新しいスマートフォンを買った後に悩むものといえばケース。
メーカー純正ケースの一体感も捨てがたいし、好きなメーカーやブランド、キャラクターなどを推したケースで自分色に染めてもいいし、買ったスマートフォンの本体カラーや質感を魅せられるケースを選びたい気持ちもあったり、とにかくケース選びはスマートフォン本体を選ぶのと同じくらい悩む人は多いでしょう。
実は筆者も少し前まではどれにしようかすごく悩むタイプだったのですが、先日こんな記事をあげている通り、これから買うスマートフォンに対応したケースがCASEFINITEから発売予定があれば迷わずにそれを選ぶくらいにはハマっています。
そんな愛が伝わったのかはわかりませんが、今回はCASEFINITE様よりiPhone 15 Pro用の「THE FROST AIR ULTRA」をご提供頂きましたのでご紹介。
CASEFINITE「THE FROST AIR ULTRA」ってこんなケース
CASEFINITEのケースといえば一番知られているのが「THE FROST AIR」です。
以前の記事で筆者のデバイスに取り付けていたのもTHE FROST AIRで、とにかく薄く軽く、スマートフォンやタブレットのデザインや形状を損なわず、それでいてしっかりと本体を保護できるのが強みのケースです。
ケースの薄さは約0.8mm、重さも10g以下と軽量なので「ケースをつけていないかのよう」に感じるくらいです。
その薄いTHE FROST AIRに対し「THE FROST AIR ULTRA」は薄さと強さの両立が売りのケース。
薄さは1.5倍の約1.2mm、それでも重量は約21gと軽いため、スマートフォンのデザインも楽しみながらもより強固に保護もしたいというニーズに応えています。
またTHE FROST AIR ULTRAは「MagSafe」に対応したモデルも用意されているので、ケースを付けた後でもMagSafeアクセサリを利用することもできます。
THE FROST AIRも薄いんですが装着後はMagSafeアクセサリは取り付けできないため、どんどん魅力的なアクセサリの増えてきたMagSafeを活用できるのもTHE FROST AIR ULTRAの強みでしょう。
届いて嬉しい、しっかりとしたパッケージにも注目
では早速、THE FROST AIR ULTRAをご紹介……の前に、CASEFINITEこだわりのパッケージにも注目です。
スマートフォンのケースって、透明のブリスターパッケージに封入されているモノが大半ですよね。
なんならAmazonなどで購入するとビニール袋にそのまま入っているようなものも少なくなく、数百円のケースならまだしも数千円するケースを買ったにも関わらず購入や開封のワクワクとしてはガッカリします。
が、CASEFINITEのスマートフォンケースは立派な化粧箱に入って届きます。ちょっと大仰じゃないかと思うかもしれませんが、気に入ったり破損などなければ次にスマートフォンを買い替えるまでの長い期間を共に過ごすケースとの出会いとしては、パッケージって重要だと思うんです。
続いてパッケージの中身。THE FROST AIR ULTRA本体以外はブランドのメッセージカードと取扱説明書が封入されています。
スマートフォンのケースは「買ったら即取り付ける」ので説明書などは全く読まないというか、読まないでも被せるだけなので説明書なんて……となるところ、やはり立派な化粧箱に入って届くとこれらにも目を通してしまいます。
その上で是非ともちゃんと読んでほしいのがTHE FROST AIR ULTRAの取り付け・取り外し手順です。
スマートフォン本体にジャストフィットするのがCASEFINITEのケースの強みですが、その分取り付けや取り外しにコツがいります。
無理矢理に取り付けや取り外しを行おうとすると力のかかった部分が白くなったり、最悪の場合は割れてしまいますので、同封されている取り付け・取り外し手順をしっかりチェックしておきましょう。
iPhone 15 ProにフィットするTHE FROST AIR ULTRA
概要、パッケージ……ときたら、やっとTHE FROST AIR ULTRA本体のチェックです。
THE FROST AIR ULTRAも「THE FROST AIR」らしい透け感が美しいですね。
また写真でも伝わるであろうマットな質感ですが、これはTHE FROST AIR ULTRAならでは。
THE FROST AIR ULTRAは素材にポリカーボネートを採用しているため何もしなければツヤのある仕上げになるはずですが、THE FROST AIR ファミリーらしく手触りのいいマットな質感とするため特殊なコーティングが施されています。
