ロジクール、人気のトラックボールに「MX ERGO」の7年ぶりのアップデートモデルを発表、USB-Cと静音スイッチ採用に

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ロジクールは人気トラックボール「MX ERGO」に7年ぶりとなるアップデートモデル「MX ERGO S(型番:MXTB2d)」を発表しました。発売は9月末頃を予定しています。

アップデート内容は大きく分けると3点。充電端子がmicroUSBからUSB Type-Cに更新され、クリックボタンのスイッチも静音タイプに。またPCとの接続も更新され専用レシーバーを用いた「Unifying」から「Logibolt」に変更されています。

MX ERGOが登場した当時はUSB Type-Cも登場して間もない頃でまだまだ多くの機器がmicroUSBを充電端子に採用していましたが、現在はmicroUSBは少数派。ほとんどの機器がUSB Type-Cでの充電・接続に対応するようになった中で、MX ERGOのために仕方がなくmicroUSBケーブルを残しているといった話は割とよく耳にする話です。
同社のフラグシップマウス「MX Master」を始め各社からUSB Type-Cに対応するポインティングデバイスが続々と登場する中、MX ERGOのアップデートを心待ちにしていた人は多いでしょう。筆者もその一人です。

またロジクール製のマウスやキーボードは「1つのUSBレシーバーで複数台の同時接続」が強みなのですが、旧規格となるUnifyingから新規格のLogiboltに移行が進む中で「MX ERGOのためにUnifyingのレシーバーも使わないといけない」という不満も。これも今回のアップデートでLogiboltにアップデートされるので解消されます。

要するに今回のアップデートでは「MX ERGOのために残していたケーブル、USBレシーバーが不要になる」わけです。デスクの上やPCのUSB端子をスッキリさせたい人には朗報といえるでしょう。

さらにクリックボタンも静音スイッチとなり、同社いわく「従来モデルよりも80%の静音化」とのこと。クリックボタンの高音の「カチッ」という音は耳障りに感じる人も多いため、オフィスはもちろんテレワークの在宅環境で家族からの苦情に悩まされている人にも朗報です。

なお、普及価格帯のトラックボール「M575」も静音スイッチの採用と全モデルでUnifyingからLogiboltへのアップデートが行われたモデルが同時に発表されています。(こちらは2020年発売なので4年ぶりのアップデートです。)

トラックボール派にとっては新型iPhoneと同じくらい嬉しいビッグニュース。すでにAmazon.co.jpなどECサイトでの予約注文も始まっています。

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