たまには変換球に挑戦してみたくなりました。
今年2月からニチアサで20代後半~30代後半あたりのおおきなお友達が「ホ、ホアァァァァ!」と奇声をあげながら視聴していると噂される「魔法使いプリキュア」より、7月9日に発売になったばかりのバンダイ 魔法使いプリキュア フラワーエコーワンド DX の実機レビューをお送りいたします。
ちなみに製品名の「DX」の有無は付属する「リンクルストーン」の個数により違い、今回購入したのは3つ付属するDXとなります。作中では伝説のリンクルストーンとまで呼ばれるエメラルドですが、とりあえずバンダイに5,000円ほどお布施すれば誰でも手に入れて世界征服できるようです。
はー!はーちゃんだよぉー! CV 早見沙織
3人目の伝説の魔法使いとして21話から登場した「キュアフェリーチェ」の専用武器です。
夢見る少女たちの前で武器というのは物騒なので「魔法の杖」とかそういう呼び名をした方がいいのかもしれませんが、カテゴリ的には武器でしょう。
数話前までは
こんな幼女でしたが、21話に登場してからは
すっかり今をときめくティーンエイジャーって感じに成長しました。
頭に花冠がついているあたりが竹下通りにいそうな女子って感じで、幼稚園~小学生の女児に夢を与えるお姉さんプリキュアって感じがひしひしと伝わってきます。
んでもって、手に持ってるのがまさに今回紹介する「フラワーエコーワンド」ですね。刀剣の柄のように見えますが、別にここから光の刀身が出てきて振り回すとブォォォンとか効果音も鳴りませんし、警笛を鳴らしながら刀身が現れて真っ向唐竹割りを決めたりするわけではありませんので悪しからず。
ちなみに「はーちゃん」がある意味本名で「花海ことは」は23話でとってつけたように名乗り始めた名前です。
「はー!」って言うときは大体「\(^O^)/ はー!」って言うので、お父さんは毎回毎回「オワタ」にしか見えません。折角の日曜休日の朝から終わった気分になります。
フラワーエコーワンドの本体をチェック
色々説明するのも面倒になってきたので、とっとと本体を写真で確認していきましょう。
花冠がついたり、とにかく花!花!花!!というくらいに花の暴力溢れる感じのキュアフェリーチェさんだけあって、専用の武装魔法の杖も花要素満載です。
絵の部分にも花や弦のレリーフが刻まれていたり、先端部分も花のつぼみのデザインになっていたりと結構凝ったデザインに力の入り具合を感じます。
もちろん、花なのでつぼみは開きます。
花の根元の部分を捻ると開きます。
360度回転はできず、だいたい90度の左右回転で開閉を行うためちびっこが「真逆に無理矢理ひねったり」「捻りすぎていきすぎてしまう」ようなトラブルに遭うともれなく花弁がぶっ飛んでいきそうな作りになっていますので、できるだけ初回使用時は「緑色のところにだけ触れて、そっと右にまわすと、左にまわすと…」と教え、何回か開閉するのを見守ってあげた方が「壊れずに長く使ってもらえる」でしょう。
もちろん、作中同様花の中は装着しているリンクルストーンや遊びのモードに応じて点灯・点滅する仕組みになっています。
乳白色のスモーク素材になっていることで光は柔らかく点灯し、カラー自体もLEDの組合せで7色~くらいは光るようです。
自分で光る色や光り方を設定できれば”現場”で活躍できそうですが、そうしたモードは存在せず、また明るさも十分ではないため素直にキンブレでも買って振り回すことをオススメします。
もちろん他のリンクルストーンも装着可能
試しに「リンクルステッキDX」に付属していたダイヤを取り付けてみました。
当たり前ですが取り付け可能です。
既に発売済のリンクルステッキ、おしゃべりモフルン、リンクルスマホンに対応した各種リンクスストーンを装着する事が可能です。もちろん、取り付けたリンクルストーンに応じ必殺技名やキュアフェリーチェとお話が楽しめるようになっているのもその他の商品同様。
作中で他のリンクルストーンを取り付ける回はまだ訪れていないため、取り付け時の台詞については割愛。
ピンクの枠が伝説のリンクルストーンの証
娘がリンクルストーンの縁の色について今まで散々色々言ってきましたが、全く理解できませんでしたが、最近になってやっと理解しました。
伝説のリンクルストーンとして全てのリンクルストーンの中心に位置する「エメラルド」のみがピンク色の縁になっています。
主人公コンビの「キュアミラクル」「キュアマジカル」が普段使っている「ダイヤ」「ルビー」「トパーズ」「サファイヤ」は金色の縁、これはエメラルドを守護するリンクルストーンで、それ以外のリンクルストーンは銀色の縁と、リンクルストーンの中にも厳しい上下関係が存在するようです。
リンクルステッキと比べてみた
フラワーエコーワンドですが、リンクルステッキと比較すると「短く」「太く」なっています。
このあたりは好みが分かれそうなところですが、大人の手で握った際のフィット感はフラワーエコーワンドの方が上です。
意匠としてリンクルステッキは天使の翼のようなモチーフが随所に施されているのと比較すると、フラワーエコーワンドの「花っぽさ」がよりわかるんじゃないかなーと。
なお、筆者(パパ)は中の人的には「ホ、ホアァァァァ」の世代なのでリンクルステッキの先端も「☆」のキュアマジカル仕様にしたいところですが、残念ながらキュアマジカル(十六夜リコちゃん)は筆者があまり好きではない前髪が「オン眉」になっているため、今回はキュアミラクル(朝比奈みらいちゃん)仕様とさせて頂きました。
まとめ
発売したてのバンダイ フラワーエコーワンドDXの超ざっくりレビューでした。
魔法使いプリキュアも気付けば23話まで終わり、もう物語も折り返し地点。多分この後、プリキュアがもう一回くらいスゴイチカラでパワーアップして武器魔法の杖がワタシノカンガエタサイキョウノリンクルステッキに変貌して、敵以上にパパの懐に大ダメージを与えていくんだろうと思うと今から変な汗が止まりません。
肝心の本編ですが、今までのプリキュアと比較するとイマイチ「敵を倒す目的」が薄い気がして、どこかでストーリーがだれてしまわないかと今から心配していますが、後期EDが「前田山健一」作曲の「打てる曲」になったことで、どこでイエッタイガーするか、ジャージャーするかを考えるだけでも楽しめる仕様になっているため、大人のそんな心配も忘れて楽しくみることができる、大変優秀な作品になっていますので、このまま親子で年明けまで楽しんで視聴できればいいな、と思っています。
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