NTTドコモ夏モデルスマートフォンの中で、エントリー~ミドルスペックの富士通製スマートフォン「arrows SV F-03H」が本日発売です。
ハイスペック・品切れ続出で話題になったGalaxy S7 edgeや毎シーズンの定番フラグシップモデルであるXperiaの最新モデルXperia X Performanceなどの影に隠れてしまってはいますが、機種変更でも実質価格は2万円とお手頃な価格に設定されつつも、防水やワンセグ、おさいふケータイなどの基本的な機能はしっかり押さえ、人気の5インチ液晶搭載とお手頃感溢れるarrows SVの気になる本体代金、月額料金をまとめてみました。
arrows SV F-03のスペック(抜粋)は以下の通り
arrows SV F-03Hのスペック | |
---|---|
OS | Android 6.0 Marshmallow |
CPU | Qualcomm Snapdragon 410 1.2GHz クアッドコア |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
画面サイズ | 5.0インチ |
画面解像度 | HD (720×1280px) |
メインカメラ/フロントカメラ | 約1,310万画素/約500万画素 |
バッテリー容量 | 2,580mAh |
TV機能 | ワンセグ対応 |
おさいふケータイ・NFC | 対応 |
防水・防塵 | 対応 |
本体価格
既に発売済のハイエンドモデルが9万円台、中にはほぼ10万円という機種もある中、arrows SVの価格は総額で62,856円に設定されており、2016年夏モデルの中では比較的を出しやすい価格になっています。
また、他社からののりかえ(MNP)、新規契約、機種変更、契約変更(FOMA→Xi)とどの購入方法でも価格が変わらないのが本機の価格設定の特徴です。
一括 | 分割(24回) | |
---|---|---|
本体価格 | 62,856円 | 2,619円 |
月々サポート | 42,120円 | 1,755円 |
実質負担額 | 20,736円 | 864円 |
二年間使い続けた場合の実質負担は20,736円。月々の実質負担は864円とかなり安価に設定されています。
月額料金に上乗せしても微々たる金額になっているため、スマートフォンの性能を重視するより毎月の料金を重視する方にはうってつけです。
なお、一括払いであっても月々サポートは24回に分けて毎月の料金に適用されるため、上表の20,736円の実質負担額にするには機種変更をした月を含む25ヶ月間、本機の利用をしなければならないのでご注意を。
※最初から2万円で購入できる!というわけではありません。
また、データパックが「データSパック(毎月2GB)」または「シェアパック5(毎月5GB)」に加入中のシェアグループ回線は上記月々サポート額から二年間の総額で10,368円、月々432円が減額となってしまうので要注意。
毎月の料金
上記本体代金を踏まえた上で、複数パターンでarrows SV購入時の月額料金をまとめました。
各プランの月額料金はすべて税込です。
(各種プラン利用量の合計)-月々サポート-本体分割代金=月額料金 の計算方法で算出しているため、実際の請求額とは消費税の課税計算方法により、数円~数十円の差が出る可能性があるため予めご了承ください。
単体回線
家族でデータ容量を「分け合わない」契約の場合の毎月の料金は以下の通り
カケホーダイ + データsパック |
カケホーダイ + データMパック |
カケホーダイライト + データMパック |
||
---|---|---|---|---|
基本料金 | 2,916円 | 1,836円 | ||
ネット接続料 (spモード) |
324円 | |||
データ定額料 (シェアオプション) |
3,780円 | 5,400円 | ||
月々サポート | ▲1,323円 | ▲1,755円 | ||
本体代金(24回払) | 2,619円 | |||
合計金額 | 8,316円 | 9,504円 | 8,424円 |
これは他の機種を購入する場合でも同じですが、注目すべきは
カケホーダイ+データSパック
カケホーダイライト+データMパック
の合計料金。
カケホーダイライトでは一番容量の少ないデータSパックと組み合わせることが不可能なため、組合せとしては表の通り、データMパックと組合せる必要があります。
あまり通話をしないのでカケホーダイライトに…と基本料金を抑えた場合、パケット代分が高くついてしまうため、カケホーダイ+データSパックを組み合わせた場合と月額料金が約100円程度しか差が出ません。
通話の頻度が多ければ前者、データ通信の方が多いならば後者のプランを選んだ方がそれぞれお買得に持つ事が可能です。
シェア子回線
家族でデータ容量を「分け合う」契約の、子回線の場合の毎月の料金は以下の通り
シェアパック10以上の子回線 | シェアパック5の子回線 | |||
---|---|---|---|---|
基本料金 カケホーダイライト |
基本料金 カケホーダイ |
基本料金 カケホーダイライト |
基本料金 カケホーダイ |
|
基本料金 | 1,836円 | 2,916円 | 1,836円 | 2,916円 |
ネット接続料 (spモード) |
324円 | |||
データ定額料 (シェアオプション) |
540円 | |||
月々サポート | ▲1,755円 | ▲1,323円 | ||
本体代金(24回払) | 2,619円 | |||
合計金額 | 3,564円 | 4,644円 | 3,996円 | 5,076円 |
先程の単体回線とは違い、子回線となると「基本料金」と「月々サポート」の月額の差がそのまま合計料金の差になります。
主回線が加入しているパケットパックに子回線側は月々サポートが左右されるため、あとは各々が「通話をどれくらい使うか」でプランを選んで頂くのがベストでしょう。
まとめ
スペック、価格、ともに「スタンダード」な設定になっているarrows SV。
月額料金もそこまで高くなく、これからスマホにしたい、今使っているスマホに不満はないけど新しいモノに変えたい、なんてユーザーには最適な一台です。
先代であるarrows FIT F-01Hでは好みが分かれる、むしろターゲット層からは厳しい評価が下されていた有機ELディスプレイも今回は液晶ディスプレイに変更されるなど、堅実にスタンダードモデルとはこうだ!と言わんばかりの進化を遂げているのも高評価です。
なお、ここまでに紹介した本体代金はドコモオンラインショップの場合。
ドコモショップや家電量販店では事務手数料2,160円が発生するなど自己負担額が大きくなりがちです。
機種変更での購入を検討中であれば手数料の発生しないオンラインショップがオススメ。
今なら「買って当てろ!最大5万ポイント」といった独自キャンペーンも実施中でお買得度高めです。