NTTドコモの2017年夏モデル、AQUOS R SH-03Jの発売日が7月7日に決定しました。
AQUOS RはCPUにQualcomm Snapdragon 835、4GBのメインメモリ(RAM)を搭載するハイエンドモデル。
4月にSHARPが行った発表会で発表済みの機種であり、二年間のOSアップデートを約束しているなど、SHARP・AQUOSの意欲的なモデルとなっています。
詳しくは後述しますが、本体価格・実質負担が今夏のハイエンドモデルの中では安価に抑えられているため、少しでも安く、少しでも長く快適な一台を!と考えている人にはかなりオススメできる一台です。
いつも通り、以下に本体価格と月額料金をまとめましたので購入検討中の人の参考になれば、と。
本体価格
本体価格は89,424円。NTTドコモの2017年夏モデルでSnapdragon 835を搭載する機種としては一番安くなっています。
機種 | 購入方法 | 本体価格 | 月々サポート | 実質負担 | 予約ページ |
---|---|---|---|---|---|
AQUOS R SH-03J |
MNP | 89,424円 (3,726円/月) |
▲73,872円 (▲3,078円/月) |
15,552円 (648円/月) |
こちら |
新規契約 | ▲57,024円 (▲2,376円/月) |
32,400円 (1,350円/月) |
|||
機種変更 |
他社からののりかえ(MNP)における実質負担額はその他のハイエンド機種同様に15,552円。
注目したいのは「新規契約」「機種変更」の場合で、同等性能の他機種が4万~6万円に設定されている中、AQUOS Rは32,400円と安価に設定されているところ。
月額料金
続いて月額料金。
5月24日からスタートした「シンプルプラン」も含め、今回からは以下の4パターンで試算しています。
Case1) カケホーダイプラン + ウルトラデータLパック(20GB)
Case2) カケホーダイライトプラン + ウルトラデータLパック(20GB)
Case3) カケホーダイライトプラン + データSパック(2GB)
Case4) シンプルプラン + シェアオプション
1~3は1台持ちで、通話の頻度に応じて基本プランが違うだけ。
4のみ、シェアパック子回線で持った場合の最安プランで算出しています。
また、計算方法は
(月額利用料の合計)*1.08-月々サポート+本体代
となり、表中の金額は税抜・税込の混合です。実請求額とは課税のタイミング、ユニバーサルサービス料等で数円~数十円の差が出ますので、参考程度に留めておいて頂ければと。
他社からののりかえ(MNP)
まずは月々サポートの設定金額がかなり高額となっている他社からののりかえ(MNP)の場合。
Case1 | Case2 | Case3 | Case4 | |
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基本プラン | 2,700円 | 1,700円 | 980円 | |
ネット接続料 (spモード) |
300円 | |||
データ定額 | 6,000円 | 3,500円 | 500円 | |
月々サポート | ▲3,078円 | |||
本体代金 | 3,726円 | |||
合計金額 | 10,368円 | 9,288円 | 6,588円 | 3,726円 |
他社からののりかえ(MNP)で購入した場合の月額料金は、その他のハイエンド機種と同額です。
のりかえの場合はAQUOS Rがダントツにお得!ということはありませんので、他機種と比較してスペック・特徴で選んでいいでしょう。
新規契約・機種変更
続いて新規契約と機種変更。
Case1 | Case2 | Case3 | Case4 | |
---|---|---|---|---|
基本プラン | 2,700円 | 1,700円 | 980円 | |
ネット接続料 (spモード) |
300円 | |||
データ定額 | 6,000円 | 3,500円 | 500円 | |
月々サポート | ▲2,376円 | |||
本体代金 | 3,726円 | |||
合計金額 | 11,070円 | 9,990円 | 7,290円 | 3,726円 |
新規契約・機種変更での月額料金は、本体価格でも書いた通り実質負担額が他のハイエンド機種よりも安価に設定されているため、その分だけ安くなっています。
2017年夏モデルと同時に発表された「docomo with」のように永年の割引はないものの、スペック・OSアップデートのサポート期間(メーカーいわく発売から2年)を考えると、高性能な機種であればあるほど長く使って不満が出づらいのは確か。
そうした背景を加味すると、ハイエンドモデルながら実質負担が安く設定されているという点で、AQUOS Rはかなり「買い」な機種かもしれません。
シェアパック子回線でシンプルプランを選択した場合、最低維持費が月々サポートで相殺できるため、本体の分割代金しか発生しません。
「寝かし回線で購入して、メイン回線のSIMを入れて使う」なんて購入方法で考えている人もTwitter等を見ていると結構いるようなので、そういう人にも嬉しい価格設定ですね。
まとめ
というわけで、新生とも逆襲とも言えるAQUOSの最新ハイエンド・フラグシップモデルAQUOS Rの発売は7月7日予定。
機種変更価格がとにかくお買得!と言える機種なので、GalaxyでもXperiaでもない高性能モデルの選択肢として検討してみてはどうでしょうか。
オンラインショップは機種変更であれば事務手数料もなしとお買い得度が高めになっていますので、こちらも是非ご検討を。