はなく、改めて「ペン操作って新しい」と感じましたし、書き心地についても程よいペン先の摩擦のおかげで良好です。
Galaxy Noteの新型が欲しい!と待ち焦がれていた人はもちろん、大画面のスマホが欲しいと考えていた人にもオススメできる一台であることは間違いありません。
動作についてもGalaxy S8同様に軽快ですし、それ以上にメインメモリ(RAM)も増量されたことでより快適に利用できること間違いなし。
購入を検討中の人は、予約だけでもしておくのがオススメです。