THE FROST AIRもマット加工が「サラッとしている」とすると、THE FROST AIR ULTRAは「しっとりしている」と表現すると、その質感の違いはイメージしやすいはずです。
続いてケースの内側からもチェック。
ディスプレイ周りなどエッジ部分でTHE FROST AIR ULTRAの薄さが伝わると思います。薄いといっても心許ない薄さではなく、しっかりと保護が期待できるだけの厚みがあります。
THE FROST AIRは「ぺらっとした」薄さですが、THE FROST AIR ULTRAはポリカーボネートとして可能な限り薄くした感じですね。
MagSafe用の金属プレートはケースの内側に取り付けられています。
ここも指先で触れるとわずかに一段凹んだ場所に金属プレートが取り付けられているため、iPhone本体と当たって擦れてしまう心配はなさそうです。
続いてTHE FROST AIR ULTRAをiPhone 15 Proに装着した状態。iPhone 15 Proの本体カラーはブルーチタニウムです。
今回、THE FROST AIR ULTRAのカラーバリエーションである「スモークブラック」と「アイスホワイト」の両方をご提供頂きましたので、それぞれ装着してみました。
THE FROST AIRと比べると厚みがありますが、THE FROST AIR ULTRAでも装着時の透け感は健在です。
マット加工のおかげなんかはわかりませんが、ケースをつけていない状態よりも本体カラーの「青」がハッキリと確認できます。
iPhone 15 Pro・Pro Maxのカラーバリエーションは黒系・白系の2系統にハッキリ分かれているため、ブルーチタニウム・ブラックチタニウムであればスモークブラックを、ナチュラルチタニウム・ホワイトチタニウムはアイスホワイトを選ぶと本体カラーとTHE FROST AIR ULTRAの透け感をいい感じに堪能できるはず。
またiPhone11以降、良くも悪くも「iPhoneらしい」と言われる大きく出っ張ったカメラ。
ここもカメラ周囲を囲うように一段高くTHE FROST AIR ULTRAが出っ張るため、テーブルの上に置いた際にレンズが直接当たってしまうことを防いでくれます。ちゃんと「保護ケース」として機能してくれるわけです。
続いてケース装着時に操作性を左右するボタンやUSB Type-Cポートなどの開口部をチェックしていきます。
ボタンはケース素材で覆わず開口されていて、THE FROST AIR ULTRA自体も薄いので装着後に押しづらいということもありません。
USB Type-Cポートの開口部もポート周囲にある程度余裕を持たせた作りになっているので、コネクタ部分が太いUSB Type-Cケーブルであっても無理なく差しこむことができます。
もちろん工作精度も高いためスピーカー・マイクの開口部もズレなくピッタリです。
またTHE FROST AIR ULTRAで特に優秀だと感じたのがディスプレイ側のケースのエッジ。
ボタン部分はケースのエッジ部分を僅かに薄くすることで着脱しやすいよう丁寧な加工が施されています。
THE FROST AIRの着脱の際、ボタン部分が引っかかってしまい結構難儀した経験があるのでこの加工はすごく嬉しいですね。
保護のために肉厚になっただけでなく、その分ユーザビリティも向上しているってスゴくないですか？
フィット感よし、手触りよし、iPhone 15 Proのベストパートナー
THE FROST AIR ULTRA、めちゃめちゃ良いケースです。
正直実際に使ってみるまでは「THE FROST AIRの分厚いヤツ」だと思っていましたがコレは全くの別物です。
手触りを除き、THE FROST AIRは「スマートフォンそのまま」に近いんですが、THE FROST AIR ULTRAはケースの厚みや高級感のあるマットコーティングも相まって手に持ったときの安心感、フィット感がスゴく良い。
フィット感は手に対してだけなくiPhoneに対してもです。
ちょっとやそっとじゃ外れないくらいしっかりケースがハマり、ボタンやUSB Type-Cポートの開口部分も十分かつ位置が完璧なのも一体感があり非常に使い心地が良いですね。
ケースデザインもシンプルなので飽きも来ないでしょうし、ケースの透け感のおかげでiPhoneの色・デザインを楽しむこともできます。
THE FROST AIR ULTRAはまさにiPhone 15 Proのベストパートナーと呼べるケースです。
もちろん今後他にも「いいぞ」と思えるケースも出てくると思いますが、どちらが良いではなく「持っておきたいケースの1つ」と断言できます。
iPhone 15シリーズを購入済みの人も、これから購入する人も、1つ買って使ってみてはどうでしょうか。