Googleは11月21日(米国現地時間11月20日)に、Andoridスマートフォンの「Quick Share」の機能拡張を発表しました。
今回の機能拡張は「AppleのAirDropとの連携強化」で、AndroidのQuick Shareで、AirDropに対応したiPhoneなどAppleデバイスに写真などを送信できるようになります。
本機能拡張はGoogleのスマートフォン「Google Pixel 10ファミリー」から順次アップデートにて提供。
Google Pixel 10シリーズは最短で本日からアップデートで提供され、今後ほかのGoogle Pixelシリーズにも展開されていく他、Androidを採用する他社スマートフォンにおいても、各メーカー判断で将来的なバージョンアップ時に利用できるようになるはずです。
なお、Google側の発表は「AndroidのQuick Shareで、AirDropに対応したiPhoneへのファイル転送」について書かれているだけで、その逆となる「AirDropに対応したiPhoneなどAppleのデバイスから、Quick Shareに対応したAndroidへのファイル転送」については触れられていませんが、X(旧Twitter)などSNSでは「iPhoneからAndroidに、AirDropで写真送信できた」といった投稿もあり、双方向でデータのやりとりができる模様。
またAppleと協力しての機能拡張とも書かれていないため、Apple側がAirDropの仕様変更を行った場合、この機能が使えなくなる可能性もゼロではないため、まだ手放しでは喜べないかな……?とも思った次第です。
▼ 情報ソース

Android and iPhone users can now share files, starting with the Pixel 10 family.
Today, we’re introducing a way for Quick Share to work with AirDrop.
